2008年05月28日

キリンカップ2008 日本 vs パラグアイ

2008 5/27 埼玉スタジアム2002


難しい試合をしてくれるものだ

何を狙ったのか

テストに付き合わされる観客は酷だ



『意図が読めないT』

今日のメンバーだと、こうなる危険性は十分あるだろうと。ただ、一度やってみないと分からないということでトライしました。
           (パラグアイ戦後岡田監督会見スポナビ抜粋)


※補足......こうなる危険性
中盤でしつこくパスで組み立てて、前がフリーランをする事によってスペースを空けて縦パスを入りやすくしたり、パス&ランを繰り返す事によってPA付近までボール運ぶ。良い面もあるけど、パス回しにだけに囚われて肝心のフィニッシュは疎か......リスキーな分、中盤のパス回しでボールを取られると一気に失点になる。
運動量が落ちて集中力が欠如するとパス回しの精度も落ちる。そして中盤が支配できないと、短慮に直線的な攻撃や個人技に突っ走る。そしてリズムを失う......運動量を終盤まで維持するのが難しい。


まず何より、あからさまにテストや試しをお金や時間を費やして見せられる私達の存在は最初から無視されている。だから監督自ら会見で『テスト』なんて言葉が飛び出す......代表の試合でテストをするならば金を取るな!
もしプロフェッショナルの集団だと自負するならば、公式戦は戦いの場だ。心で思っていてもテストなんて口が裂けても監督自らが言わないで欲しい。テストならば練習試合でもしててくれ!

こうなる危険性が分かっていたならば、十分に対策を取れたはず。


ま、まさか、対策を練る為にやってみたなんて事は無いと思いたい


『意図が読めないU』

より混迷させているのは、コートジボワール戦と全くの別物のチームになった事。

俊輔とそれに呼応する構成(遠藤・憲剛・鈴木)ならば、これが出来る事は岡ちゃんも分かっていたはず。ならばコートジボワール戦でそれに近いものが全く出なかった方が問題

逆に、パラグアイ戦のコレが意図とは違って、コートジボワール戦の方が意に沿うモノだったのかもしれません。だとしたら御しきれない武器ほど危険なものは無い十分にこうなることを想定して対策を練っていたにも係わらず、想像を超える(岡ちゃんからみれば)暴走に、手も足も出なかったとも言えるかもしれません

岡ちゃんは何をしたいんだろうか?

どこかで折衷案を探っているように思えるけど、コートジボワール戦の岡田仕様とパラグアイ戦のオシム仕様は、全くの水と油に思える。



『水と油』

岡田仕様・・・・・・水

・ゾーンで守る事によって自分の守備範囲や行動範囲が限定
・リスクを極端に減らす為に行動が制限
・選手間の距離が広いために、ヘルプは望めない。個人で打破
・ゲーム展開が硬直すると自分ではどうすることも出来ない


オシム仕様・・・・・・油

・守備はマンマーク。個人の責任が重い
・行動や行動範囲は制限されないが、意思疎通が全て
・選手間の距離は極端。意思疎通が出来ていないとリスキー
・一度火がつくと良くも悪くも大炎上(大量失点もあれば大逆転も)


必ずしもオシムも万能ではないし全てにおいてパーフェクトではない



もともとの発想の出発点が違う事からしても水と油

どうやったら点を取られないかを出発点にしている岡ちゃん
※その例に挙げられるのがフランスW杯

どうやったら点を取れるかを出発点にしているオシム


この二つに中間があるのか?



『妥協点』

どこかで妥協・対策を計った意味では、山瀬がキーポイントだったのか知れません。ただ前半5分 PA付近でダイレクトで繋がって山瀬がボールをミートできずに外したのが全てな気がします。

タラレバですが、あそこで決まっていれば上手く転がったかもしれません。ただそれほどまでにリスキーなことは散々分かっていたはず。

オシム時代にもこの1トップの形を試したけど、上手くフィットせずに最終的に2トップにした経緯があります。このデータが全く省みられずに、ココに来てテストという形で二度も三度も見せられるのはキツイ

後半も松井を山瀬の位置に置いたりと......ズレている

山瀬も扱い所の難しい選手......トップの後ろでセカンドトップのような形が上手い選手ではあるけど、周りに流されて肝心な時に前線に居ない......かといってサイドや後方では能力が半減......前線で待ち受けるようなFW寄りのプレーより、後方からスピードに乗って突っ込むプレーが得意なMFタイプだけど、繋ぎとしては......

いっその事、山瀬のチームを作ってみれば? 岡ちゃん

中途半端に合わせようとした所で土台無理な気がします。


『怖さ』

えらく新聞は俊輔を大絶賛して持ち上げているけど、その反面一人に頼る事の怖さを全く分かっていないし、また同じ事を繰り返している。

俊輔一人でここまでガラッと変わったと言う事は、ガラッと変わるほど下地が薄い・土台が無いに等しいと言う事。

そして海外組みと国内組みと分けて考えたがる風潮

どうしても海外組みにステータスを持たせたいマスコミ

せっかくオシムが作り上げてきた等しく見る目を尽く潰したいようです


マスコミにとってはサッカーが強かろうが弱かろうが関係ない

金が入って視聴率が取れて、分かり易いスターが必要なのでしょう

それに乗っかている解説者もどうかと思う


俊輔にしてもそうだけど、松井や遠藤など主力もベテランの域。

彼らが加地のように代表引退したらどうするんだろう?

それを払拭させるほどの土台があるとは思えません。

その意味での怖さを岡ちゃん並びに、協会幹部の皆さんは分かっていない気がします。もちろんマスコミは論外(苦笑)


何だか代表もJリーグも閉塞感に包まれている......



日本:Formation


            巻(12)
   
    遠藤(7)    山瀬(8)    俊輔(10)

         鈴木(13) 憲剛(14)

    長友(27)           阿部(6)
         闘莉王(4) 寺田(2)

            
            楢崎(18)

【得点】
ナシ

【交代】
後半00分 遠藤 ⇒ 松井(9)
後半18分  巻 ⇒ 高原(19)
後半18分 鈴木 ⇒ 長谷部(17)
後半24分 阿部 ⇒ 駒野(3)
後半32分 山瀬 ⇒ 大久保(16)
後半40分 憲剛 ⇒ 今野(5)

【警告】
大久保、松井

※( )内は背番号

強制的に長友は使われていた感じがする。

素直に大久保を最初から使っていれば良いと思うのは私だけ?

阿部の使われ方が報われていない......ただの使い捨てにしか思えない
よっぽどオシムに近い選手を潰したいとしか思えない(泣)


寺田の起用はちょっと意外。ただ謎なのはオシムが召集しなかった事が不思議。

高原に関してはパフォーマンスが上がるのを辛抱強く待つしかない。ただ代表に呼ぶ事が彼のためになるかは疑問。



パラグアイ:Formation

            ボハド(11)
 エスティガリビア(17)        マルティネス(18)

            ブリテス(6)
        アキノ(8)     E・ゴンサレス(16)

 ヌニェス(14)               カニサ(4)
        ベニテス(3)   ベロン(2)

            ゴメス(1)

【得点】
ナシ

【交代】
後半21分 ボハド ⇒ ロペス(7)
後半34分 E・ゴンサレス ⇒ V・カセレス(15)
後半35分 ブリテス ⇒ L・カセレス(10)
後半35分 マルティネス ⇒ エスコバル(9)
後半37分 ヌニェス ⇒ バルブエナ(5)
後半43分 アキノ ⇒ アギラル(19)

【警告】
ブリテス、エスティガリビア

※( )内は背番号

かなり実のある相手だった

前線からのしつこいプレスと、引くときはキッチリ守る等々中東の戦い方に似ている所は助かった。

前半25分過ぎ辺りから、日本に対応して長所を消しまくっていた。

ブラジル&アルゼンチンなどテクニックが比較にならない相手としのぎを削っている国だし......日本程度のテクニックならば脅威では無いのかもしれない


スポナビ 宇都宮徹壱さんのコラムに涙
奇しくも日本代表の現状の全てを物語っています。
ファンとサポーターと協会の思惑の違いがスタンドにくっきり
私も夢(日本代表の日本化)破れても、縋り付いているだけなのかもしれない......あの時の選択が全ての間違いだと非を認めることは協会にはないでしょう。その空気読めないっぷり(あえて金づるのスポンサーのために空気読んでないのかも)も、誰の目にも明らか。このまま静かにマイナースポーツの路線を踏んでいくのかな?
10年20年経って......あの時のサッカーは面白かったなんて、昔話をする日が来るのかもしれません(涙)
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2008年05月25日

キリンカップ2008 日本 vs コートジボワール

2008 5/24 豊田スタジアム




こ、これがオレ流サッカーだったのか!



な、なんて、何て凄いんだ・・・・・・岡ちゃん最高!



これが世界を驚愕させるサッカーなのか!






と、冗談はさて置き

コートジボワールに勝ちました。

面白かったですか? スッキリしました?

残念ながら私にはナニがオレ流やらサッパリ(苦笑)


えらく古臭い?クラッシクなサッカーを見せられて、これが世界をどう驚かせるのかサッパリ・・・・・・所詮素人には理解できないのでしょうか?


『SBに固執する必要があるのか?』

特に今日の試合を観て疑問に思うのは、何のパワーポイントにもならないのにSBを置く必要性があるのか?

長友をえらく岡ちゃんは褒めていましたが、確かに時々見せるフィジカルの強さなど目を引く所もあったけど、攻撃において左サイドを駆け上がってサイドを抉った場面は数えるほど......守備においても最低限の事しか出来ていません。逆サイドの駒野の出来が酷かった分かなり大甘な評価だと思います。

※初代表という事情や諸々の事を評価したい気もしますが(苦笑)

この両SBの位置に攻撃に何の付加価値も付けられず、守備において寧ろマイナス要因しか付け加えられない物を置くならば、闘莉王を置いた方がよっぽどマシな動きが出来るんじゃないかと考えてしまいます(笑)

攻撃の足しにならないならば、守備の不安を消す為にCB系の選手を4人並べたほうがよっぽどマシ

特に駒野のフィジカルのぶつかりを怖がる有様や、不用意なパスミスなどSBを置く事に懐疑的になります。後半は確実にコートジボワールに狙い撃ちにあって散々な出来でした。ウィークポイントをさらけ出して何の意味があるのやら......タラレバですけどドログバが居たら確実にココを基点にされるのではないでしょうか?

世界を驚かせる前に、世界に驚く結果になるのでは?



『学習能力の無いペース配分』

前半序盤に飛ばしまくって何とか綺麗に先制点は手に入れたものの、前半終盤からガクッと運動量が減りズルズル......結局終わってみれば、後半丸ごと運動量は回復する間もなく見せ場も無くズルズル......

オシムと決別したからなのかどうか分かりませんが、散々ペース配分の学習をしたはずなのに、あっさり忘れる鳥並みの記憶力には......

相手は中一日でやっている事をお忘れなく

そんなにガチガチ走ってたかな?

そんなに攻撃してた?と言うのが正直な印象

雨だから体力が奪われたのか?

それともコートジボワールの運動量が異常なのかな?



『フィニッシュのアイデアの欠如』

数少ない貴重な攻めの時間

ダイレクトのパスワークで相手のPA内に進入したのは、記憶や印象に残っているだけで3回ほど、その内一回で得点を決めているから確率的には素晴らしいけど......相変わらずフィニッシュ&シュートの意識の欠如はどうしようもありません。

ゴールが見えてもドフリーでパスを出すのは日本のお家芸

Jが始まって以来、シュート意識はアマチュアや社会人レベルとは比べ物にもならない程上がったかもしれません。でもそれを押し上げているのはカズやゴンなど、ほんの一握りの選手だけで、W杯出場以降で代表歴のあるメンバーで名前が挙げられるのは高原ぐらい(大黒もかな)

フィニッシュそのものが頼りない状況を加味してか、確実に狙いたいという心理がフィニッシュそのものの数を下げているのかもしれません。


でもサッカーに確実なんて事が一つでも在った例があるでしょうか?


シュート数も問題だけど、そこに至るフィニッシュへの道筋へのアイデアの欠如は一向に解決される兆しは見えません。人そのものの影響を受けやすい事柄ですが、それだけの事で済まされる物ではありません。PA内に進入するコンビネーションや、サイドを深く抉るコンビネーションがどれだけあったか?
安易なアーリーに頼って跳ね返される場面の多い事......手詰りで仕方なく......つまり数的有利状態を全く作れなかったと言って良いでしょう。

逆にコートジボワールには後半、ピッチを広く使われ、左右に振られて日本がやりたい事をそのままやられていました。アップアップの状態で走っているのにその上走らされてミジメ......


『交代の意味があったのか?』

松井を下げてまで香川を使う意味が、代表デビューの客寄せ以外に試合に何の意味があったのか?

ボロボロの中底を助かる為にタフな選手を入れるか、ウィークのSBに助け舟を出して、全体を押し上げる事の方が大事だったのではないでしょうか?

結局コートジボワールの猛攻にアップアップで何の策も無いまま、されるがままで終了の笛を待つだけ



『言い訳』

テスト、テスト、まだオレ流は始まったばかり、急な監督交代で間もない......一体何時になったら正当な評価を下す試合を向かえることが出来るのでしょうか?

どこまで待てば良いのか?

少し甘やかしすぎじゃない?


これが日本のサッカーなのかな......5年10年経った時に、これが実になるのか甚だ疑問


日本:Formation

       玉田(11)   大久保(16)
  
   遠藤(7)              松井(9)

        今野(5)  長谷部(17)

   長友(27)              駒野(3)
        闘莉王(4) 中澤(22)
 
           
           楢崎(18)

【得点】
前半21分 

【交代】
後半30分 松井 ⇒ 香川(26)
後半30分 玉田 ⇒ 矢野(20)

【警告】
ナシ

※( )内は背番号

ど〜も中盤が軽く思えて仕方が無い。

俊輔が居ないならば、憲剛を使わないとダイナミックな攻撃は無理っぽいな......それにしてもココに俊輔を入れるとして外れるのは遠藤?

今、FWで軽量級の選手に求められるのは、テベスのような献身的な守備力と豊富な運動量。重量級でなくてもやれると言う事をマンUが示したのが大きいかもしれません。

何気に加地が代表引退を表明したのはショックでした。怪我もあるけどある意味岡田監督への起用とか諸々の批判の表明と言っても良いかもしれませんね。まぁあんな使われ方じゃ代表に残る意味も無いか


コートジボワール:Formation

          
            サノゴ(20)
    アカレ(2)            エブエ(21)
          
       ティエヌ(17)   ファエ(7)

            ゾコラ(5)

    ボカ(3)             ドメル(8)
      アブドゥラエ(12)  ゾロ(22)


            ゾグボ(16)


【得点】
ナシ

【交代】
後半22分 ドメル ⇒ ロロ(6)
後半30分 アカレ ⇒ K・トラオレ(9)
後半38分 ファエ ⇒ ドゥンビア(10)

【警告】
ゾコラ、アブドゥラエ

※( )内は背番号

くどいけどコートジボワールは中一日

コロ・トゥーレも居たけど使わず。

ドログバの居ないコートジボワールは全くの別物。ドイツW杯を見た方ならばご存知のはずですが、攻撃のプレッシャー・迫力・スピード全く別次元です。ただ今期のドログバは怪我で怖さ半減と言った所でしょうか



よく代表の話で合宿の日程が組めないとか、合わせる時間が少なかったとか言われるけど、オシムの時はこれ以上に時間が少なかったように記憶しています。ギリギリまでJの試合を優先して、選考も試合終了を待って集合とかザラだった気がします。

多分、今代表に欠けているのは緊張感なのでは無いでしょうか?

パフォーマンスを落とせないと言う緊張感や落選&代表召集という励みがJの選手全員にあった気がします。今選考対象なのはチームの中心かネームバリューのある人に限られているのが傍目から見てもヒシヒシと感じられます。
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2008年05月22日

UEFA CL07~08 【FINAL】マンチェスター・ユナイテッド vs チェルシー

2008 5/22 モスクワ

赤か青か

栄冠に酔いしれるか涙に暮れるか

絶望的な程この勝利の結果は二つを別つ



『動くか、動かざるか』

スタメンを弄ったのは意外にもマンUでした。左サイドにC・ロナウドを置いて、右にハーグリーブスを布陣。最初その意図が掴めなかったけど、徐々に明らかになるのは相対するA・コールの出足を防ぐ事。それほどまでに警戒している事が意外でした。相手の長所を潰す事を選択したファーガソン。手堅いのかな......

26分 スコールズとのコンビネーションからワンツーで抜け出したブラウンから、逆サイドにクロスが上がり、打点の高いヘッドでC・ロナウドが先制点を叩き込みました。

ここまではマンUのプラン道理でした。ギグスが居ない分、タメをスコールズが効果的に作ってはいましたが、徐々に攻め手に欠けてチェルシーのMFの壁に阻まれて、縦のボールが効果的に入らなくなります。またこの試合テベス&ルーニーが、ポストに入っても前を向かせてもらえず、追い込まれてはたくシーンが目立っていました。チェルシーにしてもそう易々とはやらせません。


『心理』

流れは先制点から見てもマンUにありましたが、前半が終わりに近づくにつれて、意識的にか無意識にか明らかに守りに入ったマンU
 その微妙な風を逃さなかったチェルシーが、ここぞとばかりに攻めに転じます。そして前半のロスタイムに、ランパードがシュートのコボレ球に反応して同点弾を叩き込みました。

あまりにも守りを意識するのが早すぎたマンU。

これがFINALならではの心理状態なのかもしれませんね。

後半に入っても流れはチェルシーが支配していました。セカンドボールも拾い捲って、フィニッシュまで持ち込んでいました。CKの数からして明らかにチェルシーは押し捲っています。その上にマンU・ファーディナンドが足の痙攣で満足に動けなくなってからは、余計にチェルシーの攻撃に拍車がかかった様に思えました。


『攻めてに欠く』

マンUの中盤の運動量が落ちてきてチェルシーに風が吹いていても、ドログバのシュートがポストに阻まれたり、ミドルが宇宙開発したり、際どいボールがゴールキックになったりと、中々に仕留められないチェルシー。

右サイドでC・ロナウドを防いでいたエッシェンが、中盤の中に入ったりして、マンU中盤を混乱させてはいたのが印象に残るけど、左のA・コールや両ウィングのマルダ&J・コールが、思った以上に動けなかったのが突き抜けられないジレンマを抱えていたように思えます。

マンUもギグスを投入はしたけど、あくまでも守りを重視する布陣で、チェルシーにはそれほど脅威の一手を加える事は出来ませんでした。延長に入ってから唯一、ゴールエリア内でエブラがドリブルで突破し、折り返しをギグスがシュートを打ったのが最大のチャンスでしたが、それさえもテリーの信じられない反応でクリアされる始末。


『お粗末』

延長戦でもチェルシーの猛攻には変わりなかったけど、最終盤で事件は怒りました。怪我等々でボールを外に出した場合、紳士的にボールを相手に返すのが一般的だけど、この試合を通じて残念ながらチェルシーにそれはなかったです。それが発端となって小競り合いが派生し、その混乱の中、手を出したドログバが一発退場するお粗末さ......

試合自体の大きな流れを変えたとは言えないけど......



『残酷に明暗を分けたもの』

PK戦にまで縺れた試合。
C・ロナウドがPKを外して、確実にこれは戦犯扱いで、火に油を注ぐが如く叩かれまくるだろうと思ったら、まさかのテリーがスリップで外してサドンデスに突入。

結局、アネルカがファンデルサールに止められてマンUが栄冠を手にする事に......もしドログバが居たら.......

タラレバは歴史に禁物だけど、どんな小石の躓きも因果を逃れられないのかな


歓喜の雨に酔いしれるマンU

涙に暮れるテリー



マンチェスター・ユナイテッド:Formation


        ルーニー(10)  テベス(32)

 C・ロナウド(7)             ハーグリーブス(4)

       キャリック(16)  スコールズ(18)

 エブラ(3)                  ブラウン(6)

      ヴィディッチ(15)  ファーディナンド(5)


           ファンデルサール(1)


【得点】
26分 C・ロナウド

【交代】
87分 スコールズ ⇒ ギグス(11)
101分 ルーニー ⇒ ナニ(17)
120分 ブラウン ⇒ アンデルソン(8)

【警告】
スコールズ、ファーディナンド、ヴィディッチ、テベズ

※( )内は背番号
結局、C・ロナウドに始まってC・ロナウドに終わったシーズンだった。
危うく戦犯扱いで最悪の幕切れの所を救われたのもツキがある証拠(笑)
今年のCWCにはマンUが来るので楽しみ......このメンバーだと観たいですね



チェルシー:Formation


            ドログバ(11)
    マルダ(15)            J・コール(10)

       ランパード(8)   バラック(13)

            マケレレ(4)

   A・コール(3)             エッシェン(5)
         テリー(26)  カルバーリョ(6)


             チェフ(1)

【得点】
45分 ランパード

【交代】
92分 マルダ ⇒ カルー(21)
99分 J・コール ⇒ アネルカ(39)
120分 マケレレ ⇒ ベレッチ(35)

【警告】
マケレレ、カルバーリョ、バラック、エッシェン

【退場】
116分 ドログバ

※( )内は背番号
ランパードの母に捧げる得点などストーリーは出来上がっていた。
テリーへのこの残酷な試練は見ていて込み上げる物があります

どのくらい放出するのか、はたまた食い止められるのか想像もつかないチェルシーの今後
        



2008年05月17日

雑感あれこれ 十六ノ巻

【日本代表メンバー~キリンカップサッカー2008~】

《GK》
川口 能活
楢崎 正剛
川島 永嗣

《DF》
寺田 周平
中澤 佑二
田中 マルクス闘莉王
駒野 友一
阿部 勇樹
井川 祐輔
長友 佑都
安田 理大
内田 篤人

《MF》
中村 俊輔
遠藤 保仁
中村 憲剛
松井 大輔
鈴木 啓太
山瀬 功治
今野 泰幸
長谷部 誠
香川 真司

《FW》
高原 直泰
玉田 圭司
巻 誠一郎
前田 遼一
大久保 嘉人
矢野 貴章


『オチはついている』

客寄せパンダの俊輔・松井・長谷部等を筆頭に、呼びに呼びまくり、若手からも引き抜いてとりあえず名前のある連中を呼んだ岡ちゃん。
正直、岡ちゃんがこのメンバーを使いこなせると誰が思うのか?
未だ骨格も出来ていない岡田japanの現状を、見ぬ振りをして肉付けにえらく御執心の様子。出来上がった代表は偉く不細工なゴーレムになりそうな予感。
結局、終わってみれば実にも骨にもならない状況に、呼んだ選手に責任を押し付けて『オシムとは決別する。私の思った通りにする』を連呼しつつ、あのフランスw杯の5バックを再現! そしてピッチでカテナチオ最高と叫ぶのが目に見えてくる(苦笑)

オシムを懐かしく思います......


『運の尽き』

例の窃盗戦士を代表に呼んだ辺りから、既に岡ちゃんの運は尽きていると思う私。


『決別』

上の私の悪態を見ても分かる通り、すでに代表には諦めモード全開です。早くW杯を敗退して岡ちゃん等々協会の大掃除を期待するところが大きいです。
元々嫌いな監督ではあったけど、オシムを継承するそぶりを見せたので持ち上げてみたものの、結局元の鞘に戻ったといった所でしょうか?
一体どのくらい酷いサッカーをするのか楽しみです!



【U-23日本代表メンバー~第36回トゥーロン国際大会~】

《GK》
山本 海人
西川 周作
林 彰洋

《DF》
中村 北斗
伊野波 雅彦
水本 裕貴
田中 裕介
青山 直晃
森重 真人
吉田 麻也

《MF》
本田 拓也
谷口 博之
水野 晃樹
梶山 陽平
青山 敏弘
上田 康太
細貝 萌
本田 圭佑
梅崎 司

《FW》
李 忠成
岡崎 慎司
森本 貴幸
エスクデロ セルヒオ


『大丈夫か?』

メッシが五輪ok?とか話が出てますが、それが本当ならば俄然見る価値が増す五輪サッカーですが、日本は大丈夫なのか?
ざっくりメンバーを見ても中盤の底と前線が全く芯が無い。
エクスデロとか森本とか面白いけど柱になるかは微妙......これほどFWに魅力が無い代表も珍しい気がする。


『今ここでそれを言うか......』

金子達仁氏のスポニチサッカーコラム『日本人FWよ形より数打て』を見て、今更?感がまんまん。当ブログでも散々シュート数を取り上げてきました。シーズン初めとか終わりに物申すなら分かるけど、中途半端にネタが無い?のか、突っ込みにくい所に突っ込まないでコレを取り上げるかな......それがジャーナリストといえるのか......

言っている内容はまともです(笑)

もうちょっと声を大にして言って欲しい。FWの責任もあるけど、沈黙のプレッシャーを掛けるFW以下の無責任さ、そしてシュートを打つ事を良しとしない風土と監督の指導力の無さが問題だと思います。

数打ちゃ当たる

なんだかネガティヴな言葉に聞こえるけど、実際問題、J創設以来得点を稼いできた選手がそれを数字として表しています。日本人でもカズ・ゴンなど、決めてきた得点も多いけど打ってきたシュートの数も莫大です。決定率なんて幻想を早く取り除いて欲しい。


『ヒデを五輪代表に!?』

あまりにも冗談がきつすぎる(苦笑)
日本の歴史に残る選手だし、人気があるのも分かるけど、これは代表にも現役の選手、ヒデ本人にも失礼な話。
五輪の試合なんて見て無い人が多いのかな......
正直、ヒデには協会やFIFA関係の方が向いている気がします。
現場には向いていない気がします(苦笑)
posted by Daft at 11:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 岡田J | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月12日

プレミアリーグ07~08【第38節】 ウィガン vs マンチェスター・ユナイテッド

なんとかサッカー倦怠期から脱出?

かなり面白い!?話題もゴロゴロあったけど、スルーしまくって申し訳ありません(汗)

その辺は追々挟んで行ければと思っています。


『予想外デス』

さて、気がつけばプレミアも最終節に突入!
正直、それ以前に決着が付くものと思っていましたが、予想外にもつれて最終節まで引っ張ったのは、私にとっては嬉しい誤算。
 欧州CLの決勝も戦う事になるマンUとチェルシーの争いは、シーズン当初は誰もココまでもつれるなんて思いもしなかったはず。ましてや両者の出だしは最悪に近かった......特にチェルシーはモウリーニョの電撃退団から始まってグラント監督の就任と目まぐるしく環境が変わる中、ベストメンバーが中々怪我で揃わない状態での、このプレミアの猛追と初のCL決勝進出は脅威でしょう。ただそれを上回る脅威ははC・ロナウドの爆発力でした。


『C・ロナウド、メッシ、カカ......』

C・ロナウドの凄さは前の記事で書いているのでご参照の程を......好き嫌いに関係なくその凄さは認め無い訳には行かないオーラ。また完全にチームが彼の行動の幅を制限させない作りになっている辺りからして、カカやメッシとはその分もリードしている気がします。

メッシに関しては同情する部分もあります。現在のバルセロナはロナウジーニョの残骸と言ったほうが良いのかもしれません。それにしてもブラジルの選手は燃え上がるのも派手だけど、盛り下がるのも派手。ロナウドの売春!?なんかも目を覆いたくなります(涙)

カカの場合パートナーのFWの出来に左右されて苦労しているのかな?
確かにインザーギも良いけど、ドッシリと構えるタイプのFWの方が合う気がします。ましてやロナウジーニョをミランが取ったとしてカカとどうやって共存させるのか疑問。ロナウジーニョをトップに持ってきたとしてもこれほど動かないFWはないし、ミランの象徴はあくまでもカカ。それをロナウジーニョが良しとするか大いに疑問。

さて、残念ながらこの試合のC・ロナウドは、動き自体からしてとても賞賛できるものではありませんでした。動きからしてキレは無いし、自分ジャッジでプレーを止めたりとプチイライラで集中力の欠如を披露。PKでシーズン31ゴールを記録したけど、ほぼゲームから消えていました。ボールを貰っても脅威にすらなっていませんでした。


『ドリブラーのギグスとプレイメーカーのギグス』

何時も思うのはギグスの偉大さ。彼がゲームに出ていない試合は、前三人がふらふらしてかなり好き勝手に動き回るけど、何時も消化不良で試合が安定しません。パクとかナニとかがギグスの代わりを務める事もあるけど、居場所を奪われて弾かれて、いつの間にか前線に居たりと不本意なプレーの連続な気がします。マンUはこの右のポジションにギグスタイプのドリブラーを置きたがる(C・ロナウドとのバランスの問題)傾向が強いけど、むしろプレイメーカーの方が向いている気がします。結局ここでタメが出来ないから、ルーニーやテベスがタメを作りに下がりたがる傾向が強い気がします。そしてタメが作れないパクやナニが、前線の二人の代わりにトップに上がるミスマッチが生まれるじゃないでしょうか?

実況や解説でパクが色んな所に顔を出して凄いなんて褒めてたけど、ポジションを追いやられてトップの位置に居ただけの気がします。どう見ても紙のように軽い当たれば吹き飛ぶようなパクが、ルーニーの代わりが出来るはずも無いでしょう。サイドでドリブルでガンガン突っかけるのがパクの持ち味な気がするけど......

後半からどうも優勝の文字が頭をもたげて、受けに回ったマンUはウィガンに押し込まれて最悪の状態でした。もちろんギグスを投入して流れを変えようとしましたが、全員が固くなって思った以上の効果は得られませんでした。

後半34分
チェルシーが1−0でリードしていると言う情報がスタジアムを包み、この瀕死のマンUの状況を見れば、誰もが最悪を想像するに難くない状況。スルスルっと前線にパスが渡り気がつけば最終ラインでボールを受けたのはギグス。なんでそこに?誰もが思った瞬間、冷静にボールをゴールに押し込んで、スタジアムが通夜から一気に華盛る祝賀ムードに包まれました。この大一番で役者が違う所を見せ付けたギグス。
その後の肩の荷が降りたマンUの動きは想像に難く無いでしょう。
ウィガンの最後の足掻きも一つ一つ潰して、最後の最後で王者らしいプレーを見せてくれました。


プレミアはマンUが制したけど、CLはどうなる事やら......

CLの結果もだけど、今年のCWCにどちらかが来日する事を考えると、流出が激しくなりそうなチェルシーよりは、マンUの方が強さを保って来てくれそうな気がします。



ウィガン:Formation

        ベント(23)    ヘスキー(9)

             クーマス(10)    バレンシア(16)

        パラシオス(5)   ブラウン(11)

 フィゲロア(31)               ボイス(17)
        シャルナー(18)  ブランブル(19)

             カークランド(1)

【得点】
なし

【交代】
70分 ベント ⇒ シビエルスキ(6)
81分 ブラウン ⇒ キング(14)

【警告】
パラシオス、ヘスキー、バレンシア

※( )内は背番号
多分4−4−2のオーソドックスなハズだけど、クーマスが真ん中に居て殆ど左サイドは使いません。攻撃は完全に右に偏っていました。


マンチェスター・ユナイテッド:Formation


        ルーニー(10)    テベス(32)

    パク(13)               C・ロナウド(7)
         スコールズ(18) キャリック(16)

   エブラ(3)                  ブラウン(6)
        ヴィディッチ(15) ファーディナンド(5)


             ファンデルサール(1)

【得点】
33分 C・ロナウド(PK)
80分 ギグス

【交代】
67分 スコールズ ⇒ ハーグリーブス(4)
68分 パク ⇒ ギグス(11)

【警告】
スコールズ、ルーニー

※( )内は背番号
セントラルMFの充実振りは凄いの一言。スコールズ、ハーグリーブス、キャリック、アンデルソンなど出てくる選手が強力。特にアンデルソンは要注目!
その反面FWの駒は無いに等しい。ルーニー&テベスの比重がかなりキツイ。良いFWが居れば、ギグスの位置にルーニーを置く手もアリな気がします。
 

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