2008年11月04日

【十一節】ストークvsアーセナル【プレミアリーグ08~09】

崩壊寸前のアーセナル

若さだけでは片付けられないメンタルの弱さ

強い光に照らされて分かる深い影



『現代サッカーの盲点? 盲腸?』

机上の空論に等しかったスローインを絡めた攻撃。誰もが一度は考えるし、ちょいと古いけど、日本でも冬の高校選手権等々で、回転スローインとかアクロバットな方法でロングボールを投げ入れる方法など多様な技が生まれていました。

廃れてしまった理由を考えると、安定性(何度も30m級のロングスローをすると腕の筋力が落ちて試合中使い物にならない)がなかったり、山なりの弾道など球のスピードが遅いと容易にGKが処理したり等々、そして受ける側もパワープレーを仕掛けるほどの高いフィジカルを要していなかった事も原因にあるかもしれません。


ただ最大の利点はオフサイドルールが適用されない事。


CKに匹敵する効果がある。真横からではなく微妙に直線的にゴールに向かってくるので守りづらい。


ただ間接FKと同じで直接ゴールを狙う事は許されていないのもネックなのかな。

ストークのデラップがこれほど脅威になりえるとは、当の本人もチームメイトも監督も予想を超える反響だと思えます。正直このチームはサッカーチームとしてボールを前に運ぶ事すらままならない。ましてやゴール前にボールを運んでシュートなんて夢のまた夢。その意味でもデラップの30m級のロングボールは脅威。もちろんオフサイドが無いから、ここぞとばかりに190cm超の選手がゴール前に詰め掛けるんだから、GKもボールの軌道を確認するだけでも一苦労。

そして何よりも厄介なのは球質がストレートボールに近く、弾道が読みにくい事。所謂ブレ球に少し近い気もする。

それに加えて?アーセナルがフィジカル勝負もしくはパワープレーにめっきり弱い事。


幾つもの条件が重なり合ってストークの先制点が生まれました。


デラップもそんなに毎度毎度ベストボールを投げ入れられない。やっぱり相当に腕の筋力を使うんだろうな〜。ただ足で蹴るFK/CKより確立は上(笑)



『ラグビー対サッカー』

ラグビースタイルと揶揄されるストークのスタイル

正直、お話にならない内容

兎に角、泥臭くフィジカルと気合で守り抜いて前に蹴りだす。相手がピッチの外に出せばロングスローを期待してゴール前に押しかける。

確かに不器用な足でボールを扱う事自体、手の器用さに比べればその不合理さは拭えないけど、だからこそ人はそれに熱狂するのではないでしょうか......

まぁ ルールはルール

それもサッカーのスタイルだから勝っている事実がある以上、その利点を認めないわけにはいかない。

ただ観ている私にしても、ストークのFKやCKになるとスローインじゃないのかと残念な気持ちになってしまうのは微妙な感覚(苦笑)



『苦しい時だからこそ』

アーセナルが輝きを失った瞬間。
もっとも醜いサッカーを露呈したのはアーセナルでした。異論があるとしてもストークは自分達のサッカーを遂行しているに過ぎず、ルールを逸脱しているわけでもありません。

その中でふて腐れた子供のように我侭に立ち尽くすアーセナルの子供達はとても醜かったです。

度々この仮面を見せる事があるアーセナル。

アーセナルの強さを表現する時、もっとも的を得ている表現は無邪気な子供と言うのがしっくりくる気がします。

自分達が楽しいとき調子が良い時は相手を無残に切り裂き、楽しくないとき上手く行かないとダダをこねてふて腐れる。

誰一人ボールにチェイシングに行かないし、サポートに走らない、ボールを追い越したり回り込んで汗を掻いて走るなんて皆無。その象徴に今日はディアビィがクローズアップされました。一人でボールの流れを止めてだらだらとボールを持って、挙句にはボールを獲られる始末。アイデアが無いならボールを素早く預ければ良いのに......昨年のベントナー状態。

そして何よりも気になるのは体を密着させられる事を嫌う傾向が強い。多分アーセナルがパスサッカーに特化したが故の弱点なのかもしれない。それでもサッカーは時として気持ちを前面に押し出して相手に向かって行かなければならない時がある。たとえフィジカルが弱いとしても、気持ちを持ってぶつかってくる相手に誰もがたじろぐ。

ファイター・戦士でなければならない時がある。

今アーセナルに必要なのはこんな気持ちを持った選手なのかもしれない。

溜まった鬱憤を相手GKにタックルで晴らすような輩ではない。


長いシーズンを戦えば、どのチームとて波はあるし、上手く行かない事もある。特に今アーセナルは大きな壁にぶつかっている事は確かです。怪我人も続出して、なにもかも予定どうりには行かない。ただそれを若さ故の不安定なムラッ気で済ませて欲しくない。耐える事・受け入れる事・図太さを学んで欲しい。そして素直に耳を傾けて欲しい。何よりも経験豊富なベンゲルが居る事が救いだと思いたい。昨年終盤で失速した事を考えれば、シーズン序盤で壁にぶち当たった事は、逆に考えればチャンスに違いない。



こんな若いチームはたった一試合、oneプレーでガラッと雰囲気を一新してしまう強さがある。

ネガティブな事も時として人を前に進ませる起爆剤になる。

ベンゲルがどうやって立て直すのか興味が尽きない



ストーク:Formation


        シディベ(11)  フラー(10)

  デラップ(24)             ファイ(19)
         ディアオ(18) セイ(4)

  ダニー(3)               グリフィン(2)
       ショウクロス(17) ファイ(25)


           セーレンセン(29)

【得点】
11分 フラー
73分 セイ

【交代】
78分 ディアオ ⇒ ウィーラン(6)
86分 フラー ⇒ クレスウェル(9)
90分 シディベ ⇒ キットソン(12)

※( )内は背番号



アーセナル:Formation


        ベントナー(26)  アデバヨール(25)
  ディアビ(2)                  セスク(4)

         デニウソン(15)  ソング(17)
  
  クリシー(22)                 サニャ(3)
        シルヴェストル(18) トゥーレ(5)


             アルムニア(1)


【得点】
90分 クリシー

【交代】
57分 ソング ⇒ ウォルコット(14)
65分 デニウソン ⇒ ファン・ペルシー(11)
72分 アデバヨール ⇒ ヴェラ(12)

※( )内は背番号


セスクを一段上げたばかりにゲームを作れなくなった

確かにセスクは攻撃の柱である事は確かだけど、チームの中心・精神的柱にはなっていない。

ほんと上手く行かないときはアデバヨールが中盤に顔を出す回数が減る

ファンペルシーの暴挙はお子ちゃまレベルのキレ方

一番の問題は昨年とは違ってDF陣に怪我が増えて、治る前に誰かが怪我をする悪循環。

華やかな話題が欲しい。ロシツキーの復帰とかエドゥアウドの復帰とか      
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