2007年08月26日

FIFA U-17 World Cup Korea 2007 フランス vs 日本

2007 8/25 韓国


グループリーグ最終戦

フランスに引き分け以上の結果で決勝トーナメント決定

負けでも可能性はあるにはあるけど......



フランス:Formation


            RIVIERE(20)
    SAIVET(19)          BOURGEOIS(10)

        MVILA(7)     MEHAMHA(6)
            NDIAYE(17)

  SAKHO(5)                  DUPLUS(2)
         NELSON(14)  SAUNIER(4)

             KEITA(16)


【得点】
後半23分 MEHAMHA(6)
後半25分 RIVIERE(20)

【交代】
後半00分 MVILA ⇒ LE TALLEC(9)
後半04分 SAUNIER ⇒ RIFF(8)
後半35分 RIVIERE ⇒ CAMARA(11)

【警告】
後半42分 DUPLUS


※( )内は背番号
  


日本:Formation


        柿谷曜一郎(8)   水沼宏太(11)
 端戸仁(17)                   大塚翔平(15)
         山田直輝(10)  岡本知剛(6)
 
  吉田豊(7)                  高橋峻希(5)
         鈴木大輔(3)   金井貢史(2)

            廣永遼太郎(1)

【得点】
前半45分  柿谷曜一郎(8)

【交代】
後半17分   大塚翔平 ⇒ 河野広貴(14)
後半30分   水沼宏太 ⇒ 齋藤学(16)
後半37分  柿谷曜一郎 ⇒ 田中裕人(19)

【警告】
後半39分  河野広貴(14)


※( )内は背番号


前半......

柿谷がスタメン復帰

日本も後がないだけに温存してリズムを崩すよりも、積極的に自分達のスタイルを貫いて自分達のサッカーを見せつけようという心意気が感じられます。

序盤はフランスを翻弄

素早いワンタッチのパス回しと人がそれに呼応して連動&連動

囲まれても、体を寄せられても、テクニックと持ち前の俊敏さで華麗に局面をすり抜けてしまう

オシムの提唱する『サッカーの日本化』を体現していました。

観ていて痺れるほどの華麗さと強さに惚れ惚れ(褒めすぎ?笑)


ただ試合中盤から徐々にボールポゼッションが減っていきました。

顕著に見られるのは苦し紛れでもフランスにミドルシュートを打たれる事から見えてきます。

一見すると、日本が完璧にフランスの攻撃を押さえ込んでいるように見えるけど、クリアが小さかったり、不正確でフランスに拾われたりと、小さな綻びがちょろちょろと出て、そこをミドルシュートを打たれていました。

どうも日本全体が落ち着きを失っていたように感じます。

フランスの必死さにちょっと冷静さを失っていたのかも

ある意味諸刃の剣の今日のシステムも影響したのかもしれません。


今日の日本のシステムは『擬似首なし』です(笑)

柿谷と水沼をトップ(正確には1.5列目)の位置からスタートさせて、両者のテクニックと運動量そしてアイデアを活かす為にも、よりゴールに近い位置において攻撃に迫力を持たせて【守⇒攻】への一番最初の基点に置きました。

端戸と大塚をサイド(もしくはウィング)からスタートさせ、攻撃時にはサイドから一気に中に入って役を代えてFWになりきる。マークを混乱させ、スペースに一気に飛び込む。

非常に訓練された印象が残ります。

彼ら4人だけでなく全員がこの戦術の理解度が極めて高く、昨日今日作れるような連携ではありません。

それを可能にするテクニックと運動量を兼ね備えていなければ出来ません。

ただ惜しむらくは、このシステムの欠点がモロに出てしまった事......

所謂『擬似首なし』トップが居ないが為に、ボールを単純に放り込んでも前に詰められない。

また、日本全体が攻め込まれると柿谷&水沼がMFゾーン(ライン)に吸収されて、相手DFラインにプレッシャーを掛けられずに、そこから決定的な縦パスを容易に入れられてしまう事

良い時と悪い時の差が出やすいシステムです(悩)

何となく全体がピリッとしなくなった日本

流れがフランスに傾きつつある中......


ハーフウェイラインでボールをキープした柿谷

センターサークル内から一瞬顔を上げたかと思ったらシュート!?

完璧にコントロールされたボールがフランスゴールのネットを揺らします

GKが前に出ていたからと言って、それを完璧にイメージ道理のボールを蹴れるテクニック、そしてそのアイデア、それを実行するハートの強さ、そして意図も簡単に決めれる風格

漫画だよ マンガ!!

一体何物なんだ!? 柿谷は!!(驚愕)


試合会場に異様な興奮を与えたまま前半終了......


後半......

柿谷に驚愕するフランス

必死に猛攻に出るフランス

それにちょっと気圧されたのか前半からのミスが、より増えました

それに加えて、前半は辛うじて中盤で落ち着いてボールキープできていたものの、完全に我を失った中盤〜最終ラインは、クリアボールを簡単に相手に渡したり、フリーでクリアできる状態でありながら、無言のプレッシャーに押しつぶされて、無茶なクリアばかり......

もっと冷静に全体を見れればいいのに......

状況は日本が勝っている

引き分けでも構わない

冷静に中盤でボールを回せば良い



もっと互いに声を掛けあって落ち着けば、何も焦る必要は無かった

攻撃も一発を狙うものばかりに集中して、同一サイドに偏った攻撃しか出来なくなりました。

極端に視野が狭くなってしまう。

う〜ん 異様に負けを怖がる故のものなのかな......

恐怖が全体に伝染したとも言えるかな......


後半23分

中盤で苦し紛れのミドルシュートをフランスに打たれます。

GK廣永が辛うじて防ぐもボールがこぼれて、中途半端な位置に転がる

そこを詰めていたフランスのFWに拾われて、中に折り返されてシュートを打たれて同点

非常に不幸な出来事が重なっただけの失点


後半25分

フランス右サイドの展開から、単純に中にクロスを折り返したところを、日本のDFのマークがちょっとずれた所をヘッドで押し込まれて逆転


このチームの一番の悪い癖

立て続けに失点してしまう

気持ちの切り替えが上手く出来ない......


このチームはサッカーに関するあらゆる技術が完璧です

まだまだ延びる余地があるだけに空恐ろしくも感じます。

※サイドチェンジのボールをピッタリ足元に納める、それもPA内に近い位置で! そしてそこから臆する事無くドリブルで勝負を仕掛ける

個人のハートの強さも感じます。

ただスポーツとしての勝負

勝ち負けの白黒がハッキリつく中でのギリギリの綱渡りが上手く出来ない

オシム語録『ボール遊びが上手い』選手がまだ大半なのかな

生きるか死ぬか、ボール一蹴り一蹴りに生活感が感じられない

まぁ まだそれを求めるのもなぁ〜(苦笑)


このまま打開策が無くタイムアップ


他のグループの三位6チーム中上位4チームのみが決勝トーナメントに進める救済策があります。

他力本願だけど、もっとこのチームのサッカーを見ていたい



それにしても柿谷&水沼は良いコンビだね(笑)


    
posted by Daft at 11:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | ユース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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