2008年10月26日

AFC U-16選手権【ウズベキスタン2008】日本 vs サウジアラビア【Quarter Final】

久々のユース年代の試合

この世代はどうやら評価がかなり高い逸材が多いらしい

来年のU-17World Cupに向けても要チェック!



『宇佐美 貴史』

よく名前だけは耳にする逸材

実際にプレーする映像となると、とんと縁がありませんでしたが、今回確認する事が出来ました。

私の勘違いというか思い込みというか、てっきりストライカーかと思っていたら中盤のアタッカーのポジション。FWじゃなかったんだ......

確かにボールを持ってドリブル姿は雰囲気がある。縦の突破も横に切り替えして切れ込む姿も、オーラそのものが違う気がする。シュートの振りも速く正確で強烈。ゴールエリアでボールを持たせると確かに厄介

ただそれ以外のプレーは......緩慢かな(苦笑)

センターサークルエリア付近でボールを回す所で、何でもないところで集中力の欠けたパスミスや、相手に詰められてあっさりボールを手放したりと慎重さに欠ける。

まぁ これは集中力の問題だし......

気になるのは動き出しの質
ボールを持っていない状況で、ボールを貰う為の動きや、相手を釣ったり引き出す動きが出来ていない。特に前半は左サイドで佇む姿が印象的。味方も動き出しそのものがないから、彼にボールを集めにくい。

前半も35分を過ぎた辺りからボールを触りに中央にポジションを移して、ボールの通り道に身を置いてボールが強制的に彼の元に集まる状況を作ってから日本のリズムが出来上がっていきました。CKからの先制点や追加点となるオウンゴールなどなど

この一試合だけで判断するのは得策ではないけど、何となく彼がMFに位置しているのが分かる気がします。確かにFWとしてはボールを貰う為の動き出しが少なすぎて話にならない。彼の成長を促す為にも、動き出しの引き出しを増やす為にも、中盤で経験を積ませていると考えるのがベターなのかな。

現代サッカー・特に現日本代表が置かれた状況は、待っていればボールが来る様な状況ではありません。相手より上手く動いて運動量と合わせて動きの質で、相手の一歩二歩先を行かないと太刀打ちできないのが現状。どこかのキャプテンがキレて我武者羅に動けなんてナンセンス。一体オシムが『考えて走れ』と言った意味を、近くで聞いていて何も分かっていなかったのか呆れ果てる。

我武者羅に走れとは言わない、賢く動けと言いたい

まぁ 賢く動けないならば、無尽蔵に走りきる運動量が必要だけどね

折角の才能をもっともっと伸ばす為にも......私が言わなくても周りが慎重に育てているようだし大丈夫だとは思いますが......



『サッカーを知っている』

前半は何となくリズムそのものが掴めないけど、得点は出来ました。

我慢に我慢を重ねて、相手がドルブルで突っかけてきても二重三重で対処し、粘り強く対応していました。その中でもズルズルとDFラインが下がって相手に嵩にかかって攻められないように、チーム全体で前から前からボールを獲る姿勢は評価できます。

これは後半になってより一層顕著に、前から前からプレスを掛けて、攻守の切り替えが非常に鋭く速く、判断の速さと落ちない運動量は見事でした。そして何よりもズルズルと下がらないのが気持ちいい。

相手に隙を見せずに、自分達のサッカーを展開できました。

惜しむらくは三回のビッグチャンスを決めきれなかったこと。止めの一発を押し込んでたくましさを見せて欲しかった。

チーム全員が今何が必要なのか、短・中・長期で知っている、研究しているのが窺えます。流石にプロリーグが身近にある世代は違う気がする。こうやって一つ一つ経験の積み重ね・情報の積み重ねが日本サッカーのセオリーになっていくのかと思うと感慨深いものがある。

この一試合で全部を把握は出来なかったけど、確かに一味違う世代の気がする。

まぁ この次の準決勝で韓国に負けた辺りは、ある意味日本の悪しき伝統を受け継いでる気もするけど......(苦笑)

来年のU-17W杯も楽しみですね



日本:Formation


        神田(23)    杉本(17)
  宇佐美(7)               高木(6)
        堀米(11)    柴崎(10)

  廣木(4)                内田 恭(13)
        高野(5)    内田 達(2)


            松澤(18)

【得点】
38分 杉本
45分 オウンゴール

【交代】
46分 神田 ⇒ 宮吉(12)

※ ( )内は背番号

posted by Daft at 16:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | ユース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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