2007年07月17日

AFCアジアカップ2007 ベトナム vs 日本 【グループB】

2007 7/16 ベトナム/ハノイ





開催国のアドバンテージを最大限に使いたいベトナム

あらゆる可能性を考慮し、クレバーに事を進めたい日本

何が起きるか分からないのがサッカー

それを踏まえた上で臨みたいところです。




ベトナム:Formation


               (9)

        (17)            (19)
             (12)  (14)

               (15)

        (2)             (16)
             (7)   (3)

               (22)


【FW】
(9):レー・コン・ビン
【MF】
(17):グエン・ブー・フォン
(19):ファン・バン・タイ・エム
(12):グエン・ミン・フオン
(14):レー・タン・タイ
(15):グエン・ミン・チュエン
【DF】
(2):フン・バン・ニエン
(7):ブー・ニュー・タイン
(3):グエン・フイ・ホアン
(16):フイン・クアン・タイン
【GK】
(22):ズオン・ホン・ソン


《得点》
前半07分 オウンゴール

《交代》
後半20分 ファン・バン・タイ・エム → フン・コン・ミン(11)
後半30分 レー・タン・タイ → ドアン・ベト・クオン(4)
後半35分 グエン・ミン・フオン → ファン・タイン・ビン(18)

《警告》
後半39分 フン・コン・ミン
後半42分 レー・コン・ビン

※( )内は背番号。



日本:Formation


             巻(12)   高原(19)
       遠藤(7)

              俊輔(10)

          鈴木(13)    憲剛(14)

     駒野(2)               加地(21)
           阿部(6)   中澤(22)


              川口(1)
        
                            

《得点》
前半12分 巻
前半31分 遠藤
後半07分 俊輔
後半14分 巻

《交代》
後半17分 俊輔 → 羽生(8)
後半23分 遠藤 → 水野(15)
後半23分  巻 → 寿人(11)

《警告》
後半44分 羽生

※( )内は背番号。
※システムのスタートはオーソドックスな4−4−2(ボックス型)
試合の流れの中で上記のような、変則的な4−3−3になったと思われます。遠藤・俊輔・高原の位置が固定されていない分、バリエーションが増える感じかな。


前半......


流石に気合が入っているベトナム
  
ちょっと攻め手に欠ける日本

ベトナムの思惑道理に進む試合展開

しっかり守ってカウンター

また、ボールを持たせても思った以上に人数をかけて攻めてきます。

あわよくば先制点を取って、勢いに乗ってやろうと言う雰囲気でした


前半07分

日本がCKからオウンゴールでベトナムに先制点を謙譲

いやはや、何が起こるか分からない

大歓声に支えられて、非常に勢いに乗るベトナム


ここで違ったのは日本

変に浮き足立たなかったこと


前半12分

左サイドを縦パスで抜け出した俊輔

相手を切れの良いフェイントでかわして、フリーでクロスを上げる

ファーサイドに詰めていた巻が、胸でボールを押し込んで同点!


この早い時間で追いつけたことが何よりも大事です。

もし・・・・・・

前半を1−0の状況で折り返していたら、全く違う展開になっていたかもしれません。 ちょっと冷や汗が出ますね(苦笑)


まだ気力も体力もあるベトナム

辛抱強く守り、そして労を惜しまず攻守に走ります。


唯一人の攻撃の要・レー・コン・ビン(9)

今日は1トップだけど、相棒のファン・タイン・ビン(18)と2トップを組んでいたら、もっと日本の裏を突かれて、失点が積み重なっていたのではないかと感じました。


前半31分

左サイドPA付近で高原が倒されてFKを取得

これを遠藤が決めて、逆転!


きっちり前半のうちに勝負の方向性を決めることが出来ました。


ちょっと気になったのは40分過ぎから頻発したパスミス及び横パスカット

特にDFラインでのボール回しをカットされたりと、非常に危険な場面もありました。

暑さと体力の消耗から来るものだと思いますが、だからこそ最大限の注意を払って欲しいです。

特に試合時間中盤から終盤にかけて、プレーをハッキリさせること

中途半端に繋いだりしないで、クリアも念頭に入れるべきでしょう

そこから失点したのでは痛すぎます。



後半......

後半07分

遠藤と駒野で相手攻撃エリアで様子見のパス交換

一気にスピードを上げて突入

遠藤と駒野のパス交換で左サイドを抉る

抉った駒野から遠藤にパス

ちょこんと右にソフトパス

走りこんだ俊輔がミドルシュート!

追加点を決めて、流れは完全に日本


これが今一番【考えて走る】の理想系に近い攻撃なのかな?

“走る時と場所”を考える

“自分達が走らないで相手を走らせる”

“走るスピード(緩急)”を考える

これらが全て複合した攻撃だったと言えるかもしれません。


それにしても遠藤がより際立って見えますね

中々、国内外の評価が上がらなかったけど、ここ2試合で評価が上がって嬉しいです。

労を惜しまずに攻守に汗をかけて、トップ下からディフェンシブハーフ(やれと言われればCBやSBもやるかも)までカバーできるセンス。

オシムサッカーの象徴になりつつあります。


多分、ここら辺が小野が代表に遠い理由になるのかも 


後半14分に巻が駄目押し点を決めて、試合はほぼ決まりました。

ここからの日本のカードの切り方は興味深かったです。

交代の中身自体は、特に変わったものはありませんでした。

巻→寿人の交代で見えてきたものがあるかな

一つは直近の次戦への対応とコンビネーション

もう一つは、このチームが高原を中心にして組み立てることが出来ること

これが非常に大きな出来事かもしれません。


昨今の日本は、中盤の組み合わせの基にチームが形成されていました

トルシエのときは、中田を中心にして、その上で中田に合うFWを組み合わせたり

ジーコのときは、中田&中村の共存に腐心して、それに合うFWを組み合わせたり

けしてFWを中心に組み立てることは皆無でした。

久しぶりに現れたFWの大黒柱

高原の現状の決定力の上に、彼がより得点を出来る形で、陣容が決まるのは、見ていて興味深いものがあります。


MFからの視点とFWからの視点、それを可能にしたそれぞれの選手の適応力

バックラインが4か3かで悩まないでいいなんて、ちょっと前まで考えられなかったのにね(苦笑)


試合のほうは、日本が久しぶりの快勝

ここ近年、所謂“格下?”に気持ちよく勝った記憶が引き出せません

それほどまでにサッカーそのものが劇的に変わったとも言えるかも知れません。

【日本サッカーの日本化】

非常に興味深いですね。


一方のベトナムは、他試合のUAE vs カタールで

UAEが意地で勝った為に、初の決勝トーナメント出場と言う快挙

おめでとうございます!


気になるトーナメント初戦がオーストラリアに決まりました。

因縁があるな〜(笑)

正直、リベンジとかそう言うのは、ちょっとおこがましいかな

もうちょっと謙虚に、そして冷静に分析すべきでしょう。

実力的にはオーストラリアが上と見て、油断無く臨まなければ


確実に足元を掬われるでしょう


オシムのことだから油断なんて万一にも無いでしょうけどね。

オーストラリアには、存分に【アジア】の戦いを見せ付けてやればいいです(苦笑)



ちょいと気になるのは、報道の仕方が、ベトナムに残るのがベターだという言動一辺倒なこと

まぁ 日本の状況(勝ち点)が状況だけに、勝って万全の体制で挑むほか無いのは分かるけど、多角的に次戦の相手も含めて、検証している報道が、私の見る限りで一つも無かったのは残念なところです。

決まり事のようにベトナムに残るのがベストと言われてもね〜

折角、オシム問答で力をつけてきているのだから、もうちょっと賢くその辺を突いて欲しいですね。  
posted by Daft at 11:50 | Comment(0) | TrackBack(4) | オシムJ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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