2008年09月18日

AFC Champions League 2008【Quarter Final】鹿島アントラーズ vs アデレード・ユナイテッド【home】

ノロノロ台風13号。風よりも雨の降る量が気になる

それにしても根性のある台風だこと......

何故か竜巻注意報が出たり、雷が鳴ったり落ちたりとちょっと台風らしくない状況が怖さを誘う(苦笑)



【もっと出来る子だと思っていたのに】


誤解を恐れず申し上げるならば、正直私の中で鹿島は好きなチームには入らない。但し、愚直なまでにJ発足当初から同じ方針を貫きとうしてきたその理念には感嘆する。周りに流されない確固としたものが確かに存在する。時には古風・頑固と揶揄されても昨年Jを制覇した事実は揺るがしようが無い。名門と呼ばれたクラブの没落が多い中、一時の低迷はあったにせよ、J戦国時代にあって新興クラブに引けを取らない力を発揮しているのだから、長年積み上げられた重みは何物にも代えがたい

ただその鹿島でさえも対外試合となると、どうしても内弁慶を発揮していたようで、昨年川崎・浦和がグループリーグを突破するまで、Jのクラブはアジアに於いて後塵を拝していました。

今日の相手アデレード・ユナイテッド。確かに失点も少なく手堅く勝ってきた印象があります。実際守備はかなり手堅く、細部まで作りこまれていて最後の最後は鍵を閉める感じはしますが、攻撃に於いてはシンプルというか手抜きというか、殆ど1、2、3となぞるかのように小学生のようなシンプルさ。攻撃には無頓着......

その守備も中盤はマンツーマンで見ており、ダイレクトやコンビネーション(ワンツー)には付いていけず、度々フリーで抜け出すことも稀ではありませんでした。

ただ如何せん鹿島の攻撃が淡白というか、DF-MF間のバイタルエリアで貰ってもミドルシュートを打ちまくる。前半のこのミドルシュートを意識的に打つのは布石だと解説の宮澤ミッシェルさんが言っていたのを聞いて、鹿島らしいというか、強かというか抜け目の無い戦略だと思っていたのですが......



『戦略ミス?』

アデレード・ユナイテッドがDFラインを低く保っているのを、DFを引き出して穴を作らせる為に、ミドルシュートを打つのは一つの打開策。

相手がシュートと思って身構えた所をワンツーなどのコンビネーションで抜け出すなど、戦略の幅が広がったはず。

ただ後半鹿島がしてきたのは、サイドチェンジで相手の守備陣形を大きく崩そうとするものでした。別段コレそのものにケチを付ける気はないけど、左サイドの基点にマルキーニョスを開かせっぱなしはどうなの?

左サイドでサイドチェンジのパスを受けるまでは良しとするものの、そのままサイドに張り付かせたまま、クロスを上げさせるなんて愚の骨頂としか言えない。流れの中で行うならまだしも、ずっと左サイドに固定させて何か意図があったとは到底思えない。マークを引き出そうと狙ったのかもしれないけど、DFラインはゾーンで守っていたし、CBが引き出されるなんて単純なミスをしてくるチームがここまで勝ち上がってくる訳も無い。ましてやアデレードの相対する所には190近い長身のSBが居るから別段CBが出て行く必要も無かった......

結局、もっともゴールに近い所に居ないといけないマルキーニョスをクロスの旗手に持ってきた所で鹿島は終わっていました。あれだけコンビネーションにボロボロだった所も突き忘れ、前半のミドルも布石ではなく焦りだったのかもしれません。

何と言うか弱点が見えているのに、盲目的に何かを実行する辺りに、日本人の儚さを見る

多分......考えて走るとか、そんなものから一番遠い所に居る気がする

鹿島なら別にそれを抜きにしても、もっと強かにサッカーを出来ると思っていただけに、結局終わってみれば内田のラッキーなオウンゴールを誘うグラウンダーのクロスで同点で終わって救われた感じが、何とも言いがたい不安を煽ります。

それにしても何でマルキーニョスを左サイドに張り付かせたままにしてたんだろ......事前のスカウトで何か弱点か何かがあったのか......それにしてもポストにマルキーニョスが受けるのは分かるけど、何でそのあと中に、PA内に入らないのか不思議でならない......

後半、ダニーロや増田などサイドで基点に動かないといけない面々がゲームから消えていた所から見ても、そこに戦力を投入して、マルキーニョスをゴール前に持ってきた方が良かったんじゃ......


何かスッキリしない

ちょっと鹿島の内弁慶が思わぬ所で出たのが......



鹿島アントラーズ:Formation


        マルキーニョス(18)  興梠(13)

  ダニーロ(11)               増田(14)
          青木(15)  小笠原(6)

  新井場(7)                 内田(2)
          大岩(4)   岩政(3)

            曽ヶ端(21)


【得点】
45分+ オウンゴール

【交代】
46分 新井場 ⇒ 中田浩二(5)
75分 増田 ⇒ 佐々木(17)
80分 興梠 ⇒ 田代(9)

【警告】
小笠原、青木、増田

※( )内は背番号

ガンバはアウェーで勝利、浦和は2-3で負けたけどアウェーでのこと、その反面鹿島のこのドローは非常に危うい。

アデレードのこの守備をアウェーで突き崩せるか。
      


アデレード・ユナイテッド:Formation


            AGOSTINO(9)

   PANTELIS(7)    DIEGO(22)    DODD(13)

       BARBIERO(26)    REID(24)

 JAMEISON(14)                RICHARD(18)
         SASA(19)   COSTANZO(4)


             JOSIP(30)

【得点】
37分 DODD

【交代】
46分 AGOSTINO ⇒ RODRIGUES(10)
70分 DIEGO ⇒ CASSIO(6)
77分 PANTELIS ⇒ SARKIES(8)

【警告】
 RICHARD、SASA、COSTANZO、JOSIP

※(  )内は背番号

クロスを上げて得点を狙う以外は、中盤のREIDがリズムを作りながら前に上がってミドルを打つ以外に無い。REIDは確かに小笠原や遠藤タイプだけど、守備が基本だからそんなに上がって攻撃参加をするわけでもない。クロスにしても上げさせなければ何てこと無い精度とスピード。奇をてらった訳でもないのに......一瞬気が緩んだ所を、どのチームもやられたのだろう。

守備もコンビネーションに付いていけない程度のもの、確かに当たりは強くてその辺でボディーブローのように体力を奪われるかもしれない

 
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