2008 1/30
ボスニア・ヘルツェゴビナ
記憶とブログを辿って見ると、出てくるのは2006W杯イヤーの親善試合の模様。アメリカ遠征を終えてその流れのまま、ブラジル戦の会場となるドイツ・ドルトムントでの仮想クロアチアを考慮した試合でした。
前後の流れから言うと
アメリカ戦で基本的な差を見せ付けられて惨敗。
↓
乗り込んだドイツの地でボスニア・ヘルツェゴビナに2-2のドロー。出てくるのは課題と重い雰囲気だけ。
↓
W杯直前の試合でドイツ相手に善戦。しかし今振り返ればピークがここだった(笑)
↓
次のマルタ戦。完全に格下と思って勢いをつける試合でしょっぱい試合。
↓
W杯で無様な惨敗
↓
W杯後。ジーコ『日本人はフィジカルがないから勝てないんだよ』捨て台詞を吐いて代表監督退任(苦笑)
【リンク】※上記の試合の当ブログの記事です
○アメリカ
○ボスニア・ヘルツェゴビナ
○ドイツ
○マルタ
さて今回のボスニア・ヘルツェゴビナは、前回の対戦ほどプレッシャーも強くありませんでした。ただ高い壁状態でまったく無意味です。
確かにPA内での強さや粘りはキラリとするものはありましたが......
その中での3点は全くとは言いすぎですが、評価のしようがありません
もっとも課題だった事を置き去りにしたまま勝利に浮かれている姿は無様です。
オシム時代の最大の課題はゴール前&PA内での崩しでした。
今試合を見る限り現状は......
やっとオシム時代の課題前の状態に戻ったに過ぎません。
特に顕著に現れているのが後半20分前後の時間帯です。
パスを回し、ボールを拾ってゴール前まで押しかける事は出来るけど、PA内に入れない。入ったとしてもシュートを打てない。ボールを回すだけに終止してボスニア・ヘルツェゴビナの壁に跳ね返される。
結局、何本ものCKからやっと先制し、相手が攻めッ気を出してきたところをカウンターで得点
確かにセットプレーからでも相手を崩した事は評価は出来るけど、以前として課題はクリアせず。
いやむしろ課題以前にボールをゴール前に運ぶのでさえ苦労してやっとの雰囲気(泣)
憲剛の視野の広さで辛うじて救われているだけで、それがなかったらボロボロ
やっぱり圧倒的に少ないのは枠内シュートとドリブル
狭い地域でのパスに拘って自分で前を向く事をしない。
現在の岡田監督の肝であるFWのポストプレーが今日の試合は出来ていたけど、正直これから先の戦いで今日ほど容易に出来るとはトテモ思えません。
もっとも肝の部分でチリに散々潰された事を思えば、タイなど思いっきりこの戦法を取ってくる事は目に見えています。
その上でPA内での崩しは打開策はなし
いや......あるとすれば今試合の大久保(山瀬)のポジションからの積極的な飛び出し何だけど
正直、戦術の古臭さが気になります。
いやもっと気になるのは監督?と選手とのイメージの違いが古臭さを演出している気がします。
監督?としては2列目からの飛び出しはもちろんシャドーストライカーとしてポジションを頻繁に変えながらFWをサポートする
選手(大久保・山瀬)一寸前のトップ下気取り?MFの一部としてスルーパスなどでFWをサポート
特に大久保がスルーパス(前半の所で)を出したのには苦笑しちゃいました。ドリブルで突っかけても良さそうなところだったのに
う〜ん 正直選手の考えが、もしかしたら岡田監督の考えだとも考えられるし......どっちにしても古臭い感じがします。
結局、トップ下崩れを置く手法は、アジアでは何とか通じても、世界に出ると真ん中は何処のチームも強力で、よっぽど力の差が無い限り
崩せません。だから現在サイドに強力なプレイヤーが集中しています。その例がメッシでありC・ロナウドであると考えられます。
すごくジレンマを感じるのは、日本が3トップで最初から出発すると最初のポジションに拘ったり守備をしなかったり結局何処まで行っても3トップのままで臨機応変に対処できないでしょう。
だから2+1の状態で出発したのではないかと推察します。(であって欲しい)
現在DF陣の4か3かは問題にすらなりません。
その意味でFW陣+MF陣の臨機応変のなさが気になります。
何故か妙に岡田監督を庇っている風の自分が気持ち悪い(笑)
ドリブルに関して、別に1vs1の状況で相手を抜けると思うほど能力の高い選手はザラにはいないと思いますし、抜ける事を期待もしません(笑)
ただ姿勢として自分で前を向く、仕掛けるだけは誰でも出来るはず、パスありきの姿勢では相手の守備を容易にするだけで全くプラスにもなにもなりません。
これはプレミアを見てシミジミ感じたました。
この姿勢そのものが海外と日本の差だと思います。
まだまだ課題解決には程遠いなぁ......
ちょっと個人評
内田は確かに良い選手
パスセンスや視野の広さなど今までの右SBには無い物を持っています。
まぁシュートを打てる場面でパスの選択には、柳沢か!と突っ込みを入れたくもなるけど概ね積極性は良い感じ
ただ守備に関しては思いっきり攻めた裏を突かれたりと課題は多い
悪い方向に向かうと左SB時代の三都主化する恐れもあるので注意深く見守って行きたい所です。
逆に左SBの駒野の存在価値があるのか右を見ると大いに疑問
守備もはそこそこ、攻撃は遠く及ばず......
むしろ三都主を置いた方が問題もあるけど可能性の分まだましだと感じるほど無駄に思えます。
または、内田の攻撃を生かすためにも左に阿部を置いて、3バックに対応できる様にして、内田の攻めた後ろをカバーする為にもう一人CBを置いても良いかもと思わせます。
チリに今日のような内容と結果だとまだ良かったのだけれど......
それにしても久しぶりのオシムは元気そうだったですね。
歩みはまだまだ病み上がりを感じさせるけど、試合の合間に軽食をバクバク食べている姿には笑っちゃいました。
小言も出たそうで、早く実のある協会のポジションに就いて助言をして欲しいところです。
日本:Formation
高原 巻
大久保
遠藤 憲剛
鈴木
駒野 内田
阿部 中澤
楢崎
【得点】
後半23分 中澤
後半38分 山瀬
後半43分 山瀬
【交代】
前半34分 巻 ⇒ 山瀬(負傷交代)
後半33分 憲剛 ⇒ 今野
後半37分 高原 ⇒ 播戸(負傷交代?)
後半43分 大久保 ⇒ 羽生
【警告】
前半27分 憲剛
試合は3-0で勝利
2008年01月31日
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Weblog: 別館ヒガシ日記
Tracked: 2008-02-02 10:28
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Weblog: スポーツ瓦版
Tracked: 2008-02-02 10:29
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今回は相手のレベルが・・・って感じでしたよね。あれだけプレッシャーがないなら、もっとミスなくきれいに回してもらいたかったです。
内田はいいんじゃないんでしょうか。
少なくとも今までも加地だよりという状況よりはいいと思います。
チリにしろボスニアにしろ、やっぱり成長するために呼んだと言うより、鈍った体を叩き起こす為の調整だったのかな......
なかなかSBに目ぼしい人材が居ない中順調に育って欲しいと願わずにはいられません。