2006年11月13日

AFCユース選手権インド2006 《総括》

今週は代表week

火曜日にU-23日韓戦

水曜日はアジア杯 対サウジ戦

流石にU-19からは緊急招集は無理っぽいですが、何人かはオシムのリストに名前が上がっている可能性もあります。

異国の地での体調管理にかなり苦労したようです。

その中でもタフに動き回った選手もいれば苦しんだ選手もいます。

この経験を必ず生かして欲しいところです。


オシム監督のインタヴューで

日本人のあいまいさに言及されたものがありました。

失敗を「なあなあ」で済ましてしまう所を大きく指摘していました。

失敗を失敗として、それを必ず批判し欠点を浮き彫りにする

個人の責任を必ず問う

それをしなければ前に進まない

責任を問わなければ同じ失敗を繰り返すだけになってします

・・・・・・

前向きな批判

これが欠けているのかも知れません。

どうしても陰湿なイメージが付き纏う・・・・・・「批判」という言葉

この辺の意識改革からスタートしなければならないのかな・・・・・・

御大はどうお考えなのか

いじめと言う問題もちょっと聞いてみたい気がしますが・・・・・

蛇足蛇足


今回の大会、出だしの好調さがそのまま持続して決勝戦まで進んだと言っても良いでしょう。

途中イラン戦で流れが消えそうになりましたが、サウジ戦での勝ち方から、また勢いに乗ることが出来ました。

最低限の目標を乗り越えて、モチベーションの低下を恐れましたが、それも殆ど影響はなく決勝戦まで進むことが出来ました。

ただここで問題になるのはDF柳川をサウジ戦後帰国させたことです。

これが後々、準決勝で槙野が退場となり、決勝戦で中盤の要青山をDFラインに下げざるを得ない結果を招いてしまいました。

残念ながら青山の代役として中盤に入った森重では役不足は否めず、ここから日本が崩れました。

柳川が入ったからと言って勝てたかと言われれば、彼がそこまで良いパフォーマンスを見せていたかは疑問の残るところですが、それでも本職のCBが抜けたことの大きさは計り知れません。

柳川を弁護するとき、多分J2昇格に絡むヴィッセル神戸のチーム事情も考慮に入れろと言われるかもしれません。

それを言うならば、J1降格の危機にあるセレッソの森島は誰よりも早く帰らなければならないでしょう。

また、ナビスコカップでタイトルの懸かった鹿島のDF内田はレギュラーを張っている選手だけに帰らなければならなかったはず。

それ以外の選手もそれぞれのチームでさまざまな事情を抱えています。

それでも残った

クラブもそれぞれの不利を承知で送り出した

多分、ヴィッセルと協会&コーチ陣の間で密約があったのでしょう

これが日本が優勝できなかった大きな原因と断言できます。

帰ることが前提の人選ならば

選ぶな!

辞退しろ!

選手を送り出したならば

信頼して送り出せ!


はたしてこの大会を勝ちに来ていたのか、その根本から疑いの目を向けざるをえない現状は悲しすぎます。



《選手評》

GK:林 彰洋

190cmの大型GK。このチーム唯一人の大学生ながら、安定した守備力は評価できます。PK戦を制した準決勝韓国戦は、最大の見せ場でした。
ただ上には上が・・・・・・北朝鮮GKには反応の良さでは一歩で遅れた感じもあります。まだまだ絶対的な安心感があるかは疑問。決勝の先制点はGKのミスと言われても反論できない。責任が厳しいポジションであることは重々承知していますが、それでも言いたい「100%ゴールを死守してくれ


DF:内田篤人

鹿島ですでにレギュラーを張っている右SB。攻撃的センスは中々。ただしこの大会序盤はそれほどオーバーラップは見られませんでした。それでもオーバーラップするとチャンスを演出する力はあります。守備もしたたかさを見せていました。この方向性のまま全てにおいてレベルアップして欲しい人材です。上のカテゴリーへの召集も期待されます。


DF:堤 俊輔

左SB。ほぼスタメンを張りました。ただし攻撃に絡むことは稀。オーバーラップ自体も数えるほどかな。前に梅崎が居るというのもあるけど、だからこその連携も見せて欲しい。守備もそこそこな感じ。鍛えるべくは守備の安定感が先かもしれません。


DF:福元洋平

CBでキャプテン。槙野とのコンビで安定感は抜群。個人としての能力も申し分ありません。もっとスケールアップする為にも大分でスタメンを奪取して欲しいところです。上のカテゴリーに呼ばれるのは必然な感じの期待の選手。


DF:槙野智章

福元とのコンビで日本の守備を支えたCB。準決勝韓国戦のレッドカードが痛かった。それでもあそこで止めなければ決勝に上がっていたのは韓国でしょう。スケールアップを望む。


DF:柳川雅樹

サウジ戦後クラブ事情で帰国。パフォーマンスはちょっと上記の二人のCBには及ばない感じです。まぁ上でも述べたように中途半端な決断だけはしないで欲しい。クラブとの板ばさみに苦しいのは分かるけどね・・・・・・。


DF:香川真司

韓国戦の同点ゴールの基点となった選手。残念ながらプレー時間が少ないので、まだ何とも言えません。



MF:青山 隼

中盤の底を一人で任せられるほどの逸材。安定感は秀逸。ただ決勝でDFラインに入ったものの、その安定感はなかったです。DFラインの穴として北朝鮮に狙われた節があります。こうゆう事態も想定して、DFとしても通用するような守備力を是非是非身につけて欲しい。頑張れ!


MF:森重真人

中盤の底(ボランチ)の二番手。残念ながら青山ほどの安定感はなし。ただ目を見張るのはそのミドルレンジからの精度の高いシュート力。類稀なる武器を持っているだけに、守備力の強化が早急に求められます。自身のクラブのボランチを見習って欲しい。高い山だけど目指すだけの価値は十二分にあるはず。


MF:梅崎 司

やっぱりそのドリブルとスピードは魅力。もう一段ステップアップする為にも広い視野と戦術眼を身につけて欲しい。エースでありたいと思うならばもっとプレーでみんなを引っ張らないといけない。ワンステップもツーステップも成長して欲しい。ココだけに留まらずA代表の定着を目指せ!


MF:田中亜土夢

中盤のダイナモ。非常にアグレッシブで攻守に頼りになります。便利屋だけにはなって欲しくない。そのためにももう一段階のパワーアップを。世界ではこれでは通用しないかもしれません。


MF:山本真希

テクニックは十分ですが、守備とアグレッシブさに置いては田中の方が上かな。何を目指すかが今後の課題。非常に難しい選択を迫られるかもしれません。


MF:柏木陽介

今大会一の(私にとっての)サプライズ。気がついたらそこにいる。テクニックの凄さは秀逸。必ずゴールに絡む選手。彼なくして日本のゴールは生まれなかった。こんな選手が居たのか・・・・・・凄いですね!


MF:柳澤 隼

オールマイティであるが故に便利に使われてしまいました。そこからの脱却を望みます。スペシャリストになってほしい。



FW:森島康仁

デカくて速くて強い選手。このまま成長して欲しい。U-23でFWの主軸に添えてもなんら遜色はない。そのためにもゴールを上げてその凄さを世間に知らしめて欲しいところ。


FW:河原和寿

森島と常にスタメンを張るも、徐々に交代メンバーの真っ先に上がってしまう。90分間フルにその能力を活かせるだけの体力をつけて欲しい。


FW:ハーフナー・マイク

決勝の動きは秀逸。ボールキープも高さも強さも申し分なかった。ただそれを持続させる体力と安定感を身につけて欲しい。ベンチに座らせておくには惜しい。是非スタメンで90分フルに動ける体力をつけるべし。


FW:青木孝太

日本の切り札として、ゴール感覚は素晴らしいものを持っています。ドリブルも流石。ただ守備に関しては下手と言われても・・・・・・。スタメンで起用しても影が薄くなってしまうのでは使い甲斐がない。まずは千葉でスタメンを奪取するところから始めて欲しい。90分間走り回ってもバテナイ体力も。


FW:伊藤 翔

う〜〜〜〜〜〜ん・・・・・・マスコミに騒がれての人選と言われてもしょうがないかも。素材は面白いものがあります。高さもありドリブルも良いしでも何かが足りない。話題先行の感はやっぱり否めない。周りを威圧するスケールアップを見せて欲しい。





この大会、準優勝で日本は幕を閉じました。

でもこれは通過点に過ぎません。

来年はU-20W杯

そしてU-23〜A代表とまだまだ進むべき道が続いています。

ここで下を向いて落ち込む時間はありません。

下からはU-17の突き上げも予想されます。

そのためにも前で渋滞している世代を蹴落としてでも前に進んで欲しい。

この世代のレベルアップが即次のW杯に直結するだけに・・・・・・



<Photo>

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森島


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青山


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梅崎


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柏木


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内田


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青木

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U-20W杯出場を決めて


AFC06-U20-091106-KORvJAP-020.jpg
PK戦(対韓国)を制して
posted by Daft at 15:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | ユース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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