2006年06月25日

2006W杯 アルゼンチン VS メキシコ

2006 6/25 ドイツ/ライプチヒ

決勝トーナメント一回戦


いよいよ始まった決勝トーナメント

勝ったほうが、次戦ホスト国ドイツと戦う事になります。



アルゼンチン:Formation


            クレスポ    サビオラ


                リケルメ

       M・ロドリゲス        カンビアッソ
              マスチェラーノ

       ソリン              スカローニ

            エインセ   アジャラ


               アボンダンセリ


<得点>
前半10分 クレスポ
延長前半08分 マキシ・ロドリゲス

<交代>
後半30分   クレスポ → テベス
後半31分 カンビアッソ → アイマール
後半39分   サビオラ → メッシ

<警告>
前半45分 エインセ
延長後半07分 ソリン




メキシコ:Formation


          フォンセカ    ボルゲッティ

          
          モラーレス    メンデス

    グアルダード               カストロ
               パルド

         サルシド        マルケス
               オソリオ


              サンチェス


<得点>
前半06分 マルケス

<交代>
前半38分    パルド → トラード
後半21分 グアルダード → ピネダ
後半29分  モラーレス → シーニャ

<警告>
後半25分 マルケス
後半37分 カストロ
延長後半13分 トラード
延長後半14分 フォンセカ



前半......


帰ってきたメキシコのエース・ボルゲッティ

メキシコに高さと強さが加わりました。

その高さを活かせるセットプレーからメキシコに先制点が生まれます。

マルケスが先制点を入れ、一気にアルゼンチンの出足を挫きます。

メキシコの選手を中々捕まえきれないアルゼンチン。

あぁ〜このままズルズル行きそうだなと思った矢先

CKからすかさず同点に追いつきます。

ここら辺の試合巧者振りは流石と言えます。

それで同点に追いついても、じりじりとメキシコに押し込まれます。

あの同点は交通事故のような物だったのかもしれません。

まったくメキシコの攻撃に対応できないアルゼンチン。

最終ラインで何とか防いでいるものの、中盤の守備は無力化されていました

二列目、三列目の選手を捕まえられない。

ボールに飛び込んだら避けられる。

いつもアルゼンチンがやっている事をやられる感覚だったのではないでしょうか?

アルゼンチンをここまで手玉に取ってしまうメキシコには感服するばかりです。

守備が後手後手になって攻撃の切り替えが非常に遅かったです。

前でタメが作れればよいのですが、楔のボールが入らない&楔が出来ないなど、後ろの選手が押し上げてくる時間が作れませんでした。



後半......


後半が始まってもメキシコの攻撃を抑えることが出来ません。

肝はメキシコの中盤の底パルド(交代後はトラード)の動きです。

本来ならばこの選手はリケルメが見るべきなのですが、彼は守備が免除された立場にあります。気が向いたときに守備はしますが、ほとんど役に立ちません。それをカバーするためにマスチェラーノが居るのですが、その距離が遠すぎて守備に行く前に、避けられたりパスを左右に配給され、まったく意味をなしていませんでした。

他の選手がサポートに行けば良いのですが、その抜けた場所をフリーになったメキシコの選手に使われたりと、悪循環が続きました。

ここでアルゼンチンが取った策は、まさにパワープレーそのものでした。


守備の穴を埋めるのではなく、攻撃の手数を増やし攻撃で相手を押し込もうとする力技です。

一人で局面を打開できるタレントを豊富に抱えるアルゼンチンだからこそ出来るパワープレーです。

メキシコの足が止まり始めたこともありますが、攻撃を警戒するために守備に気を使わなければならなくなったメキシコのおかげで、試合は拮抗状態になります。

※テベス・アイマールまではメキシコに効果がありませんでしたが、たまらずに投入したメッシが効いたようです(苦笑)

それでもアルゼンチンの攻撃は時たまあるだけで、メキシコの攻撃に手も足も出ない状態でした。

結局、両者とも最後のところで決定機に欠けて、延長戦に突入します。



もし、この時点で優勢勝ち・判定勝ちがあるならば、断然メキシコ勝利でしょう。

ここまでまともにぶつかってアルゼンチンに手も足も出させなくする国は数えるほどしか居ないでしょう。


延長戦......


とにかく個人の力で押し切りたいアルゼンチン。

風は依然としてメキシコに吹いています。

もし・・・・・・PK戦に突入したらメキシコにやられる可能性が大です。

そんな時、攻撃に出たアルゼンチン。

前には、メッシ・テベス・アイマールと揃っている中、メキシコの選手の目もそちらに向いている中、ソリンのクロスを胸でワントラップしそのままボレーでドライブの掛かったシュートがメキシコのゴールネットを揺らします

目を向けるのを怠ったマキシ・ロドリゲスに全てを砕かれました。

あのシュートは止められません・・・・・・。


豊富なタレントの物量の差で、押しに押して勝ったアルゼンチン。

アルゼンチンの寝首を掻く寸前まで追い込んだメキシコは、その勝利の美酒受け取っても、何らおかしくないチームでした。

強かった・・・・・・本当に強かったです。

メキシコが惜しかったのは、交代カードを負傷者のために使ったことと

レッドカードになっても良いようなファウルがイエローだったり、カードが出てもおかしくないものが只のファウルだったりと審判についてなかった気がします。

そして、エース・ボルゲッティにチャンスを数回しか作ってやれなかったことです。



やっぱりメキシコサッカーは面白い。

もっと見ていたかった・・・・・・。 



次の準々決勝はドイツVSアルゼンチンです。

ドイツについて記事を書こうと思いましたが、面倒くさいのでやめました(汗)

ドイツは2−0でスウェーデンを破りましたが、クローゼの調子の良さに引っ張られての得点やプレーが見られました。

相変わらずその他の選手の決定力は微妙なところです。

気になるのはシュバインシュタイガーの調子が最悪なことです。

控えの選手が微妙なだけに、ここがネックになりつつあります。

バラックの調子そのものは良さそうなのですが、今一歩得点を挙げられません。

今のところ上手くいっている様に感じますが、クローゼが抑えられればタチマチ悪いところが噴出するでしょう。

対アルゼンチン戦のドイツの勝利は、早い時間での先制と追加点

そして大声援のドイツサポーターの後押し以外にありません。
         
posted by Daft at 13:29 | Comment(2) | TrackBack(2) | 2006 WORLD CUP GERMANY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
シュバインシュタイガーやっぱ調子悪いですよね。ブンデスは見ないので彼の事、実は今大会で初めて知りました。開幕戦で一気に気に入ったので注目していたんですが…。ただアルゼンチンのサッカーを1試合でも多くみたいのでペケルマン監督にも頑張って頂きたいし…決勝Tは素晴らしい対戦が多すぎて、どっちが勝っても嬉しいし、どっちが負けても悲しいです。昨日のイングランド戦だけはあくびで顎が外れかけましたが。
いちげんさんなのに長文失礼しました。また来まーす。
Posted by ペッタンコ at 2006年06月26日 06:11
ペッタンコさんへ

当ブログは「いちげんさん」だからと言って差別はしません。長文でも短文でもコメントをいただけると大変うれしいです(嬉)
シュバインシュタイガードイツの中でも稀有な存在の彼が、もっと調子を上げてくれば、ドイツの躍進は間違いないはずです。
今大会は夢のような対戦が目白押しです。どっちが勝っても素晴らしいと言えるような、また、後世に語り草になるようなW杯になって欲しいです。
Posted by Daft at 2006年06月26日 09:57
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Tracked: 2006-06-25 23:01

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Excerpt: ライプチヒ 2006年6月25日午後21時00分KO(現地) アルゼンチン アボンダンシエリ / スカローニ アジャラ エインセ ソリン / ロドリゲス カンビアッソ マスケラーノ リケルメ / ク..
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Tracked: 2006-06-26 00:41
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