2005年09月05日

2006W杯 ヨーロッパ予選 グルジア vs ウクライナ

9月3日 グルジアのホームにて、ウクライナが1−1と引き分けたものの他チームの結果により、独立後初のワールドカップ出場を決めました。

ウクライナ国民 ウクライナの関係者のみなさまに お祝い申し上げます!

この試合、グルジアサポータが、前節不祥事を起こしたとかで、無観客試合でかなり淋しいものでした。敵地とはいえ、やはり観客のいない試合は味気ないものですね。


ウクライナ:スターティングメンバー

       I    F            I:ヴォロニン
  G                       F:シェフチェンコ
                 J       G:ロタン
                          J:シシュチェンコ
       M    C            M:グシン
                          C:ティモシュチュク
  A              D       A:ネスマチニー
       B    E            B:フェドロフ
                          E:ルソル
          @               D:イェゼルスキ
                          @:ショフコフスキー

ヴォロベイというFWの選手が出場停止で、普段使い慣れている4−3−3の形から変則的な4−4−2の形で挑んでいます。


この試合の先制点は、中盤からのロングボール(クロス?)を、シェフチェンコがPA内で競り、そのこぼれ玉をPA内に詰めていたロタンが、足元にピタッと止め、まるでFKでも蹴るように冷静にゴールを決めました。


ウクライナの攻撃は、ミドルレンジのパスで前線に繋いだり、サイドチェンジを行い、それ以外のボール運びはドリブルで殆ど行っていました。特にゴールエリア付近では、細かくパスで崩すのではなく、ドリブルで打開するのを好むようです。


左サイドからの展開が多く、右はまったく機能していませんでした。頻繁に左サイドバックのネスマチニーが上がってきて、攻撃に参加していました。シェフチェンコは前線に張っているようなことは無く、擬似司令塔のような形でパス・ドリブルで相手を引き付けて、攻撃に参加していました。エゴイストな匂いを感じさせず、このチームがシェフチェンコのワンマンチームでないことを感じさせました。


中盤で目を引いたのは、ティモシュチュク落ち着いたボール捌きで、汗をかく事を厭わず、精力的に動き回り、シェフテェンコに目を奪われがちでしたが、彼なくして今のウクライナは成り立たないと思わせる動き振りを魅せていました。ミドルレンジのシュートも見せ、そのレールを走るように加速する弾丸シュートには驚きを隠せません。


守備は、前線の2人で追い回し、ゾーンに追い込むと必ず二人以上で囲み、敵の行動を限定させると同時に、パスコースを狭め、インターセプトする形がよく目に付きました。この守備のリーダーはティモシュチュクであるように感じました。


ウクライナの気になったところ・・・・・・

@守備において接触プレーを好まず、人数を裂いて囲むものの、相手に詰めてボールを奪取することに躊躇する場面が終盤目立ちました。相手に詰めた場合、ファウルを貰うことも多々ありました。終盤ファウルを与え、FKから得点を与えていました。

Aゴールエリア付近で、細かいパス・ワンタッチプレー・ドリブルでかき回されると、人数は足りているものの、傍観者のように立ち尽くし、相手にいい様にやられている場面が目立っていました。

Bこのチームには司令塔という感じの選手が存在せず、シェフチェンコが万能であるが故に、擬似司令塔のような形で、チームを引っ張っていました。残念ながら相手の裏をかくようなパスを出すことが出来ないので、攻撃に幅が出ず、単調な攻めが続いていました。

C足元の技術に自信があるのか、ほとんどドリブルでボールを運んでいました。



今年、欧州遠征でウクライナと日本が戦います。今まで日本が戦ったことの無いタイプの国に、どのような成果をあげることが出来るのか非常に楽しみなところです。


ウクライナ情報・・・・・・7月20日にユーシチェンコ大統領が来日され小泉総理と会談したそうです。ウクライナに残された旧日本軍の遺品が返還されました。民主化の道を歩んだウクライナの支援を日本が申し入れ、チェルノブイリの原発事故の支援協力を継続することを伝えたそうです。核の被爆国は日本とウクライナしかありませんし、積極的な連携を取りたいところです。
国連改革の支持もしていただけるとの事、このような国を日本は大事にしていきたいところですね。両国が末永く友好を保つことを心から祈ります。

Wikipedia版ウクライナ   首相と大統領の会談様子    共同声明文

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