2008年09月12日

2010W杯【最終予選】カタール vs バーレーン

敵情視察第二弾

中東新興国の激突

乱れ飛ぶ足技の数々!


『サッカーとは別物』

中東同士の戦いだからか序盤からエゲツないファウルの数々......ファウルとはもはや呼べないスポーツの域を超えた反則技の応酬

主にバーレーンの方が仕掛ける量も質も悪質

両足スライディング(もちろん足の裏を出すのは序の口)を筆頭に、ドリブルで切り替えされたら相手の腹に横蹴り......果てはドリブルする選手の後ろから思いっきり脹脛を蹴り上げたりともはやコレはサッカーではない別物

結局こんなサッカーしかできない。

相手を蹴り上げないと止められない......こんなサッカーで世界に出た所で勝てるわけがない。最終予選に出てくるチームがコレなんだから底辺は推してしかるべし

中東だけではない。思い返せば中国も《カンフーサッカー》で世間をあっと言わせたし、お隣のW杯常連の韓国でさえ五十歩百歩

アジアのレベルがいっかな上がらないのは、勝ちさえすれば何でも許される状況があるからでしょう。スポーツマンシップなんて言葉は日本とオーストラリアにしか通じない。

それにしてもレフリングしていた韓国の審判団は涼しい顔でジャッジしていました。当然イエロー&レッドを出すべき所で出さずに、いたずらに試合を荒れさせた責任は重い。正当なタックルや流しても支障がないファウルを除いて、怪我に繋がる危険性のあるファウルはキッチリ基準を示さないと格闘技の試合になってしまう。


『カタール』

最大の特徴はこの試合の先制点から

DFラインからの縦一本に、絶妙のタイミングと伸びやかなスピードを魅せつけたセバスチャンが、ダイレクトでゴールに沈めました。たしか彼はこれがファーストタッチだったと記憶します。

しなやかに強く・運動量も豊富、このカタールにあって全く別次元。

DFラインからのボールも別段何気ないロングボールでしたが、ちょっとでも良いボールが来るとそれに無理矢理合わせてゴールに結び付けてしまう。まさしくストライカー

正直、カタールに攻撃の形があるわけでもない。それぞれがバラバラに動くし勝手にやっている感じ。たまたま攻撃の意図が合った時、とてつもない爆発力を生む。

そしてセットプレーは個人の能力が集中して結集しやすいだけに、直接狙える距離でのFKは非常に危険。まぁアジア杯で日本はコレで同点に追いつかれただけに、今更油断する選手は皆無だとは思うけど......


前半の35分に、またバーレーンの守備陣が退場してカタールはやりやすくなりました。ただ一気に手を抜いたのか後半はほぼ防戦一方。もともとDFラインを高く保つなんて事はないので、そこをつけ込まれたとも言えるけど、明らかに運動量の差が顕著になった後半20分過ぎ......一気にガクッと運動量が落ちたカタール。あぁ~ちょっとヤバいなと思った矢先、10人のバーレーンにバシッとカウンターを決められて同点に追いつけられる始末。

そこから立ち直らせようと交代カードを切るけど、いっかな前線に勢いのある選手を投入した所で、DF陣がヘロヘロでバーレーンにやられ放題。結局間延びした全体が余計に選手の間隔が開くは、戻りが遅いし戻らないで殆どバーレーンの攻撃しか最後は見てません。

頼りないというかホームでこのヘロヘロぷっりはちょっとね〜(笑)
セバスチャンは別次元で元気にキレキレで動き回っていたけど、この対照的な動きにあきれ果てる(苦笑)

日本が気をつけなければならないのは、ボールの出所(ロングボール・クロスボール)にプレッシャーを掛けて安易に蹴らせない事

そしてPA付近で安易にファウルを与えてFKを与えない事

何よりもセバスチャンから目を90分間目を離さない事



『FWの質の問題なのか?』

何となくここ数試合を観て思うのは、日本のロングボール対策は一見成功しているように見えること。ただそれって裏を返せば、DFがやるべき守備の負担をFWが背負っているとも言えるんじゃ?

ロングボールや裏への抜け出しなどCBが本来キッチリ仕事をして跳ね返すだけの力があれば、FWがむやみやたらにチェイシングする事もなくなるはず。そして跳ね返したボールをキッチリMFが拾えるならば、より一層FWはゴールに近い位置で仕事が出来るのではなかろうか?

確かに打つべき所でシュートすら打たないFWが蔓延する日本に於いて、意外と忘れ去られているというか、症状に気付いていないというか、スケープゴートに使われて見過ごされているけど、DFとくにCBの質と量は年々下がっている事は事実。オシムもこの点に早くから警鐘を鳴らしていたけど、結局監督交代でこの点は無視・見過ごされている状態

オシムと言えど明確な答えは出せなかったけど、クラブもコレに対して明確なアクションは起こしていない。協会に至ってはアクションすら挙げていない。挙げた所でストライカープロジェクトと同様に中身は形骸化されたスポンサーの為だけのものだけど......

中澤⇒闘莉王に続く顔が浮かばないのは、FW以上に深刻でレッドゾーンに突入してもはや死滅状態といっても過言ではない。色々異論が続出した阿部の起用も、元々本職でない彼がやっての失敗を責めたところで何の意味もなさない。その場に立てない起用されない本職のCBがもっと批判を浴びなければならないはずなのに......



『バーレーン』

日本戦ではそれほど格闘技技は見せなかったけど、中東同士の戦いだと何かの箍が外れたように暴れだす。まぁ 日本戦でも格闘技技ではなく飛び道具(レーザー光線)で対応していたから悪質さは変わりないか(苦笑)

どうもこの国は中国や韓国(北朝鮮)を連想させる......

熱くなりすぎというか善悪の判断を失ったバーレーンは、日本戦と同様にCBがイエロー二枚で退場する始末。ほんとこの国は最終予選が終わる頃には国からCBが居なくなるんじゃないだろうか?

10人になってから妙に動きが良くなったバーレーン。

11人でやるスポーツという事を忘れてしまったんじゃなかろうか...

カタールの運動量がガクッと減った事も影響したのか、あれよあれよという間に同点に


何だか訳の分からん試合になってしまいました。

中東のサッカーは良く分からん(笑)



カタール:Formation


            SEBASTIAN(18)

           ABDULRAHMAN(10)
  MONTESIN(11)              KHALFAN(14)

         KONI(6)    SIDDIQ(5)

  ABDULLMAJED(9)              RAJAB(7)
         MARCONE(3) ABDULMAJID(17)

             SAQR(1)

【得点】
5分 SEBASTIAN

【交代】
60分 KHALFAN ⇒ HASSAN(12)
75分 ABDULLMAJED ⇒ KHALID(15)
88分 MARCONE ⇒ SHAMMARI(8)

【警告】
SAQR、ABDULLMAJED

※( )内は背番号

背番号はコロコロ変わるから中東の代表にとってはあまり意味をなさないかも......次戦ではまったく別の番号をつけている可能性もある

セバスチャンの下の三人はうるさ型。ドリブルやテクニックもあってファウルを貰うのを得意としている。どうやってファウルなしでボールを取るのかが課題



バーレーン:Formation


        JOHN(12)  AL DAKEEL(8)

           FATADI(4)

 ABDULRAHMAN(13)            OMAR(15)
        WADAEI(7)  SALMEEN(10)

    Salman ISA(14) HUSAIN(16) MARZOOQ(3)

           JAFFER(1)

【得点】
66分 FATADI

【交代】
48分 AL DAKEEL ⇒ Ali HASSAN(17)
67分 SALMEEN ⇒ AL ALLAN(6)
89分 JOHN ⇒ Rashad SALEM(2)

【警告】
MARZOOQ、OMAR、WADAEI、SALMEEN

【退場】
36分 MARZOOQ


※( )内は背番号

本当に背番号が意味をなさない

日本戦では17をつけていたAL DAKEELがこの試合8
JOHNは4だったのが12になってるし、中盤の4人だけが変わらないぐらい


この程度の警告で済んだのが不思議。正直レッドカードが乱れ飛んで試合続行不可能になってもおかしくない

PA内での横蹴りとかありえないファウルが取られなかった不思議な試合


そのバーレーンの中であってSalman ISAは攻守に於いて本当に大活躍
でも日本戦じゃ前線に居た気がするけど、この試合では3バックの一角に入っていたりと、不思議な用兵の仕方

posted by Daft at 15:35 | Comment(0) | TrackBack(1) | 岡田J | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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