2006年08月31日

Jリーグ 第21節 大分トリニータ vs 浦和レッドダイヤモンズ

2006 8/30 九州石油ドーム

選手個人から言えばアジア杯中東遠征を控え、最後のアピールの場となりました。

チームとしてもレッズは優勝を狙うだけに勝ちに拘りたいところで、また大分は上位進出の足がかりにしたいところです。



大分トリニータ:Formation


        高松
              松橋
        梅崎
    根本            高橋

      エジミウソン  トゥーリオ 

      上本   三木   深谷

           西川


※高松の後ろのスペースを梅崎、松橋の後ろをトゥーリオが使う形。
基本は3-4-1-2です。

<得点>
前半09分 高松
後半14分 高橋

<交代>
後半30分 梅崎 → 西山
後半34分 高松 → ラファエル
後半41分 松橋 → 山崎

<警告>
後半06分 トゥーリオ
後半08分 三木
後半17分 エジミウソン
後半42分 トゥーリオ(二枚目退場)



浦和レッドダイヤモンズ:Formation


         ワシントン   達也

              小野
      三都主            平川

          長谷部    鈴木

        坪井   闘莉王   堀之内

             
              山岸


<得点>
後半31分 ワシントン

<交代>
後半00分 三都主 → 相馬
後半27分  鈴木 → 永井
後半33分  平川 → 岡野

<警告>
前半33分 鈴木
後半24分 小野


前半......

気温・湿度共に高い

ドームの屋根を締め切って蒸し風呂状態

体力の消耗の激しさが勝負を分けそうな感じです。

序盤は中盤での潰しあいで拮抗していました。

両者共にこの試合は中盤、特に《ボランチ》が鍵になると思われます。

ブラジルのボランチなのか、日本型のボランチなのかその違いが試されます。  

そんな中で生まれた先制点はゴールは泥臭くともその過程は美しかったです

大分PA内でボールを奪取し、そこから素早くカウンターに移ります。

カウンターを仕掛けたときは、両者共に同数でした。

中盤からサイド(松橋)にボールが出て、そこで一対一の場面を作り、シッカリそこで勝負を挑み、サイドを深く抉って中にボールを入れて、中に詰めかけた高松が泥臭くゴールを決めました。このPA内にしっかり大分のトゥーリオが走りこんで混戦を引き起こしていました。

レッズPA内の人数は得点を決めたときは、むしろ大分のほうが多かった感じがします。

全員の攻撃の意識の統一がなされている事、一対一の場面で逃げない、勝負に勝つ、きっちり走りきる、全てが浦和を上回った大分の得点でした。

レッズの弱点を巧みに突いてくる大分。

浦和の攻撃の初速でスピードを殺すことに非常に重きを置いていることが分かります。

大分の攻撃が浦和に防がれた瞬間に、前線からプレスを初め、最初のスピードにのったカウンターを防ぎます。それがレッズ全体のリズムを狂わせていることは言うまでもありません。

一年前は、相手のスピードを殺すだけで精一杯だった大分。

それから一年で、自分達のスピードは生かしたまま、相手のスピードだけを殺すこの試みは、確かにJ上位に位置するだけの事はあるかも知れません。

レッズもそれだけ(スピード、カウンター)ではないのですが、その他(サイドの展開・遅攻での中央突破)が駄目なだけに手の打ちようがないのが前半の全てです。      


後半......


前半からですが、ワシントン&小野にはマントゥーマンで守備が付いています。特に小野にはエジミウソンがキッチリ付いているので、ほぼ何も出来ませんでした。

最初にも述べたように、気温・湿度共に高いです。

この時点で 気温27.7℃ 湿度90.0%と異常に高いです。

よくよく考えればサウジアラビアの遠征を控える選手にとっては良い予行練習になったのかもしれませんね。

ちょっとレッズの攻撃が前半終わりから目立ってきました。

大分が勝ち越している状況にちょっと慎重になっている節が見られます。

特にボールへのリアクションが消極的になって、ずるずると全体が下がってしまいます。

それに漬け込んでレッズの攻めが見られるのですが・・・・・・

これはもしかしたら大分にとっては予想済みの展開だったのかもしれません

レッズのスピードに乗った攻撃よりも、この遅功を我慢強く防ぐほうが確立が高いと判断してのことかも知れません。

その証拠に両サイドを突破されることはありませんでした

前後半を通じて勝負を仕掛けても尽く止められ、縦に突破できない状況でした。

後半14分に大分が中央を突破して追加点を挙げます。

この得点前に中盤で鈴木が倒されたものの、大分が試合を(フェアプレーで)止めなかったことに、ブッフバルト監督はお怒りのようです。

全体試合の流れからしても、ホームアドバンテージは大分に多分にあるようにも感じましたが、特に目に余るようなものはなかったと思います。

フェアプレーであの時の得点がなかったとしても、レッズが勝てたかどうかは非常に微妙なところです。

攻撃はワシントン頼みで、そのほかの可能性は皆無でした。

そのワシントンも一点を返すのが限界でした。

得点のチャンスは、むしろ前がかりになって隙の出来まくったレッズを突く大分のほうが断然多かったです。

終盤ゴリ押しで得点を狙うレッズでしたが、その過程でのサイドの突破が全く出来ないのでは、良いクロスも挙げられずで、良い所はありませんでした

退場者が出た大分でしたが、きっちり守って価値ある一勝を得ました。


この日誰よりも切れていたのは、大分の松橋と梅崎でした。

この悪条件(気温・湿度)の中、きっちり動いてレッズを混乱させた功績は計り知れないものがあります。

一方のレッズは、全体をみれば大分の術中にまんまと嵌ってしまった印象が拭えません。

個人を見ても、とても調子が良いとは言えません。

特に田中達也は、試合に出ていたことすら忘れるほど存在感0でした。

ボランチの二人も、完全に大分のエジミウソン&トゥーリオにお株を奪われて、稚拙さだけが際立つ結果となりました。

両サイドに至っては、死滅でかける言葉も見つかりません(苦笑)

若手の成長がそのまま+αとなって結果の出ている大分

これからも楽しみです。




懸念の小野ですが、完全にココロとカラダが別ですね。

完全に死に体のように感じてなりません。

このままだと最悪フェードアウトで過去の人になってしまうのが怖いです。

早急な手当てをしないと、優秀な人材をこのまま見捨ててしまうことになるかもしれません。レッズ関係者に強く早急な処置を望みます
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