2008年12月12日

アデレードvsワイタケレ【FIFA Club Wolrd Cup Japan2008】 

CWCの開幕戦.
アデレードがワイタケレを【2-1】で下し、逆転で勝利する。


《得点》
◆34分 ワイタケレ 【得点者:シーマン】
ワイタケレのFKから、アデレードGKと競り合いになりボールがこぼれた所をワイタケレのシーマンが千載一遇のチャンスを活かして先制点。

◆39分 アデレード 【得点者:マレン】
アデレードのCKから、ちょっと変化を付けてゴールから遠ざかるボールを蹴り入れるキッカーのリード。突然の変化にマークがズレて、ドンピシャでヘッドを合わせたマレンが同点ゴールを挙げる。

◆83分 アデレード 【得点者:ドッド】
アデレードのFKから、キッカーのリードが早いクロスを蹴り入れる。ニアに飛び込んだドッドがヘッドでコースを変えて逆転ゴール。


《試合経緯》
 試合の構図は、堅く守ってカウンターを狙うワイタケレに対して、分厚く攻撃を仕掛けるアデレード。
 昨年の二の舞は御免とばかりに序盤から堅く守るワイタケレに、アデレードは打ち崩す術が中々見当たらず苦労する。そんな中たまにカウンターを仕掛けられてワイタケレにちょっとゴール前からは遠いけどFKを与える。そのFKから失点してしまったアデレード。
ただその5分後CKから同点ゴールを奪ってアデレードペースに戻す。
 後半、攻めに色気が出始めたワイタケレは、カウンターから何本もアデレードゴール前に攻め上がるが、シュートを打つ前にアデレードの守備陣に止められてしまう。ピッチを往復する距離が伸びる分、守備の戻りも若干遅くなり体力の消耗も激しいように感じる。
両者ともにカウンターの応酬の様なことが続くと、目に見えてスペースが空きだし、アデレードの攻撃に鋭さが増す。
セットプレーが何本もワイタケレの頭上に降り注ぎ、遂にFKから逆転を許してしまう。ワイタケレは最後の最後までゴールを目指すが、アデレードの壁を破るほどの余力は既に無くアデレードが勝利を収める。



『用意周到に待ち構えたワイタケレ』

昨年はセパハン(イラン)に試合開始早々、立て続けに得点を重ねられて、失意の中帰国を余儀なくされたワイタケレではありましたが、今回は初戦の相手がアデレードとお隣の国でもあり、情報も豊富にあり準備期間も十二分にとっての来日となり、この試合に賭ける意気込みは今日の試合を観ても熱く伝わります。

意外?にアデレードの攻撃を、正面から受け切るほどフィジカルコンタクトの強さを見せて驚きを見せました。

またセットプレーの守備に、よほど自信があるのかCKを嫌がらずゴールラインを割らせる節も見せました。そのセットプレーからのカウンターチャンスを意識的に狙っていたのかもしれません。
それにしてもCKだけで19本もアデレードに与えるなんて、集中力が持続しない気もするけど......

先制点を先に獲ったりと『おっ!?』と思わせる展開は面白かったです。後半カウンターを仕掛け過ぎて疲れて自滅気味になってしまったのは、ご愛嬌と言ったところでしょうか。シュートで終わるような展開だともっと良かったかもしれません。



『不気味なアデレード』

セミプロのワイタケレに少々苦労した感が強いアデレード。
先制点を謙譲したのは余計だったけど、それ以外は予定どうりでしょう

あれだけセットプレー(特にCK)を貰っても、あまり手を見せなかったところに不気味さを感じます。ショートコーナーとキッカーに変化を付けてボールの軌道を変えるくらいで、スペシャルな奥の手をまだ持っていそうな感じがします。

意外にキッカーのリードにしろジェイミーソンなど鋭く正確なプレイスキッカーが居たことに驚いています。

特にジェイミーソンなどちょっとラームに似ていなくもない気がします。セットプレーのキック以外にも相手の背後に飛び出す所やドリブルの速さなど際立っていました。

逆にFWなどアタッカー陣はワイタケレのフィジカルを前面に押し出した守備に殆ど顔を見る事無く終わりました。



『ガンバ戦への展望』

ワイタケレが勝ち上がってくれば楽だったのに......

ちょっとアデレードには嫌な雰囲気を感じます。ACL決勝での失態(2戦合計で5-0)はかなり深くアデレードのプライドを傷つけたはず。そのリベンジ燃えてこない訳がない。対策も練りに練っているはずですしね。

試合の入り方もキッチリ守りを固めて、ガンバに隙を見せる事は無いでしょう。そしてそこからのカウンターも鋭くて気合の入った全くの別物のはず。フィジカルを前面に押し出してガンバを圧倒する悪いイメージだけが浮かびます(困)

ただワイタケレにも突け込まれたように、鋭いドリブルなどにはやっぱり弱さを見せました。ワイタケレのクリシュナなどに何本もドリブルで突っかけられてアタフタした場面があった事が収穫?なのかな。ただそれをガンバに許すほどスペースを与える事をかは疑問ですが。特にガンバの安田や佐々木などにはACL決勝であれ程やられていただけに、そこの対処は上手くなっていると考えた方が良いかもしれません。

両者にとって何よりも先制点の行方が全てを決めるでしょう。
ガンバが獲れば、より一層スペースが生まれるし追加点の可能性も高まる。逆にアデレードが獲れば、守りを固めてガンバが前に出てきた所をカウンターで一刺しで試合が決まる可能性もある。

マンUばかりに気をとられている状態だと、あっさりガンバは足元をすくわれるでしょう。ちょっと日テレも試合が始まる前からガンバ対マンUを前面に押し出し過ぎの気もしますが......


それにしてもと言うかACLも含めて日テレが放送してくれれば繋がりもあったし見る方も楽だったのに......ちょっとテレ朝のいい加減なサッカー放送にはウンザリです(苦笑)



アデレード:Formation】


            クリスティアーノ(10)

   スパヌオーロ(21)  サーキーズ(8)    ドッド(13)

         バービエロ(18)  リード(24)

 ジェイミーソン(14)               マレン(16)
        コスタンツォ(4)  コーンスウェイト(2)


             ガレコビッチ(20)

【得点】
39分 マレン
83分 ドッド

【交代】
57分 スパヌオーロ ⇒ アレモン(3)
80分 サーキーズ ⇒ ユーニス(25)

※( )内は背番号


ワイタケレ:Formation】

    
           コプリブチッチ(13)
  クリシュナ(12)             ピアース(10)

       シーマン(8)      ベイル(15)
             バトラー(17)
 サイクス(11)                ローリー(20)
        エンブレン(16)   ペリー(2)

            ギレスピー(1)

【得点】
34分 シーマン

【交代】
67分  コプリブチッチ ⇒ ビンセント(21)
75分  ピアース ⇒ ピメンタ(29)
85分  シーマン ⇒ トトリ(9)

※( )内は背番号

ピアース(10)が負傷でピッチを去ってから、ボールを溜める所が無くなって、ワイタケレは単独でドリブルで突っ込む場面が増えました。怪我がなかったらもうちょっと面白い展開になっていたかもしれませんね。           
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