2008年09月15日

プレミアリーグ08~09【第四節】ブラックバーン vs アーセナル

代表戦で華々しく活躍したウォルコット

アーセナルでは未だ確固としたポジションを得ていない

勢いに乗ってポジション奪取となるか?



『チャレンジ精神とチャンスを与える』

ブラックバーンの監督はポール・インス40歳

サンダーランドの監督はロイ・キーン37歳

ミドルスブラの監督はギャレス・サウスゲイト38歳


日本では考えられないくらい若い。

※ちなみにJリーグの監督
札幌   ......三浦俊也   45歳
鹿島   ......オリヴェイラ 58歳
浦和   ......エンゲルス  51歳
大宮   ......樋口靖洋   47歳
千葉   ......ミラー    59歳
柏    ......石崎信弘   50歳
FC東京  ......城福浩    47歳
ヴェルディ......柱谷哲二   44歳
川崎   ......高畠勉    40歳
横浜   ......木村浩吉   47歳
新潟   ......鈴木淳    47歳
清水   ......長谷川健太  43歳
磐田   ......オフト    61歳
名古屋  ......ストイコビッチ 43歳
京都   ......加藤久    52歳
大阪   ......西野朗    53歳
神戸   ......松田浩    48歳
大分   ......シャムスカ  43歳

意外と日本人監督が多くてビックリだけど、中堅どころが多い。流石に30台の監督は居ないけど......西野さんも何だかんだで53か......意外に東京の城福さんが47歳には軽くショック(苦笑)

顔と名前が一致するのは僅か......まだまだ日本人監督が海外移籍するほどの層はない選手の人材育成ももちろん必要だけど、監督&コーチの育成の方がより重要な気がする。

どんなに素晴らしい選手の逸材が居てもそれを育てる監督&コーチが未熟ならば只の宝の持ち腐れに過ぎない。

ドーハ組みとかそろそろ監督&コーチでどんどん出てこなきゃならないのに見知った顔は数知れず。この分だとその下の世代がJの監督になるのは40~50代にならないと無理なのかな(苦笑)



『ウォルコット使用法』

イングランド代表で華々しく活躍した後であるために、周囲の見る目が今まで以上に変わった事は確か。ウォルコットがドリブルで仕掛けるとやっぱりちょっと引き気味に守る傾向がある。今までならば体を密着させてガンガン当たりに行っていたけど、避けられるのを恐れてかどうもワンテンポ遅いし、ガンガン削りに行くほどでもない。畏怖されている状況は名実共にスターの仲間入りを果たしたという事かな?

この日の先制点も、GKからのロングボールをサイドで受けたウォルコットが、中にドリブルで切れ込んで三人抜きを演じた所で、ブラックバーンDFラインが飛び出して押さえに行くのかシュートコースを切りに行くのか一瞬判断を躊躇した所を、目を放してフリーになったファン・ペルシーにスルーパスを出してアシストをウォルコットが決めました。

容易に飛び込んでボールを奪いに行けない怖さがウォルコットにはある

たしかに一見するとアーセナルペースに思えましたが、点差とは関係なくこの日は最悪に近かったのかもしれません。

特に守備に於いてかなり危うい、紙一重の所で守り抜いていた印象があります。

その発端となったのは左サイドでの守備

相対するエマートンのマークに四苦八苦していました。ただこの守備は別段難しくないようにも思えたのですが......

度々エマートンがドフリーでボールを受ける場面が増えた所を見ても、SBのクリシーが見るのかSMFのウォルコットが見るのか、受け渡しの問題なのかどうか......

ただクリシーが中に絞ってCBとの距離を詰めていた所を見ると、どうもウォルコットが守備に戻るべき所で戻っていなかったのではないかと思われます。実際後半になるとウォルコットを逆サイドに持ってきてサイドの守備はSBのサーニャとCMFのセスクがきちんと役割分担して見ていました。セスクが守備にもしくはサイドに引っ張られる分アーセナルの展開力と支配力が弱まってより一層ブラックバーンペースになったことは皮肉でしかありませんが......

結局早々に諦めたのか、ウォルコットを下げて守備力の高いソングを入れた時点で、今日のアーセナルはパス回しで相手を支配する事を諦めて、きちんとした守備ブロックを形成した上でカウンターで相手を仕留める作戦に移行しました。この意思と意図がハッキリした辺りから上手くボールが回るよう......

確かにウォルコットのドリブルのは他にない魅力を感じるけど、それを可能にするチーム状況はまだまだ整っていないし、ウォルコット自身もそれをチームの中で上手く還元・フィットさせるにはもうちょっと時間が掛かりそう......それにしても守備には少なくとも戻ろうよ......

点差がドンドン開いたのに、今までのアーセナルらしい華麗さはなかった所を見ると根は深い気がする




『アーセナルのパス回し』

PA付近でガンガン回すアーセナル(今日は回数は少なかったけど)。もっとDFラインを上げろよとか思うけど、出来ないんだよな......

一つ気付いたのは、最初の一押しでDFラインの頭を押していること。

攻め入った所で最初にDFラインをPA付近に押し込む。そこでフィニッシュに持ち込めばそれで終わり。
出来ない時は体制を立て直すんだけど、この時にDFラインを押し上げるチャンスがある。それが出来ない。なぜならその頭を抑えているDFラインの前に居るMF(CMF)が塞がっているから押上も出来ない。

では何故そのMFも押上げが出来ないかというと、そのMFの前でアーセナルがボール回しをするから。ボールを獲りに行けば済む話しだけど、飛び込めばDF-MF間のバイタルエリアがガラ空きになって其処を自由に使われる可能性もあるし、避けられてドリブル進入を許して、そこからワンツーやスルーパス、果てはシュートを打たれる可能性もあるだけにMFが飛び込めない状況を作っている。

それも飛び込むか飛び込まないか悩ましい距離で誘っている状況だけに非常にやっかい。これをセスクが中心になってやっているのが凄い

若いのにこの辺の微妙な心理というか、獲物を追い詰めて止めを刺す距離感を分かっているのが凄い気がする。やったら滅多らミドルシュートを打てば良いと言う物でもない。



結局、今日はアーセナルらしいパス回しは見れないかと思ったけど、最終盤に17歳ラムジーと16歳ウィルシャーを投入して、試合を終幕に持っていくようにゲームをコントロールした辺りでブラックバーンはボールに触る事さえ出来なくなり、果てはアデバのハットトリックまでもが飛び出す始末。其処が知れないというか、次から次に出てくる若手に羨望の眼差ししかありません。

点差は別としても、キッチリ勝ちを拾えるアーセナルの強かさが垣間見えました。その上で若手にも経験を積ませて自信を持たせる用意周到さ......当分はアーセナルは安泰なのかな......

点差は開いていたけど、チャンスの数で言えばブラックバーンも同等以上だったけど、それを決め切れなかった。最後の最後で踏ん張ったアーセナル守備陣が凄いのか、逆にキバリが足りない我慢が出来ないブラックバーンの守備陣が不味いのか......インス監督はかなり厳しい立場に追い込まれた気がする。もっとガチガチの点を取られて取り返しての展開になってもおかしくなかったのに......



ブラックバーン:Formation


        ロバーツ(30)  サンタ・クルス(9)
ペデルセン(12)                  エマートン(7)

        アンドリュース(17) リード(16)

ウォーノック(3)                シンプソン(22)
         ネルセン(6)  サンバ(4)

            
             ロビンソン(1) 


【得点】
なし

【交代】
69分 ロバーツ ⇒ マッカーシー(10)
69分 ペデルゼン ⇒ トレイシー(24)
73分 シンプソン ⇒ ダービシャー(27)


※( )内は背番号

シンプソンを下げてダービシャーを入れた辺りで、右SBにエマートンが下がった辺りから、ぱったりブラックバーンの攻撃は途絶えました。
きっちりアーセナルが守備ブロックを崩さなかったのもあるけど、ブラックバーンの選手も前の選手を追い越して走るとか、相手を引き付けたり崩す動きがなくなった。結局この交代は失策と取られてもおかしくない。



アーセナル:Formation


      ファン・ペルシー(11)  アデバヨール(25)
 ウォルコット(14)              
                        エブエ(27)
       デニウソン(15)    セスク(4)

 クリシー(22)                 サニャ(3)
         ギャラス(10) トゥーレ(5)

             アルムニア(1)


【得点】
8分 ファン・ペルシー
45分 アデバヨール
81分 アデバヨール《PK》
90分 アデバヨール

【交代】
64分 ウォルコット ⇒ ソング(17)
82分 エブエ ⇒ ラムジー(16)
84分 ファン・ペルシー ⇒ ウィルシャー(19)

※( )内は背番号


ウォルコットとクリシーの相性はちょっとね......

セスクやウォルコットも若いけど、それに輪を掛けてラムジーやウィルシャーを出してくる辺り、年齢の感覚が分からなくなる。そして彼らが戦っているのはプレミアリーグ。         
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