2006年07月11日

2006W杯 総括

約4週間にわたるサッカーの祭典は幕を閉じました。

本当に長かった・・・・・・

こんなに短期間で集中してサッカーを見たのは初めてでした。

日韓大会でもサッカーは見ましたが、見たい国と見たくない国を明確に分けていましたし、ブログもなかったですしね。

今回は出来るだけ見るつもりでしたが、流石に日程の問題もあり、私自身の体力の問題もあり、韓国・トーゴ・アンゴラ・スイスなどグループリーグの後ろの組に、穴が出来てしまいました。

グループリーグを振り返ると波乱は本当に少なかったです。

キッチリとしたチームとしての方向性が行き届いているチームが多かった事が挙げられると思います。

攻撃の戦術・守備の戦術、または両方の戦術をバランスよく施したチームが勝ち上がり、もしくは目覚しい活躍を見せていました。

また、それぞれの国のレベルの格差が余りない大量得点・大量失点が余りありませんでした。それだけに一点の重みが非常に高い大会でもありました。

これは決勝トーナメントに入るとより顕著になって行きます。

攻撃的なチームも守備重視になり、試合のテンポが緩慢になり、面白みのない試合が沢山生まれてしまいました。

強豪国が順当に決勝トーナメントに勝ち上がり、強豪国同士の潰しあいだからこその副作用なのかもしれません。


面白くなかった試合

@ポルトガルvsフランス(準決勝)
Aイングランドvsポルトガル(準々決勝)
Bポルトガルvsオランダ(決勝T一回戦)
Cフランスvsスイス(グループリーグ)
Dイングランドvsパラグアイ(グループリーグ)

番号は特に意味はないです(汗)

ポルトガルの試合は本当に荒れる試合が多かったです。ポルトガル自身にも問題がありますが、それ以上に審判団のジャッジの幼稚さが目立った試合でもあります。

イングランドは期待されていたほどの実力を発揮できませんでした。この辺りが理想と現実のギャップを産み、凡試合を連発した原因だと考えられます。

フランスは老練な試合運びですが、調子を上げるのに時間が掛かったのが印象に残ります(若手が爆発するのに時間が掛かったとも言えます)


面白かった試合

@スペインvsフランス(決勝T一回戦)
Aアルゼンチンvsメキシコ(決勝T一回戦)
Bスペインvsウクライナ(グループリーグ)
Cアルゼンチンvsセルビア・モンテネグロ(グループリーグ)
Dチェコvsイタリア(グループリーグ)

スペインの爆発力はとても魅力的でした。それが故の負けは致し方ない気がします。

アルゼンチンの攻撃は、現代の世界の方向性とは全く別の道を行くやり方でこんな攻撃もアリなのかと納得させられました。新たな可能性を感じさせるメッシの登場は希望でもあります。

メキシコの奮闘は日本にも希望を抱かさせるほどの戦いでした。

チェコとイタリアの戦いはどちらかが倒れなければ勝ち上がれない死闘でした。



ベスト4からのベストイレブン

ベスト4.jpg
Copyright (C) 2006 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved

懸念のあの人は外しています。
アンリはちょっと微妙な気もしますが、後ろが埋まっちゃってるので選出しました(汗)
マケレレ&ガットゥーゾって本当に(敵にすれば)嫌な中盤です(笑)


ドイツW杯のベストイレブン

ドイツW杯・ベスト.jpg
Copyright (C) 2006 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved

ブラジルが一人も入っていない事に自分でも驚きます(苦笑)

走れる人材が揃ってるな〜


期待のベストイレブン

期待ベスト.jpg
Copyright (C) 2006 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved

この大会を最後に代表引退&現役引退をする選手が要る一方、新たな時代を担う選手が出てきています。


逆に期待はずれだったのはベストイレブン

期待はずれベスト.jpg
Copyright (C) 2006 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved

もう圧倒的にブラジル選手が多いですね(汗)

ただ単に個人の技術が凄いだけでは勝てなくなったのが、近年のサッカーの特徴なのかもしれません。

それにしても、もうちょっとロナウジーニョのプレーを見たかった(悔)


今大会の一番目立ったのは審判その人かもしれません。

日韓大会のような不正の匂いのするような疑惑のジャッジは減ったものの

ジャッジそのもののレベルのバラツキが異様に目立ちました。

当たった審判によっては、一発レッドで退場だったり、ファウル無しで流されたりと、審判の質が問われる大会だった気がします。

さてさて2010年の南アフリカ大会はどうなることやら・・・・・・

日本は出場してるのかな?



フォト(美女)で振り返るW杯

376960413.jpg
著作権: AFP / afp.com


230669379.jpg
著作権: AFP / afp.com

バルテズもどき(笑)
準決勝では確認できましたが、決勝にもいたのかな?

2536003502.jpg
著作権: AFP / afp.com

1844174521.jpg
著作権: AFP / afp.com

121086371.jpg
著作権: AFP / afp.com

399118072.jpg
著作権: AFP / afp.com

1238513148.jpg
著作権: AFP / afp.com

1935888287.jpg
著作権: AFP / afp.com

このおじさんも良くTVの総集編で使われてましたね。
使われやすい顔立ちとポイントを押さえてるよな〜(笑)


1873311637.jpg
著作権: AFP / afp.com

3189082084.jpg
著作権: AFP / afp.com

2730072389.jpg
著作権: AFP / afp.com

1761721005.jpg
著作権: AFP / afp.com

2868489294.jpg
著作権: AFP / afp.com

この人の周りは一種独特の雰囲気が漂ってます。
隣に座りたくないな〜(笑)
ベッカムに同情してしまう私が居ます・・・・・・(汗)

551507542.jpg
著作権: AFP / afp.com

2054057371.jpg
著作権: AFP / afp.com

714987016.jpg
著作権: AFP / afp.com

742691678.jpg
著作権: AFP / afp.com

2576739060.jpg
著作権: AFP / afp.com


結局、何だかんだ言って一番この大会を満喫したのは
916228365.jpg
著作権: AFP / afp.com

この人を見るだけでも面白かったです(笑)



長かった大会も終わり、一段落つけます。

当ブログは超不定期更新に入ります(苦笑)

次期日本代表監督の就任とか、日本代表の試合、ユーロの予選、Jの試合等で戻ってはきますが、多分不定期です。

気長に暖かく見守っていただけると幸いです(汗)

みなさま おつかれまでした。

夏バテにはお気をつけください

ではでは......
タグ:総括 2006W杯
posted by Daft at 12:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2006 WORLD CUP GERMANY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月10日

2006W杯 《Final》 イタリア VS フランス

2006 7/10 ドイツ/ベルリン


12年ぶりの決勝戦の地で24年ぶりの優勝を誓うイタリア


8年前の歓喜の再現を狙うフランス


現役引退を表明したジダンは有終の美を飾れるのか?



2745002684.jpg
著作権: AFP / afp.com
このカップを手にするのはどっちだ?



イタリア:Formation


             トーニ

             トッティ

     ペッロッタ          カモラネージ

         ガットゥーゾ  ピルロ

     グロッソ           ザンブロッタ

         マテラッティ   カンナバーロ


            ブッフォン


<得点>
前半19分 マテラッティ

<交代>
後半16分   トッティ → デ・ロッシ
後半16分  ペッロッタ → イアキンタ
後半41分 カモラネージ → デル・ピエロ

<警告>
前半05分 ザンブロッタ



フランス:Formation


            アンリ

     マルーダ         リベリー

            ジダン
        ヴィエラ   マケレレ

     アビダル         サニョル

         ガラ    テュラム


            バルテズ


<得点>
前半07分 ジダン (PK)

<交代>
後半12分   ヴィエラ → ディアラ(負傷交代)
延長前半10分 リベリー → トレゲゼ
延長後半02分  アンリ → ヴィルトール

<警告>
前半12分 サニョル
後半31分 ディアラ
延長後半05分 ジダン(レッドカード退場)
延長後半06分 マルーダ




前半......


いつになく厳しい表情のジダン。

カンナバーロとの握手でも抱擁も笑顔もなし

試合が始まり落ち着かない雰囲気

カンナバーロとアンリの接触で、アンリが脳震盪でふらふらに

主審が早く試合を落ち着かせてくれれば良いのですが・・・・・・


フランスのパス交換からイタリアのDFを崩してPA内にマルーダが進入

ヘルプに来たマテラッティに倒されたとの判断でマルーダがPKを獲得

TVで見る限りどう見てもマテラッティはマルーダに触れていません(苦笑)

シュミレーションを取ったのではなくPKをフランスにプレゼントした主審

あぁ 今日はジダンの引退試合だからフランス贔屓なのか・・・・・・

何だか面白みのない得点の仕方はフランスならではという所なのかな


愚痴を言いたくもなる試合展開になるのかなと思ったら

イタリアのCKからマテラッティが打点の高いヘッドで起死回生の同点ゴール

試合展開はより面白い方向へ

イタリアが勢いに任せて攻めるもののフランスを突き崩せずこのまま前半は終了しました。

イタリアの守備は、サイドでの数的有利を作らせない為に必ずサイドにはヘルパーが馳せ参じていました。

特にガットゥーゾの運動量は目覚しく、必ず顔を出していました。

その他にも危険な場面には必ずカンナバーロが防波堤となってボールを跳ね返していました。

ジダンのマークは特にマンマークは付けていませんでした。

まぁ ジダンにボールが渡ったら普通の選手以上に守備に集まるのは早いですが(笑)



後半......


序盤にアンリが二度PA内に進入して強さを見せるものの、出番はこれだけで後は試合から姿を消していました。

フランスがイタリアを押し込めます。

原因はピルロの頭を抑えていることです。

ピルロがボールを持つとジダン&アンリが必ずプレッシャーを掛けて、フリーにボールを持たせていませんでした。

これが効いたのか徐々に体力を奪われるピルロ

動き自体にも切れがなくなり、凡ミスを連発しだします。

トッティにはボール自体が回らない状況でピルロのリズムが崩れれば、イタリアのリズムも悪くなるのは分かりきった事です。

ボールを前に全く運べなくなったイタリアは亀のように閉じこもります。

フランスもイタリアのミスを突けないまま後半が終了しました。

今日のリベリー&マルーダの動きは素晴らしくイタリア守備陣を震え上がらせていました。惜しむらくはジダン&アンリの動きがそれに付いていけない事でした。せっかくサイドを切り裂いても中に人っ子一人いない状況は笑えません。


延長......


フランスが圧倒的に優勢に試合を進めます。

それでも寸での所で防ぎまくるイタリア。

ブッフォン&カンナバーロの二人には脱帽です。

延長も決め手に欠く両者。

このままPK戦にもつれるのかなと思ったら思わぬ事態が・・・・・・

フランスの攻撃でジダンに(軽く)抱きつくマテラッティ

ちょっと軽い口論を重ねる両者。

いきなりジダンがマテラッティの胸に頭突き(笑)



・・・・・・あんた何してんの?・・・・・・


この暴挙のせいで一気に決勝の雰囲気が台無しになりました。

主審がこの事態を見ていなかったのでブッフォンが猛然と副審に抗議!

主審と副審の協議の結果、ジダンにレッドカード提示

568045955.jpg
 著作権: Reuters / reuters

最初は何が起こったのか分かりませんでしたが、TVに一部始終が映し出されていました。正直何があったのかは分かりませんが、相手の挑発に明白な暴力で仕返ししたジダンに同情は出来ません。

どんなに素晴らしい技術を持った選手でも、ピッチ外で優しく紳士な人でもピッチの中でそれを体現できない人を尊敬など出来るはずがありません。

W杯に最悪の汚点を残したジダンはピッチを去りました・・・・・・。

結局両者とも決着が付かぬままPK戦に・・・・・・


PK戦......


“イタリア”
@ピルロ    ○
Aマテラッティ ○
Bデ・ロッシ  ○
Cデル・ピエロ ○
Dグロッソ   ○
     
“フランス”
@ヴィルトール ○
Aトレゲゼ   ×
Bアビダル   ○
Cサニョル   ○
D

イタリアにとって最大の鬼門であるPK戦を全員が外すことなく決めて

24年ぶりの栄冠を手に入れました!

12年前の呪縛からやっと解き放たれたイタリア!


おめでとう!!!

2756625178.jpg
  著作権: AP

長い長い戦いが終わりました。

大会全体の総括は、また別にするとしても


みなさん! おつかれさまでした!!!   
posted by Daft at 12:44 | Comment(0) | TrackBack(14) | 2006 WORLD CUP GERMANY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月09日

2006W杯 《Third Place》 ドイツ VS ポルトガル

2006 7/9 ドイツ/シュツットガルト


カーンをスタメンに起用して、国内の盛り上がりをそのままに三位を確保したい開催国ドイツ。

過去最高位に並びたい悪童ポルトガル。

順当に考えればドイツですが、波乱は起きるのか?



ドイツ:Formation


          ポドルスキー   クローゼ

  シュバインシュタイガー         シュナイダー

           ケール    フリンクス

     ヤンセン                ラーム

         メッツェルダー   ノボトニー


               カーン


<得点>
後半11分 シュバインシュタイガー
後半15分 オウンゴール(ポルトガル:プティ)
後半33分 シュバインシュタイガー

<交代>
後半20分        クローゼ → ノイビル
後半26分      ポドルスキー → ハンケ
後半34分 シュバインシュタイガー → ヒツルスペルガー
    
<警告>
前半07分 フリンクス
後半33分 シュバインシュタイガー



ポルトガル:Formation


             パウレタ

      サブロサ          C・ロナウド

              デコ
          マニシェ  コスティーニャ

  ヌーノ・バレンテ          パウロ・フェレイラ

      リカルド・コスタ  フェルナンド・メイラ


             リカルド


<得点>
後半43分 ヌーノ・ゴメス

<交代>
後半00分  コスティーニャ → プティ
後半24分 ヌーノ・バレンテ → ヌーノ・ゴメス
後半32分     パウレタ → フィーゴ 

<警告>
前半24分 リカルド・コスタ
前半33分 コスティーニャ
後半15分 パウロ・フェレイラ



前半......

試合の前にヤングプレイヤー賞が発表されたようです。

ドイツのポドルスキーが受賞したようですが、これといって印象に残るようなプレーは思いつきません(汗)

私としてはアルゼンチンのメッシの方が衝撃的で受賞に相応しいと思うのですが、まあ出場時間を考えれば妥当なのかな。

ポドルスキーの他にはポルトガルのC・ロナウドも最終選考に残ったようですが・・・・・・イメージが最悪ですしね(苦笑)

とまあC・ロナウド叩きはそのぐらいにして・・・・・・

ゲームはポルトガルの主導で動きます。

ドイツにゲームメイカーのバラックの不在がそのまま出た形です。

デコが自由に動き回り良いリズムでポルトガルの攻撃が続きます。

その隙を突いてドイツがカウンターを時々仕掛けます。

今日もクローゼの動きが素晴らしく、見る価値は十二分にありました。

大会前の前評判を覆すドイツの躍進は、エース・クローゼの活躍に引っ張られての物と言っても過言ではありません。

何だか今大会でクローゼは何かを掴んだ感じがします。

ドイツのエースと言う肩書きに留まらず、世界のストライカーと言っても良いでしょう。

ここまでの選手になるとは・・・・・・日韓大会の時の頭だけのFWから随分と進化を遂げた気がします。

ポドルスキーの受賞はクローゼ抜きには語れないでしょう(笑)

クローゼの活躍は別として今日のドイツの立ち上がりは低調でした。

その分気持ちだけが前に出すぎて、少し興奮気味に感じる場面もありました

それに乗じてポルトガルも普段の悪童振りを発揮して、期待どうりのファウルを連発します。

この展開になると、イメージの差でどうしても不利になるのはポルトガル。

早くこの悪いイメージから脱却しなければ、この先の戦いにも影響を大いに与えます。果たしてこのイメージを払拭できるのやら・・・・・・。

デコがボールに触る機会が格段にあった前半は、ポルトガルがやや優勢に見えました。デコが絡むと試合自体が面白く、相手には攻撃パターンを読みにくい本当に良いチームなんですけどね・・・・・・。


後半......


後半早々、ファウルトラブルを恐れて中盤の底コスティーニャを変えてきます。

今大会のポルトガルは、このポジションに苦慮した感じがします。

マニシェの調子が良いだけに、誰がパートナーを組むかが一番の課題だった気がします。結局答えは見つからぬままでしたが・・・・・・。

後半が始まるとデコの影が薄くなりました。

代わって出てきたのがC・ロナウド

彼のドリブルはとても魅力的で中々止められるものではありませんが、それが故にポルトガルのリズムを崩す原因にもなりうる諸刃の剣です。

彼の調子自体が諸にチームに影響を及ぼすだけに、デコの調子の波以上に性質が悪いです。

と、そうこうしている内に先制点がドイツに入ります。

シュバインシュタイガーが左サイドから中に切れ込んで、そのままミドルシュートを放ち、変化の少ないそのボールがGKの目測を誤らせ、ゴールのど真ん中に突き刺さります。

今大会初ゴールのシュバインシュタイガー。

その後もシュバインシュタイガーのFKからポルトガルのオウンゴールを誘い二点目。

三点目もほぼ先制点と近い感じで中に切れ込んでのシュートでした。

結局シュバインシュタイガーが全得点に絡む活躍でした。


調子を上げるのが遅すぎ! シュバインシュタイガー!!


この人の調子がこの試合のように毎試合良かったら、ドイツの決勝進出は堅かったかも知れません。

今大会でもっともブレイクする選手だと睨んでいただけに、これまでの不甲斐無さには頭を抱えましたが、やっと本領発揮と言ったところでしょうか。

終盤にフィーゴのクロスからポルトガルが意地を見せて完封はさせませんでした。

この試合の両国の選手のモチベーションがどうなのか、試合前は大変不安でしたが、蓋を開けてみれば、思った以上に面白かったです。

準々決勝、準決勝と凡試合が続いただけに、決勝を前に非常に良い試合を見ることが出来ました。

さて決勝はどうなるんでしょう?

イタリアなのかな?

それともフランス?

ジダンが有終の美を飾って優勝って余りにもベタ過ぎませんかね(邪笑)    
posted by Daft at 12:24 | Comment(0) | TrackBack(2) | 2006 WORLD CUP GERMANY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月06日

2006W杯 《Semi Final》 ポルトガル VS フランス

2006 7/6 ドイツ/ミュンヘン


悪童ポルトガルが初の決勝進出を果たすのか?

熟練軍フランスが将軍の花道を飾る為に決勝進出を決めるのか?

イタリアと決勝を戦うのはどっちだ!!!



ポルトガル:Formation


            パウレタ

   C・ロナウド    デコ    フィーゴ

         マニシェ  コスティーニャ 

 ヌーノ・バレンチ           ミゲル

     R・カルバーリョ  F・メイラ


            リカルド


<得点>
なし

<交代>
後半17分     ミゲル → フェレイラ(負傷交代)
後半23分    パウレタ → サブロサ
後半29分 コスティーニャ → ポスティガ

<警告>
後半38分 カルバーリョ (次戦累積警告欠場)


※システムは4−2−3−1

      


フランス:Formation


             アンリ

      マルーダ         リベリー
             ジダン

         ヴィエラ   マケレレ

      アビダル         サニョル
 
           ガラ   テュラム


             バルテズ


<得点>
前半33分 ジダン(PK)

<交代>
後半24分 マルーダ → ヴィルトール
後半27分 リベリー → ゴブ
後半40分  アンリ → サハ

<警告>
後半42分 サハ(次戦累積警告欠場)



両チーム共に1トップでシステム的にはほぼ同じ形でしたが、決定的に違うのはストロングポイント・攻撃する時に何に重きを置くかの違いでしょう。

ポルトガルは両ウィングのドリブル突破がメインで、そこからの展開で打開しようとする動きがメインで、中央のデコ&マニシェがどこまで変化(+α)を付けられるかで攻撃の厚みが違ってきます。どうしても1トップのパウレタの迫力不足があるんで・・・・・・。

フランスは中央の攻撃に厚みがあります。ジダン&ヴィエラの攻撃参加は脅威ですが、それだけでは相手に囲まれて何も出来ません。そこで鍵となるのがウィングのリベリー&マルーダの動きです。どれだけ頑張れるか、相手を引っ掻き回せるかで、中央の攻撃の威力が違ってきます。中央に比べると小粒なだけに、控えもそれに似たり寄ったりなのが痛いところ・・・・・・。


今日のフランスは意識的にポルトガルの右を攻めていたように感じます。

フランスの左サイドアビダルが、非常に珍しく前線に上がって攻撃参加をしていた事からも分かります。

これはポルトガルの左に居るC・ロナウドを牽制する為にサニョルが上がれない為にバランスを取った行動だと考えられます。

そのC・ロナウドに最初はドリブルでヤラレ気味(中に切れ込まれたり)でしたが、観客の強い後押し?でドリブルで持ち込まれるケースは減ったと思われます。

それにしても今日の観客(フランスサポーター&ドイツの観客)は、C・ロナウドがボールを持つと激しいブーイングを浴びせて、パスで手放すと拍手と試合終了まで徹底していました。

あの同じチームメイトのルーニーをレッドカードに追い込んだ後?前?の行為が、フランスサポータにさえ嫌われているのはご愁傷様としかいえません(苦笑)

マンUに帰ったところでC・ロナウドはサポーターから暖かく迎えられるのかな? 後先考えない行動は若さだけで済む問題なのかな〜

つらつらとC・ロナウドの行く末を想像している間に


アンリがPA内でファウルを貰ってPKゲット!

このPKをジダンがシッカリ決めてフランスが先制。

GKのリカルドもシッカリ反応していただけにこの先制は痛いところです。


あ〜なんだか荒れるのかな〜と期待してしまう展開に・・・・・・


この前半のPK以降フランスの攻めはカウンターでチョコチョコとあるだけ


もう攻める気がないのがミエミエでつまらん!


ポルトガルの攻撃も時間がタップリある頃はまだ面白みがありましたが、時間が経つにつれて雑になっていきました。

それとポルトガルの控えの層の薄さがモロに前面に出てきて、まったく怖さがありません。

フランスもサブの層は似たり寄ったりですが、FWだけはトレゲゼが居ますしね

フランスは確かにヴィエラ&マケレレライン、DFラインは強力です。

イタリアのそれとは違いますが、固さはあります。

ですが唯一の欠点はGKバルテズの不安定さでしょう。

C・ロナウドの強力なFKをありえないファンブルであわやフィーゴに同点弾を許すような失態をしたりと、ちょっと微妙ですね(苦笑)

結局フランスが一点を守りきり決勝進出を果たしました。

そうそう今日の試合は、イエローカードを一枚持っている選手が両軍に居たこともあり、累積警告で次戦欠場の危機もありましたが、結局その餌食になったのはポルトガルの主力DFのカルバーリョとフランスの控えFWサハだけでした。

ポルトガルの悪評はサポーターはもちろん審判団も十分承知していたので無駄なファウル&カードを控えていた気がします。

その中でも、ポルトガル選手のシュミレーションでカードを出しても良いような場面もありましたが、それで彼らが熱くなる事も考慮してカードを控える場面もありました。

ポルトガルからすればちょっとフランス贔屓を考えさせるファウル&PKもあったりと審判団には不満爆発でしょうが、ここまでの自身のやってきた事がそのまま自分達に返ってきていると考えてもいいでしょう。

自業自得とはこの事でしょう。

確かにサッカーに狡賢さは必要だとは思うけれど、観客&サポーターの信頼を失うような狡賢さは自分達の首を絞める良い例だと思います。


決勝はイタリアVSフランスか・・・・・・

どうなるんだろ・・・・・・

・・・・・てか、フランスが決勝まで来るなんて予想外もいい所です(苦)  
posted by Daft at 14:12 | Comment(0) | TrackBack(6) | 2006 WORLD CUP GERMANY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月05日

2006W杯 《Semi Final》 ドイツ VS イタリア

2006 7/5 ドイツ/ドルトムント


開催国の地の利を活かしてドイツが快進撃を続けるのか?


イタリアは相性の良さでドイツの快進撃を止めることが出来るのか?



ドイツ:Formation


         ポドルスキー   クローゼ


              バラック
    ボロウスキー            シュナイダー

              ケール

    ラーム               フリードリッヒ

        メッツェルダー   メルテザッカー


              レーマン


<得点>
なし

<交代>
後半28分   ボロウスキー → シュバインシュタイガー
後半38分   シュナイダー → オドンコール
延長後半06分   クローゼ → ノイビル

<警告>
前半40分 ボロウスキー
後半11分 メッツェルダー



イタリア:Formation


               トーニ

               トッティ

      ペッロッタ            カモラネージ

           ガットゥーゾ  ピルロ

      グロッソ             ザンブロッタ

          マテラッツィ  カンナバーロ


               ブッフォン


<得点>
延長後半14分 グロッソ
延長後半15分 デル・ピエロ

<交代>
後半29分      トーニ → ジラルディーノ
延長前半01分 カモラネージ → イアキンタ
延長前半14分  ペッロッタ → デル・ピエロ 

<警告>
後半45分 カモラネージ



前半・後半......


この90分を振り返って見ると「つまらない」の一言です。

両者ともリスクを極端に抑えての攻撃でした。

及び腰でのパンチでは相手を倒すことが出来ない状態です。

ただピースさえ合えばという場面は両者共にあっただけに、均衡が一気に崩れる可能性もありました。

今日の主審の基準は割りと乱暴だったので、その意味でも荒れる試合の要素はあったのですが、両者共に頭に血が上らず、冷静であったと言うよりは、決勝のピッチに立ちたいという誘惑のほうが勝ったようです(苦笑)

両者の差が明確になったのは延長に入ってからでした。


延長......


今日のドイツは本当にバラック便りでした。

それでも中央を崩せなかったのは、出場停止のフリングスの影響が大きかったせいでしょう。

サイドの攻撃はそれなりに成功していましたが、寸での所で止められていました。両サイドの攻撃もアイデアがありませんでした。

オドンコールの縦の突破は目を見張るものがありますが、だた縦に速いだけで、スピードを殺されてしまえば何も出来ませんでした。

途中投入のシュバインシュタイガーに至っては、最初からピッチに立っていたかのような疲れっぷり。以前見たキレは見る影もありません。

中央のクローゼが唯一人危険な匂いを醸し出していましたが、危険な場面を度々カンナバーロに防がれていました。

一方のイタリアは

ピルロが驚くべき運動量で精力的に攻撃を組み立て、イタリアの決定機を演出していました。

もちろんガットゥーゾの働きなくしてピルロの組み立ては成り立ちません。

いつものイタリアと違ったのは、延長前半終わり際にデル・ピエロを投入したことです。

PK戦の突入を嫌った(もしくはPKキッカーを揃える為?)投入だとは思いますが、守備から攻撃の明らかなメッセージだったと考えられます。

試合が劇的に動いたのは、延長戦が終わりを告げる2分前です。

この試合12本のコーナーキックを得ているイタリアが、最後の最後でコーナーキックの流れから、ピルロがPA付近で粘ってグロッソにラストパス。

そのままグロッソがGKが触れられない巻いてはいるシュートを放ち、劇的に試合が動きました。

延長ロスタイムにも、カンナバーロのカットから、ジラルディーノがゴール前に持ち込み、後ろに詰めていたデル・ピエロにヒールでラストパス。

そのままドイツを沈める二点目をデル・ピエロが決めました。

この試合、盛り上がったのはこの2〜3分だけではないでしょうか?(苦笑)

それでもあれだけの観客のブーイングにさらされながら、最後の最後でイタリアが決勝進出を決めました。


PK戦を嫌ったが故に攻撃に目覚めたイタリア。

PK戦に絶対の自信があるが故に守りに入ってしまったドイツ。


このチョッとした差が勝負を分けた気がします。

ドイツの快進撃を止めたのがイタリアでほっと一息(笑)


決勝戦(を見る)のモチベーションが保てて本当に良かった(涙)

4024658205.jpg
著作権: AP
やっとデル・ピエロが決めてくれました!!!


349368781.jpg
著作権: AP
今日も完封したカンナバーロ。 
あの体のどこにそんな力があるのか不思議でならない



3222584816.jpg
著作権: AP
イタリアはピルロを中心に回っていることは間違いありません。
ピルロのための大会だったと言える様にする事が出来るのか?



3468076446.jpg
著作権: Reuters / reuters
オーストラリア戦に続いてイタリアを救ったグロッソ
素晴らしいの一言!!!



3454914489.jpg
著作権: AFP / afp.com
グロッソの祝福にゴール前から走ってきたブッフォン(笑)
嬉しさの度合いが分かりますね。
posted by Daft at 12:34 | Comment(0) | TrackBack(7) | 2006 WORLD CUP GERMANY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月04日

雑感あれこれ 八ノ巻

其ノ一:中田英寿 現役引退

最初の感想としては「あ〜・・・・・・そうなんだ」

特に予想の範疇から出ない行動だけに、特に世間で騒ぐほどの驚きはないです。

確か所属先のボルトンも契約延長の話もなかったですし、東ハトも買収されちゃいましたしね(苦笑)

もともとボロボロになるまでサッカーを続けるようなタイプではありません

所属先のクラブが無くなったからといって、Jリーグに戻って来て、自身のイメージ&ブランドを落とすような人ではない事は、重々承知しておりました。

問題なのはこれから先、サッカーに携わるのかどうか?

大いに協会職には興味はありそうですが、請われない限りは出て行かないでしょう。それまでにどんな接点をサッカーと持ち続けるのかは、大いに興味があります。サッカーが嫌い(疎ましく)になりつつある事は確かなだけに(苦笑)

それにしてもこの人は、クラブに恵まれなかったですね。ペルージャでセンセーショナルなデビューを飾ったまでは良かったですが、その後は落ちるばかりでした。特に最後のボルトンは、見るも無残な出来でした。明らかにチームにフィットしていないにも係わらず出続けた意味は、最後のW杯に賭けた意気込みそのものが表れた証でしょう。

これから多方面での活躍を祈るばかりです。

それといい加減マスコミ嫌いはなくしたほうが良いですよ

もうサッカー選手じゃないんだから(笑)



二ノ巻:ドイツ・フリンクス出場停止

準々決勝「ドイツVSアルゼンチン」のPK戦後にイザコザがありましたが、どうやら幾人かの処分が決まったようです。

そのなかでも痛手なのが、ドイツの守備の要フリンクスの出場停止でしょう

どうやらイタリアのTV局がリークしたようですが(苦笑)

まぁ、チクッタどうのこうのよりも相手の挑発に乗った時点でオシマイナ気がします。

この準々決勝は、試合開始前に両チームのキャプテンが、人種差別の撤廃を謳った宣言文を読んでるだけに、この失態をFIFAが開催国だからと温情するわけにもいきませんからね。

ドイツはどうなるんでしょうね


其ノ三:オシム代表監督 内定?

ほぼオシム路線で確定のようなので一寸一安心と言ったところでしょうか。

オシム監督の厳しいお言葉もチラホラ聞こえてきましたし、その諫言にどこまで一般の方が耐えられるのか? そこが見所ではないでしょうか。

4年に一回しかサッカーを見ない方にとっては、本当に厳しい言葉でしょうが言っている事は事実ですしね。

諫言もですが、オシムのサッカー自体もこれまでのものとはガラリと変わります。

そのサッカーにどれだけの人が我慢できるのか? 多分二年後に不満爆発の自体になることが容易に想像できるだけに、オシムの契約二年はその辺りを予想しての行動でしょう。

日本のサッカーはトップクラスではない。

この言葉は非常に重いです。
タグ:雑感
posted by Daft at 11:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2006 WORLD CUP GERMANY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月02日

2006W杯 《Quarter Final》 ブラジル VS フランス

2006 7/2 ドイツ/フランクフルト




ブラジル:Formation


          ロナウジーニョ   ロナウド


                 カカ


        ゼ・ロベルト         ジュニーニョ
                ジルベルト

    R・カルロス                 カフー

            ジュアン    ルッシオ


                 ジダ 


<得点>
なし

<交代>
後半18分 ジュニーニョ → アドリアーノ
後半31分    カフー → シシーニョ
後半34分     カカ → ロビーニョ

<警告>
前半25分 カフー
前半45分 ジュアン
前半45分 ロナウド
後半30分 ルッシオ



フランス:Formation


              アンリ

      マルーダ           リベリー

              ジダン

          ヴィエラ   マケレレ

      アビダル           サニョル

            ガラ   テュラム


              バルテズ


<得点>
前半12分 アンリ

<交代>
後半32分 リベリー → ゴブ
後半36分 マルーダ → ヴィルトール
後半41分  アンリ → サハ 

<警告>
後半39分 サニョル
後半42分 サハ
後半43分 テュラム




さてはて......

結果は周知の通り、フランスが1−0でブラジルを破りました。

私はブラジル寄りに見ていたので、何が負けの原因だったのかを、探って行きたいと思います。


@試合前にビビッタ・・・・・・パレイラ監督

まず今日のブラジルのスターティングメンバーを見て驚かれる方が大半だと思います。

アドリアーノが居ない・・・・・・

そもそもこの守備的な布陣は何だ???(苦笑)

フランスの布陣を考えたときの守備的な布陣なのか?

ある意味その側面もありますが、答えは違うはずです。

答えは、ガーナ戦の恐怖の記憶以外にありません。

ガーナ戦の結果だけ見れば3−0で大勝の平凡なスコアに見えますが、目に見える以上にブラジルの核心を突いたのはガーナでした。

ブラジル攻略法を暗に世界に大々的に宣伝してしまった為に、今日のパレイラはその修正を図ってきました。

このパレイラの答えにフランスは応えたのか?

いえ・・・・・・いつも道理のフランスでした。

特にアンリやマルーダ、リベリーがDFラインの間に入るわけでもなく、後ろから上がってくるヴィエラが、そこに進入するのは稀でした。

いつも道理にアンリはサイドに広がってのプレーも目立ちましたし・・・。

普段と変わらないフランスに面食らったのはパレイラその人だけではないでしょうか?


AFormationの壁

何故、今日のこのブラジルのFormationが、フランスの壁を突き抜ける攻撃が出来なかったのか?

このFormationで思い出されるのは、イタリアでしょう。

イタリアの攻撃を思い出されると分かると思いますが、前線のFWが楔となって後ろの押上る時間を作って厚く攻める方法と、中盤からの裏へ抜けるスルーを狙うこの二者択一です。

楔になれる選手がいるか?

ロナウドにそれを期待するのも・・・・・・ましてやロナウジーニョにそれを求めるのも・・・・・・(苦笑)

それが故に、中盤の底の三人は殆ど前線に上がっていません。

裏へ抜けるスルーパスが打てたか?

前半の初めはロナウジーニョがこれに似た形を作っていましたが、それが出来なくなりました。

そのスルーパスを狙える位置でボールを貰えない事もそうですが、そもそも狙えるエリアへの進入そのものを阻止されていました。

カカの存在を葬り去るほどに、ヴィエラ&マケレレの壁は非常に高かったです。

中盤の底の三人も押し上げることが出来ないので、攻撃に関してはカカと同じ状況でした。

ロナウジーニョが下がってボールの落ち着き所を作れば良いのですが、それをしてしまうと、前の飛び出し&人数がロナウドただ一人という状況になり悪循環そのものでした。


B失ったブラジルのストロングポイント

ブラジルのストロングポイント(強味)とは?

まずはロナウド、アドリアーノ、ロビーニョ、カカ、ロナウジーニョ等ネームバリューです。

名前ビビらなくてもこの面々に対面したとき恐怖に感じないDFは居ないでしょう。

ロナウド、アドリアーノ、ロナウジーニョの裏へ抜ける突破力

カカ、ロナウジーニョのラストパスの精度とアイデア

ボールをキープできる力。それに伴う後方からの押し上げ。

アドリアーノ、カカ、ロベカルのミドルシュート

これだけあったストロングポイントを自ら消してしまいました。

確かにガーナ戦からの修正で4−3−1−2の布陣を引いたのでしょうが、そもそもこのチームは守りを主眼に置いて作られたチームではありません。

DFの間を突かれる裏を取られるのは、仕様がないと思わないとやってられないくらいのものです。

その弱点を隠すほどの最強の矛を持っているにも拘らず、その刀身を自ら削ってしまったのは愚の骨頂でしょう。

今日のフランスの出来は、ブラジルが真っ向から勝負を挑んでも五分五分の勝率でしょう。

それほど強かったにも拘らず、最初から勝負を逃げていた事がよりフランスに光をもたらした事は間違いありません。



どうして南米チームはこんな所で守りに入るのかな・・・・・・攻めて攻め抜いてこその華なのに・・・・・・。


今日のブラジルはとてもじゃないけど王者ではありませんでした。

むしろフランスのほうが王者として真っ向から勝負を挑んだだけに、この小手先の策を弄したことに、失望を感じました。


posted by Daft at 17:09 | Comment(0) | TrackBack(2) | 2006 WORLD CUP GERMANY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006W杯 《Quarter Final》 イングランド VS ポルトガル

2006 7/1 ドイツ/ゲルゼンキルヘン


腹ペコのライオンか?

宝石の欠けた十字架か?


今大会に入っても確固たるFormationがないイングランド。

これといった得点パターンが思い浮かばない(ベッカムのセットプレー以外)

どこで火が付くか分からない熱しやすいポルトガル。

荒れる試合が多く、どうしてもサブの出番が増える。



イングランド:Formation


             ルーニー

   ジョー・コール          ベッカム

        ランパード    ジェラード

           ハーグリーブス

 アシュリー・コール          ギャリー・ネビル

        ジョン・テリー  ファーディナンド


            ロビンソン


<得点>
なし

《PK戦》
@ランパード   ×
Aハーグリーブス ○
Bジェラード   ×
Cキャラガー   ×

<交代>
後半07分    ベッカム → レノン
後半20分 ジョー・コール → クラウチ
延長後半14分   レノン → キャラガー

<警告>
前半30分 ジョン・テリー
後半17分 ルーニー(レッドカード退場)
延長後半02分 ハーグリーブス



ポルトガル:Formation


            パウレタ

    
    フィーゴ    ティアゴ    C・ロナウド

        マニシェ    プティ

ヌーノ・バレンテ            ミゲル

     R・カルバーリョ  F・メイラ


            リカルド


<得点>
なし

《PK戦》        
@サブロサ     ○
Aウーゴ・ヴィアナ ×
Bプティ      ×
Cポスティガ    ○
DC・ロナウド   ○

<交代>
後半18分 パウレタ → サブロサ
後半29分 メンデス → ウーゴ・ヴィアナ
後半41分 フィーゴ → ポスティガ

<警告>
前半44分 プティ
延長後半06分 R・カルバーリョ



前半......


前から積極的にプレスを仕掛けるポルトガル。

中盤の出し所・落とし所を持たないイングランドにとっては、この展開はますますルーニー便りの、ロングボール主体の攻撃になってしまいます。

どうしてもパスを回してのリズムが作れないのか、セットプレーのクリアボールをも細かくパスで繋ごうとして、度々危険な場面を自ら作っていました

イングランドにはこれといった得点パターンがありません。

左サイドのジョー・コール&アシュリー・コールのコンビで攻めはするものの、そこから完璧に相手を崩した場面を思い出せません。

また中盤のランパード&ジェラードがFWを追い越して、そこからの展開で相手を完璧に崩したのは数えるほどしかないはずです。

逆にポルトガルは愚直なまでのパターンが存在します。

左右に開いたフィーゴ&C・ロナウドがサイドを崩し、そこから中もしくは後ろからの押上で、得点を決めるパターンが確立しています。

単純なクロスボールでの得点シーンがないのもポルトガルらしいのかな?


両者とも腰の引けた攻撃で、常に相手をけん制しながらの攻撃でした。

拮抗した試合展開は、観客が望むような激しく面白い前半ではありませんでした。

静かな前半でした。


後半......

前半のイングランドの攻撃は閉塞感に包まれたものでした。

このままでは「勝てないこと」は目に見えて分かります。

逆にポルトガルはこのままでどこでペースを帰るのかが鍵を握りそうです。


ベッカムが足首を痛めたようでレノンを投入。

セットプレーの切り札を下げたものの、このレノンの投入がサイドを活性化させポルトガルを混乱させます。

もっと攻めの交代をしてもいいのかなと思った矢先

ルーニーが一発退場!!

ファウル後に少々小競り合いがあったのでその流れでのカードなのかな?

少々不可解なカードではありますが・・・・・・。

ポルトガルのオーバーリアクション、過剰なシュミレーションとも取れる行為に少々呆れますが・・・・・・。

ルーニーの退場に、クラウチを緊急投入。

この間にポルトガルはパウレタを下げて、その位置にC・ロナウドを置きます。

これが一番不可解な戦術でした。

ポルトガルのボールの落ち着き所を、前線の一番マークの厳しいところに持ってきた為に、攻撃の方向性を失い、リズムを自ら失っていきました。

クラウチを投入したことにより、前にしっかりとしたポイントが出来て、ジェラードが守備的な位置から、攻撃により近い位置に押し出されることによって、チャンスを演出する機会が増えました。

ロスタイムにイングランドが押し込むものの今一歩好機を掴めませんでした


延長......

流石に10人では積極的な守備が行えないので、ドン引きの守備になり、ボールを奪う守備から、シュートコースを潰す守備になりました。

そのためかポルトガルの攻撃も閉塞感に包まれ、得点の匂いはしませんでした。

逆にイングランドの攻撃はシンプルでした。

クラウチに当てて、後ろからの押上を待つ。

疲労困憊の中でも元気なレノンと、獅子奮迅のハーグリーブスと、攻撃の要ジェラード。

ハッキリ言って決定機の数は断然イングランドのほうが多かったです。

しかし、自陣から相手のゴール前までそう何度も駆け上がれるはずがありません。

次第に膝に手を付く選手が多くなり、イングランドもついに防戦一方になります。


PK戦はポルトガルのリカルドの再三の好セーブで、イングランドを地に沈めました。

それにしても今大会まったくゴールに縁がなかったランパード。

交代で代えるのならば、ジョー・コールとランパードを真っ先に代えるべきだったのかも知れません。

ジェラードをもっと前に絡ませるべきだったのかも

ルーニーとクラウチの併用をもっと考えても良かったのでは?

レノンをもっと積極的に使うべきだったのでは?

ハーグリーブスをもっと信頼して使うべきだったのでは?


そもそもテオ・ウォルコットなんて使えない選手を選んだのが間違いなのでは?


後悔ばかりが残るイングランド。

改めて感じるのは、

自身のストロングポイントを前面に押し出したチームが勝ち上がると言う事

相手に合わせて自分の良い所を消した方が負けると言うことです。


準決勝でデコが戻ってくるポルトガル

より強くなることは間違いありません。



それにしても準々決勝は、イタリア戦以外グッタリ疲れる試合内容が続きます(汗)        
posted by Daft at 11:48 | Comment(0) | TrackBack(1) | 2006 WORLD CUP GERMANY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月01日

2006W杯 《Quarter Final》 イタリア VS ウクライナ

2006 7/1 ドイツ/ハンブルク


代表歴のあるペッソットの衝撃的な事件から動揺の広がるイタリア。

こんな所にまで皺寄せが来ているんだなと事件の深さを改めて思い知らされれました。

どうやら一命は取り留めたペッソット。

どうか無事であって欲しい・・・・・・そう願わずには居られません。


ウクライナの中でも人一倍イタリアに感慨深い思いのあるシェフチェンコ。

イタリアに恩返しの一撃を見舞うことが出来るのか?


イタリア:Formation


トーニ

             トッティ

    ペッロッタ            カモラネージ

         ガットゥーゾ  ピルロ

    グロッソ             ザンブロッタ

        パルツァッリ  カンナバーロ

 
             ブッフォン


<得点>
前半06分 ザンブロッタ
後半14分 トーニ
後半24分 トーニ

<交代>
後半23分    ピルロ → バローネ
後半23分 カモラネージ → オッド
後半32分 ガットゥーゾ → ザッカルド

<警告>
なし



ウクライナ:Formation


         ミレフスキー   シェフチェンコ

  カリニチェンコ                グシン

         ティモシュチュク シェライェフ

  ネスマフニー                 グセフ

         スビデルスキー  ルソル


             シェフコフスキー


<得点>
なし

<交代>
前半20分 スビデルスキー → ボロベイ
前半45分     ルソル → ワシュチュク(負傷交代)
後半27分  ミレフスキー → ベリク

<警告>
前半16分 スビデルスキー
前半21分 カリニチェンコ
後半22分 ミレフスキー



前半......


開始早々、右のカモラネージに中盤の網を突破され、バイタルエリアにドリブルで進入され、下がるばかりのDFライン。

ウクライナの弱点を早くも露呈してしまいました。

中盤から前のプレスは熾烈を極め、そこでのプレッシャーは目を見張るものがありますが、中盤を突破されての守備は、後手後手に回り、DFラインがズルズル下がるしか手が無いのがウクライナです。

当ブログ「サウジアラビアVSウクライナ」でもこの事を述べています。

そんな不安を感じるまでも無く、前半04分に強引に中盤を突破したザンブロッタがミドルシュートを放ち、重い先制点を得ました。

このシュートは過分にラッキーな部分もありますが、どうしても中盤とDFラインの間(バイタルエリア)が、ぽっかり空いた状況では、GKも対処しづらいでしょう。

ザンブロッタもカモラネージも、右サイドから中に切れ込んで事によって、守備・ゾーンの受け渡しの失敗もあったかもしれません。

中盤をイタリアに侵食されるウクライナ。

今日も元気なガットゥーゾが効いています。

トーニのポストプレーも効いています。相手のDFがイマイチ役不足の感は否めません。

先制点をイタリアに与えてしまった時点で、決まってしまった感じがします


それにしても、しきりに今日のアナウンサー(栗田晴行氏)はピルロが今大会活躍していないと連呼していました。一体どの試合のどこを見て、その結論に至ったのかをじっくり聞いてみたいです。

解説の井原さんも少々困っていましたよ(苦笑)

普段のピルロを目にする機会が私自身少ないので、今大会のピルロには驚かされていたのですが、アナウンサー様の言うとおり普段のピルロはこんなもんじゃないくらい凄いのでしょう。


後半......


前半とうって変わって、サイドを有効に使った攻撃が随所に見られました。

流石にこの攻撃にはイタリアも後手後手になる場面もあり、かなり冷やりとする場面がありました。

絶体絶命のピンチも最後の最後で防ぎきる執念の守りでした。

この最大のピンチの後、イタリアはCKのショートコーナーからトーニの今大会初ゴールが生まれました。

破顔するトーニ、子供のようにハシャイデしました(笑)

プレッシャーから解放された感じが見受けられました。

その後、カモラネージとピルロを下げて、今大会初登場のオッドと出番の少ないバローネを投入する余裕の展開。

右SBに位置を変えたザンブロッタが前に絡み、PA内に進入して倒れながらもスライディングでラストパス。

ここに詰めていたのが、またまたトーニ!

もう完全に波に乗せてしまいました。

打つ手の無いウクライナは、焦った攻撃が見え、迫力のある攻撃は見せれませんでした。

イタリアは、自殺点で意気消沈のザッカルドを、リハビリを兼ねて投入する余裕の展開。

完全な消化試合になってしまいました。

シェフチェンコも一人奮闘し、見せ場を作るものの、イタリアの扉をこじ開けるまでには至りませんでした。


振り返れば、イタリアが強かったというよりウクライナの役不足という感じは否めません。

トーナメントに突入すればスタメンとサブを含めた、全体の総合力が試されます。

突発的な状況に対応できるオールマイティーな選手然り、ジョーカーとして局面を打開できる選手を、どれだけ手駒に持っているかが勝敗を決めている感じがします。もちろんその手駒を有効に使える監督の存在なくしては語れませんが・・・・・・。


今日の試合を全体的に見ると、ザンブロッタの器用さが際立った試合だったかもしれません。またザンブロッタを乗せてしまった試合だとも言えるかもしれません。

最初は右SB。交代後に左SBに移動して、その後の交代で右サイドMFと。


準決勝に進んだイタリア。

次は開催国のドイツとの対戦です。

この対戦は親善試合で4−1という屈辱的な大差でイタリアが制しています。

はたしてこの準決勝の戦いはどちらが制するのか?

               
posted by Daft at 14:32 | Comment(0) | TrackBack(3) | 2006 WORLD CUP GERMANY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006W杯  《Quarter Final》 ドイツ VS アルゼンチン

2006 6/30 ドイツ/ベルリン


開催国ドイツ

最初の関門アルゼンチンを乗り越えられるか?


優勝候補アルゼンチン

開催国の大応援団を敵に回して、どこまで耐えられるのか?




ドイツ:Formation


          クローゼ   ポドルスキー

 シュバインシュタイガー          シュナイダー

          バラック   フリンクス

     ラーム              フリードリッヒ

        メッツェルダー  メルテザッカー


              レーマン


<得点>
後半35分 クローゼ

<交代>
後半17分      シュナイダー → オドンコール
後半29分 シュバインシュタイガー → ボロウスキー
後半41分        クローゼ → ノイビル

<警告>
前半03分 ポドルスキー
後半45分 オドンコール
延長後半09分 フリードリッヒ



アルゼンチン:Formation


          テベス   クレスポ

     リケルメ           M・ロドリゲス

       マスチェラーノ L・ゴンサレス

     ソリン

         エインセ   アジャラ   コロッチーニ

            
           アボンダンシエリ


<得点>
後半04分 アジャラ

<交代>
後半26分 アボンダンシエリ → フランコ (GK負傷交代)
後半27分     リケルメ → カンビアッソ 
後半34分     クレスポ → クルス

<警告> 
後半01分 ソリン
後半15分 マスチェラーノ
後半43分 マキシ・ロドリゲス
延長前半05分 クルス



前半......


ドイツは試合開始早々から積極的に前線からプレスを仕掛けます。

特にボールの落とし所のマスチェラーノ、ボールをキープできるリケルメ&テベスには複数のプレスを掛け、身動きが取れないようにします。

アルゼンチンはテベスを左に張らせ、そこからの展開を画策していました。

テベスは二人程度なら強引に抜ける力を持っているので、慎重に慎重を重ねたドイツは、右SBフリードリッヒがマークに付くと直ぐにヘルプを側に付け、簡単に裏を抜かれない守備を施していました。

それが故にテベスに引っ張られて、その開いた空間をソリンなどに使われる場面もあるなど、弊害もありました。

リケルメもこの左サイドを積極的に使うので、シュナイダーも守備に奔走しドイツの右サイドは麻痺状態でした。

今日のドイツは、リケルメを警戒してか、バラックが何時もよりも、下がり目の位置でスタートしているので、攻撃に変化とダイナミックさが、欠けていました。

本来ならばドイツの得意の左サイド、シュバインシュタイガー&ラームのコンビで、ここまでドイツが押し込まれるハズもないのですが、シュバインシュタイガーが既に試合から消えている状態では、アルゼンチンを脅かす攻撃は期待できません。

ドイツは堅守速攻を心がけているので、どうしてもアルゼンチンはスピードに乗った攻撃に移行できずに、遅攻を選択するしかありませんでした。

単発で、リケルメのスルーパスで、一気にクレスポを使って裏を狙うものの、残念ながら怖さはさほどありませんでした。

守りを固めてくると踏んだペケルマンの采配は当たっています。一人で状況を打破できるテベスの投入はその為でしょう。それが故に、前で裏を狙ってくれる選手が、クレスポ一人だったのは、ドイツにとっては楽な展開だったのかもしれません。

テベスは、中盤に下がってボールを触りたいタイプなので・・・・・・。



解説者の反町氏の言葉を借りて、前半を表現するならば


アルゼンチンは、相手の距離感と出方を探るジャブを連打し、機を見てストレートとフックで相手を揺さぶっていました。

ドイツは、そのジャブをかわしブロックで防ぎつつ、カウンターを繰り出していました。

結局、試合は大きな変化のないまま前半を終えました。


後半......


後半04分 アルゼンチンのCKから体をなげうったアジャラが、ドンピシャのタイミングでボールを捕らえ、ゴールネットを揺らします。

歴然とした体格差を物ともしないこの得点は、凄いの一言です。

リードされたドイツは、積極的に前に出てアルゼンチンを押し込めます。

積極的に攻めの交代を施すドイツ。

ドイツの両サイドを代え、オドンコールとボロウスキーを投入します。

確かにドイツの攻めは前半とはガラリと変わりましたが、それでめちゃめちゃアルゼンチンが押し込まれたかというとそうでもありませんでした。

流石にアルゼンチンの前線を無視してまでDFが前に行くことは出来ません。

特にリケルメ&クレスポのこのホットラインだけで一気に状況を打破できるだけに、ドイツに決定的な場面を沢山は作らせませんでした。


ここで流れを変えたのは、アルゼンチンでした。

セットプレーからの接触で、GKアボンダンシエリが負傷交代のスクランブルはありましたが、それほど焦る場面ではありませんでした。

不可解なのは、ここまで愚直に使い続けてきたリケルメを交代、それも守備固めのカンビアッソの投入でした。

これで前目に位置していたバラックがより後ろを気にすることなく前に集中できる環境を作り上げました。

更に不可解なのが、クレスポに代えてのクルスの投入でした。

セットプレーでの高さを考慮しての投入だとは思いますが、ハッキリ言って怖さがありません。

これでドイツのDFラインの負担がより軽くなりました。

ドイツの脅威はテベスと、突発的な事故以外に何もない状況でした。

このような状況が以前にもありました。

アルゼンチンのグループリーグ初戦、対コートジボワール戦です。

当ブログでも「アルゼンチンVSコートジボワール」の記事を書いています。

この時も、押され気味の状況で、前線の陣容を変えて、コートジボワールに攻めのキッカケを与える交代劇を演じていました。

攻めが信条アルゼンチンが、守りに入った事に少しがっかりしました。

結果的に、ドイツのクローゼに同点弾を決められてアルゼンチンは万事休すの感はありました。

交代枠を使い切ってまで守備を固めた為に、前の迫力がなくなり、危険な攻撃の香りは失せました。

ドイツも絶対的な状況ではありましたが、頼みのバラックが足を引きずる状態では決め手に欠きました。

結局、このまま後半を終え、延長に突入しました。

延長も両者一歩攻めてに欠けて、PK戦に持ち込まれました。


どちらが有利かと言えば、断然ドイツでしょう。

スタジアムの雰囲気もあればGKがレーマンという好条件も揃っています。


ドイツ
@ノイビル ○
Aバラック ○
Bポドルスキー ○
Cボロウスキー ○

アルゼンチン
@クルス ○
Aアジャラ ×
Bマキシ・ロドリゲス ○
Cカンビアッソ ×


※解説者反町氏、試合で得点を決めた選手は、PKを外すという予言的中


ドイツは、国内が盛り上がる勝ち方で、準決勝進出を決めました。

攻めに徹し切れなかったアルゼンチンは策に溺れた感があります。

何だか試合自体は盛り上がりに欠ける内容でした。

牙のないアルゼンチンは怖くないな〜(哀)
posted by Daft at 12:33 | Comment(0) | TrackBack(4) | 2006 WORLD CUP GERMANY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月29日

中休み......

久しぶりにサッカーのない生活は、何だか少々ギコチナイ感じです(笑)

夜10時〜からの何だかこの落ち着かない感じは、サッカー中毒の証でしょうか?

結局何をするでもなく、ぼ〜っっとTVを見て

ウィンブルドン「マリア・シャラポワVSアンナ・スマシュノバ」を最初から最後まで見ちゃいました。


シャラポアまだ19歳か〜と感慨にふけったり

マルチナ・ヒンギスもウィンブルドン初戦突破か〜とか

そういえば今年の東レ・パンパシフィックで

シャラポアはヒンギスに子ども扱いされるような試合展開だったなぁ〜

楽しみが増えたウィンブルドン・・・・・・

眠れぬ夜が続きそうです。

シャラポア.jpg
Photo by AFP/Carl De Souza

ヒンギス.jpg
Photo by AP Photo/Kirsty Wigglesworth


※ウィンブルドン関連リンク
Yahoo! Sports Coverage of Wimbledon 〜Photo Gallery〜
http://sports.yahoo.com/ten/gallery?pg=1&cap=0

→マルチナ・ヒンギス〜Photo Gallery〜
http://sports.yahoo.com/ten/players/3799/photos

→マリア・シャラポア〜Photo Gallery〜
http://sports.yahoo.com/ten/players/403/photos



そういえば昨年12月にW杯の組み合わせ抽選会の記事を書きました。

ちょっと振り返ってみたいと思います。

2006W杯 一次リーグ組み合わせ抽選会!(参考までに)

A組の予想

>この組みの鍵はエクアドルのパフォーマンス

まさしくこれが鍵となってポーランドがグループリーグ敗退しました。

実は、もっと突っ込んでドイツの敗退も視野に入れていましたが、ドイツは難なく突破しました(苦笑)


B組の予想

>イングランドがすんなり1位通過を決める姿を想像できません

あ〜・・・・・・割とすんなり一位通過を決めちゃいました(笑)

期待の“イングランドvsスウェーデン”は思ったよりも凡試合でした。

イブラヒモビッチの見せ場は今大会全然ありませんでした(哀)


C組の予想

>長所と短所がハッキリしたチームが多いので、アッサリした試合

アルゼンチンの力が突出しすぎてアッサリ?バッサリ?の試合が多かったです。



D組の予想

>個人的にはイランがこの大会でブレイク

これはサッパリ当たりませんでした(汗)

総じてアジア勢は惨敗でした・・・・・・。



E組の予想

>真の意味での“死のグループ”

本当に「死のグループ」になってしまいました。

>アメリカがどんなパフォーマンスを見せるのか全く分らない

アメリカではなくガーナが台風の目でした(汗)

>どう考えてもイタリア・チェコがグループリーグを突破する事は疑いの余地が無いのに、漠然とした不安

不安的中・・・・・・正直、イタリア敗退の不安が大きかったです。



F組の予想

>ブラジルが余裕で1位突破を決め、2位の座をクロアチア・オーストラリアの両チームが争い、ヒディングの采配でオーストラリアがグループリーグ突破という嫌な展開

まさしくヒディンクにやられました・・・・・・嫌な当たり方だな(汗)

>日本を熟知したヒディングがいる事もオーストラリアにのめり込み過ぎると、リーグ戦全体のリズムを崩す結果

これはサポーター&ファン&マスコミに向けた言葉でしたが、結果的に選手に当てはまったしまいました。立ち直れないほどの事でも無かったろうに・・・・・・


G組の予想

フランスの予選敗退を予想するも尽く外れる(汗)

韓国の予選突破を予想するもこれまた外れる(大汗)



H組の予想

>どう考えてもスペイン・ウクライナ以外にありえない

順当道理と言ったところでしょうか


当たっている予想もあれば外れている物もあったりと

予想は難しいですね。



ベンゲル曰く「私は占い師ではなく監督ですから・・・・・・」


それでは、私も占い師としてではなく一サッカーファンとして

無謀にも準々決勝の予想を(笑)


○ドイツVSアルゼンチン
大会に入る前はあれだけ酷評されたドイツが、いつの間にか優勝候補筆頭になっています(苦笑)
サッカー評論家も占い師ではないので当てになりませぬ。
どうしてもドイツは信じられない・・・・・・ここはアルゼンチンが勝ち進むと予想(笑)


○イタリアVSウクライナ
ここにウクライナが来るとは予想外でした。
不安材料はイタリアのCB陣容。
ネスタが戻ってこれるかどうか。
下手をしたら・・・・・・考えたくないな〜
予想ではなく願望でイタリアが勝ち進んで欲しいです(切望)


○イングランドVSポルトガル
調子の良さではポルトガルですが、デコが出場停止なのが痛い所。
イングランドがここでよい試合を見せない限り次に進んでも負けは見えています。
予想はポルトガル・・・・・・希望はイングランド(笑)


○ブラジルVSフランス
フランスがここに居ることが既に予想外(悩)
ロナウジーニョが爆発ならば、すんなりブラジルなんですけどね。
ヴィエラが獅子奮迅の活躍をすれば・・・・・・。
ロナウジーニョの活躍を見れぬまま終わるのは口惜しいのでブラジル!!


当たるかな〜外れるかな〜
posted by Daft at 10:42 | Comment(0) | TrackBack(1) | 2006 WORLD CUP GERMANY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月28日

2006W杯 スペイン VS フランス

2006 6/28 ドイツ/ハノーヴァー


決勝トーナメント一回戦


入場前の憂鬱そうなジダン

フランスの灯はまだ消えず......

スペインの力は本物なのか?

若さでスペインのW杯の壁を打破できるのか......



スペイン:Formation


          トーレス    ビジャ

              ラウール

        シャビ          セスク
            シャビ・アロンソ

     ペルシア             S・ラモス
          プジョル   イバニェス


             カシージャス


<得点>
前半28分 ビジャ(PK)

<交代>
後半09分 ラウール → L・ガルシア
後半09分  ビジャ → ホアキン
後半27分  シャビ → セナ

<警告>
後半37分 プジョル



フランス:Formation


              アンリ

       マルーダ         リベリー
              ジダン

          マケレレ   ヴィエラ

      アビダル           サニョル
            ガラ   テュラム


              バルテズ


<得点>
前半41分 リベリー
後半38分 ヴィエラ
後半45分 ジダン

<交代>
後半29分 マルーダ → ゴブ
後半43分  アンリ → ヴィルトール

<警告>
後半23分 ヴィエラ
後半42分 リベリー
後半45分 ジダン



前半......


どちらが主導権を握ってこの試合を有利に進めるのか?

試合は非常に危ういバランスの基にどちらに一気に転がるか分からない雰囲気を醸し出していました。

両者とも、カウンターにカウンターを仕掛ける非常にスピードのある展開でした。

序盤際立っていたのはスペインでした。

特にシャビ・アロンソの長短のパスを織り交ぜた組み立ては、スペインに力強いスパイスを加えていました。

それに釣られるようにS・ラモスの良さが引き出され、右サイドで揺さぶりをかけていました。

それでも動じないフランス。

特にバイタルエリアの前に構える二人(ヴィエラとマケレレ)の壁は高く、そこを突き崩せないで居ました。

試合は拮抗していましたが、何かのキッカケで脆くも崩れ去るほどの危うい綱渡りです。

最初に流れを掴んだのはスペインでした。

CK(コーナーキック)からの流れでPKを得たスペインは、ビジャが冷静にゴールを決めて、スペインが先制点を得ました。


不思議なことに、これで流れを掴んだのはフランスでした。

スペインが一瞬怯んだのか、守りに入ったのか、緊張感が解けたのか、主導権をフランスに取られてしまいました。

今日のジダンは当たり日で、非常に動きが良く、自らもスペインの裏を突く動きを見せるなど、目覚しい動きでした。

ジダンの動きに釣られて周りも活性かしだし、スペインの危ういDFラインを再三脅かしていました。

そんな中からヴィエラが前に絡み、彼からスペインのオフサイドとラップを破るスルーパスが出ます。

それに反応したのが、二列目から飛び出したリベリーでした。

完璧なオフサイドとラップ破りに、手も足も出なかったスペインは、フランスに同点弾を許してしまいました。

攻めを重視するが故のスペインのラインディフェンス。

この失点は攻めるが故の副作用、これなくして今のスペインの攻撃はありえないだけに、致し方ない失点だといえます。

これで火がついたスペインは、フランスにカウンターの応酬を仕掛けます。

流石にこのスピードのある展開・無酸素状態の展開はきついフランス。

若さだけで突っ走るスペインを、ジダンが遅攻で流れを塞き止めてペースを落ち着かせます。

この辺りの試合をコントロールできる選手の差が明暗を分けるのでしょうか



気づいて見ればいつの間にか前半が終わっていました。

恐ろしく時間を感じさせない試合展開でした。

この危うい、一つ間違えれば大乱闘に発展しかねないほどの試合を、非常に巧みにコントロールした主審ロベルト・ロゼッティ(イタリア)の手腕は凄いの一言です。

それともう一つ......
当ブログで再三に渡ってその手腕に疑問を挟んできた大熊氏。
今日の試合の解説は、流石と唸ってしまうような素晴らしい解説でした。
実況と試合の流れを塞き止めず、且つ、的確な解説は素晴らしかったです。
それに比べて・・・・・・
「ブラジルVSガーナ」の木村氏の「あ〜・・・」とか「う〜ん・・・」など実況の問いかけに無視したりなど、目に余る行動は些か試合を台無しにしていました。初めから解説ナシで実況だけでも良かったんじゃないでしょうか? 解説できないなら口を出さないで欲しいところです。

蛇足蛇足......(汗)



後半......


今日は厄日かオフサイドとラップに苦しむアンリ。

切れそうなアンリを何とかなだめる主審。

しっかり手綱を持って試合をコントロールしています。

前半の反省からか、ユックリとしたスピードでそろ〜っとバイタルエリアに進入しだすスペイン。

進入してもその後ろの壁に阻まれて、シュートすら打てません。

すばやく手を打ってくるスペイン。

前線の陣容を変えて、フランスの壁の取り壊しに掛かります。

ルイス・ガルシアの投入によって、バイタルエリアへの進入路が増え、第一の壁(ヴィエラ&マケレレ)の突破には成功しました。

それでも第二の壁の突破は流石に困難でした。

攻めあぐねるスペイン・・・・・・

最後の交代の切り札を切りますが、思った以上の効果は出ませんでした。


ここでフランスがセットプレーを得ます。

ジダンのFK(フリーキック)をヴィエラがファーサイドで合わせて、均衡を破る追加点がフランスにもたらされました。

攻めに出なければならないスペイン。

ですが前になかなかパスが出ません。

より守備が固くなり、前から前からプレスを仕掛ける攻めるフランス。

ジダンも積極的にプレスを仕掛け、いつの間にか防戦気味のスペイン。

完全に試合の機を掴んだフランスは、止めの追加点をジダンが挙げて、スペインの息の根を完全に断ち切りました。


最後までバイタルエリアの攻防で苦しんだスペイン。

その記憶には硬い固いフランスの壁の記憶しかないでしょう。

まったく仕事をさせて貰えなかった若きエース・トーレス。



あぁ スペインの炎が消えた......


老練なる試合巧者のフランス。



まだまだ老兵は去らず、フランスの灯は今だ健在です。



それにしても隙がなかったフランス。

あれだけ酷評した私の立場はどうなることやら(大汗)

これだけ出来るのならば、初めからその力を見せてください(泣)

       

結局、準々決勝は「ブラジルVSフランス」のフランスW杯の再戦になりました

ブラジルは屈辱を返すことが出来るのか?

あの栄光をもう一度、一気に波に乗りたいフランス。

何が起こるのか分からないのがW杯。


かなりしつこいですが・・・・・・

スペインの若い力をもっと見てみたかったなあ〜

ブラジルVSスペインを見たかった(悔)
posted by Daft at 14:38 | Comment(0) | TrackBack(2) | 2006 WORLD CUP GERMANY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006W杯 ブラジル VS ガーナ

2006 6/28 ドイツ/ドルトムント


決勝トーナメント一回戦


サッカーキングダム新星★ブラックスターズ

輝き続けるのはどちらでしょう?



ブラジル:Formation


         アドリアーノ    ロナウド

  ロナウジーニョ                 カカ

         ゼ・ロベルト    エメルソン

ロベルト・カルロス                 カフー

           ジュアン    ルッシオ


                ジダ


<得点>
前半05分 ロナウド
前半45分 アドリアーノ
後半39分 ゼ・ロベルト

<交代>
後半00分  エメルソン → ジルベルト・シルバ
後半16分 アドリアーノ → ジュニーニョ・Per
後半38分     カカ → リカルジーニョ  

<警告>
前半13分 アドリアーノ
前半44分 ジュアン



ガーナ:Formation


            アモアー    ギャン

            
            ムンタリ    ドラマニ

            アッピアー   E・アッド

       パッポエ              ペイントシル

            メンサー    イリアス


               キングストン


<得点>
なし

<交代>
後半15分 E・アッド → ボアテン
後半25分 アモアー → テキエーメンサー

<警告>
前半07分 アッピアー
前半11分 ムンタリ
前半29分 ペイントシル
前半38分 E・アッド
後半03分 ギャン
後半36分 ギャン(二枚目退場)



前半......


対イタリア戦、対チェコ戦と主導権を常に握ってきたガーナ。

今日のブラジル相手に主導権を握れるのか?

ブラジルは、両翼(SB:サイドバック)を中盤まで上げて、変則的な3−5−2状態にして、中盤を厚くして来ました。


        アドリアーノ   ロナウド

     ロナウジーニョ         カカ

  ロベカル      ゼ・ロベルト      カフー

            エメルソン
                          
       ジュアン        ルッシオ


中盤の底を縦の関係にして、エメルソン(5)が度々、CB(センターバック)の間に入って、擬似3バックの様相を呈していました。

ブラジルが主導権をもって試合を展開するならば、このFormationは有効でしょうが、今日のガーナはいつも以上に気合が入っていました。

ブラジルが、そのガーナの気勢を挫くかのように、限界ギリギリまでDFラインを上げていたガーナDF裏の広大なスペースを突き、カカのスルーパスを受けたロナウドが先制点を挙げます。

これで萎縮するかと思ったかにみえたガーナでしたが、この失点は織り込み済みかと思うほどに、前へ前へと人の波がブラジルに襲い掛かります。


ブラジルも最初の守備では、ガーナのパス回しから横や下げるパスは容認しても、縦に入るパスは徹底的に潰していましたが、次第に守備が億劫になってきて、縦にパスが入るようになり、人の出入りも自由にさせるようになってきました。

特にDF(ディフェンダー)同士の間を突かれ、仕舞にはCBの間を再三に突かれ、ガーナ攻撃陣の決定力の無さ、シュートのタイミングの悪さに助けられ辛うじて無失点で前半を終えました。

それにしても前半のガーナは、ブラジルの弱点を尽く突いてきました。

どうしても攻撃が好きな両翼の性質を読み、また、CBの敏捷性を突き、DFを背負うのではなく、間に入ってブラジルを混乱させていました。

間に入ってくるのがFWだけではなく、二列目・三列目のMFが次々と進入してくるので、捕まえるのが殆ど困難でした。

そんな守備がぼろぼろで、失点も時間の問題かと思われたブラジルは、前半終了間際に、DFライン手前で奪ったボールを一気に前に運び、アドリアーノが追加点を決めました。

ここらへんのブラジルの試合の流れを掴む能力には脱帽です。

苦しい時だからこそ一発のカウンターに命をかけて、相手の勢いを殺すこの試合勘は、さすが究極のサッカー小僧の集団の成せる技です。



後半......


後半早々に守備のテコ入れをしてきたブラジル。

後半16分のジュニーニョ・Perの投入をもって完全に守備の穴を防ぎます


              ロナウド
        
        ロナウジーニョ   カカ

     ゼ・ロベルト  G・シルバ   ジュニーニョ

 ロベカル    ジュアン   ルッシオ     カフー 



DFの穴の前に三人のMFを置き、そこに進入してくる二列目・三列目の人の侵入とパスを完全に遮断します。

これによってボールを取る場所が確保され、ここで網を張って、カウンターに繋げていました。

ここらへんの時間帯からは、ブラジルの守備の練習にも思えるほど完璧な守備隊形でした。

最終的にピンチを招いてもジダが最後の砦となって防いでいました。



ガーナに手は無かったのか?

ガーナに必要だったのはサイドからの展開でした。

サイドにボールを運んでも、そこから中にクロスを上げることはせず、必ず中にパスを出し、愚直なまでに中央突破に固執していました。

攻撃の展開が必ず中央なのがバレバレなので、まったく怖さがありませんでした。

左右にボールを散らして、相手DFに次の展開を読ませない心配りが無くなったのが、非常に残念でなりません。

またシュートそのものの数も少なく、打てる場面で打てないことが一層怖さを半減させていました。

試合の流れと、自分達のおかれた状況を正確に掴めなかったガーナは、次第にその攻撃が減少し、ブラジルのカウンターの練習台に成り下がりました。

ゼ・ロベルトの追加点が決まってからは、もうブラジルの攻撃に嬲り遊ばれていました。

まさしく百獣の王ライオンに遊ばれている感覚です。

ロベルト・カルロスやカフー、挙句にはCBのジュアンにまで決定的なシュートを打たれる始末です。

その横で再三パスを待っていたロナウジーニョが可愛く写るくらいもう試合はブラジルのお遊びの状態でした。


振り返って見れば、ブラジルの守備の練習に付き合わされた感のあるガーナ


圧倒的に光り輝く太陽の前に

ブラックスターズ★は地平線に消えました......




やっぱりロナウドは怖いですね。

日本が本気にさせて、調子を取り戻す切欠を与えてしまいました(苦笑)




まだブラジルから得点を挙げたのは、日本の玉田しか居ません。

果たしてこの記録はどこまで続くのやら・・・・・・(笑)
posted by Daft at 12:53 | Comment(0) | TrackBack(7) | 2006 WORLD CUP GERMANY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月27日

2006W杯 イタリア VS オーストラリア

2006 6/27 ドイツ/カイザースラウテルン

決勝トーナメント一回戦


イタリアのトーナメント初戦の相手は

因縁のヒディンク率いるオーストラリア。

日韓大会での借りも返しておきたいところです。




イタリア:Formation


          トーニ    ジラルディーノ

   デル・ピエロ

         ガットゥーゾ   ピルロ   ペッロッタ

   
   グロッソ                  ザンブロッタ

         マテラッツィ   カンナバーロ


              ブッフォン


<得点>
後半45分 トッティ(PK)

<交代>
後半00分 ジラルディーノ → イアキンタ
後半11分     トーニ → バルツァッリ
後半30分  デル・ピエロ → トッティ

<警告>
前半29分 グロッソ
後半05分 マテラッツィ(退場)
後半44分 ガットゥーゾ
後半45分 ザンブロッタ
          
※変則の4−4−2



オーストラリア:Formation


               ビドゥカ

     ステリョフスキー        ブレッシアーノ

               カーヒル

       ウィルクシャー       カリーナ

               グレラ

     チッパーフィールド       ムーア
               ニール


              シュワルツァー 


<得点>
なし

<交代>
後半36分 ステリョフスキー → アロイジ

<警告>
前半23分 グレラ
後半05分 カーヒル
後半16分 ウィルクシャー



前半......


試合開始前、スタジアムの通路でエスコートキッズにこやかに話しかけるカンナバーロ。

私の見た試合で、イタリアのカンナバーロぐらいしか子供に話しかけていない気がします。あとはベッカムぐらいかな・・・・・・。

今日のピッチは暑そうでした。

特にイタリアはペース配分を考えてか、何時もよりスローペースに見えました。

オーストラリアにボールを持たせて、時々奪ってはゆっく〜り組み立てて中央から攻撃するか、一気に前にロングボールを当ててFWに委ねるかの二択でした。

凄い省エネ作戦(苦笑)

今日のイタリアは、トップに楔がピッタリ収まるので、そこからの展開がもっと頻繁にあっても良かったかもしれません。

特にデル・ピエロがサイドを使った攻撃(クロス)が一本しか見られなかったのは、残念でなりません。

一方のオーストラリアは、ボールを持たせてもらっているので、徐々にペースをつかみ始めます。

二列目からの飛び出しや、ビドゥカに当てたりと・・・・・・。

両者とも最後の最後で攻め手に欠けました。

また、ビドゥカ&トーニの両トップにそれぞれチャンスはあったものの今一歩決め切れませんでした。


後半......


ちょっと2トップ気味で相手の裏を突けなかったイタリアは、ジラルディーノに代えてイアキンタを投入。

イアキンタ右サイドに置き、トーニを中心とした3トップ気味の布陣にしました。

縦の動きに(裏へ抜ける動きに)ダイナミックさが生まれ、イタリアに流れが戻ってきたかに思いました。


後半05分、カウンターから絶好のチャンスを、マテラッツィが体で止め、それを審判が一発レッドカードで退場に・・・・・・。

一気に試合が緊迫しました。

スクランブルにイタリアはより団結します。
11人よりも10人になったほうがより守備が固くなる・・・・・・なんとも不思議な国です。

このイタリアの守備を中々貫けないオーストラリア。

残念ながら今日のイタリアは、カウンター攻撃の精彩を欠きました。

オ−ストらリアの二列目・三列目からの飛び出しを防ぐことに頭がいっぱいで、ボールを奪っても前線まで上がりきる力がありませんでした。


後半30分に最後の手を打ってきたイタリア。

トッティを投入し、前でキープできるポイントを作り、後ろの上がりを促し、あわよくばイアキンタとの二人で得点を奪おうと言う作戦です。

これに対し、沈黙を貫いていたヒディンクがアロイジを投入し、勝負を仕掛けます。

それにしても今日のヒディンクは慎重でした。

オランダVSポルトガルの轍を踏まないように、早計な投入を慎み、機を狙っていたようでしたが、手駒が限られているのが辛い所です。

前で体を張るファイターは居ますが、予想外の動きを出来る選手が居ない・・・・・・キューウェルが怪我で欠場が、後々までひびきます。

攻撃が前半から左に偏っていたのも、それを補正し相手に攻撃を予測させない展開を、組み立てる選手の欠如が痛いところです。

それとアロイジ投入で火が付いたのかオーストラリアの動きが直線的に速くなります。

前半から抑えていたものが噴出したかのようです。

これを待っていたのはイタリアでした。

カウンター合戦の応酬になれば、数的優位は気にならず、個々の能力が素で出るので、このスピードのある展開は望むところでした。

せっかく前半からスロースピードで我慢して抑えていたのに・・・・・・このオーストラリアのリズムチェンジは惜しいところです。

選手自身が、暑さに、得点できないことに、延長に突入することに焦れたのが全てです。

この展開から一気にスピードを得たイタリアは、トッティからいつの間にか左サイド奥に居たグロッソにボールが渡ります。

グロッソがここぞとばかりに中に切れ込むチャレンジをし、PA内に進入し、たまらず体で止めて、グロッソが倒れました。

主審はグロッソがPA内に切れ込む前から、イタリアのアドバンテージをしっかり見ていて、グロッソが倒れこむのを見て、ここでPAスポットを指差し、オーストラリアに悪夢を呼び起こします。


最後の最後にチャンスを得たのは10人のイタリア。

PKキッカーはトッティ。

悲壮感に満ちたトッティの目。
どこか・・・・・かの人を思い出させます・・・・・・

重苦しいプレッシャーを跳ね除け、トッティが冷静にゴールネットを揺らしました。


劇的    


ドラマティック


私の脳裏に浮かんだのは、アメリカW杯のイタリア・バッジョの姿でした。

トッティとバッジョの姿を重ねている私が居ました。


苦しんだイタリアが勝ち残りました。

本当に苦しいです。

特にDFはネスタ・マテラッツィと相次ぐ離脱。

辛うじてカンナバーロが孤軍奮闘で扉を守っています。

あ〜どうなるんだろう・・・・・・リッピに策はあるのか?

ワクワクしてきます(嬉)
posted by Daft at 12:29 | Comment(8) | TrackBack(15) | 2006 WORLD CUP GERMANY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月26日

2006W杯 ポルトガル VS オランダ

2006 6/26 ドイツ/ニュルンベルク

決勝トーナメント一回戦


一体どれだけの人がこの戦いを楽しみにしていたことでしょう。

素晴らしい戦いが繰り広げられる事を誰もが望んだはずです。



今大会、最低最悪の試合でした(怒)



主審:バレンティン・イヴァノフ(ロシア)


ポルトガル:Formation


               パウレタ

     
     C・ロナウド     デコ     フィーゴ 

         コスティーニャ   マニシュ

   ヌーノ・バレンテ             ミゲル

          F・メイラ   R・カルバーリョ


               リカルド

<得点>
前半23分 マニシュ

<交代>
前半34分 C・ロナウド → シモン
後半00分   パウレタ → プティ
後半39分   フィーゴ → ティアゴ

<警告>
前半20分 マニシュ
前半31分 コスティーニャ
前半45分 コスティーニャ(二枚目退場)
後半05分 プティ
後半28分 デコ
後半31分 リカルド
後半31分 ヌーノ・バレンテ
後半33分 デコ(二枚目退場)



オランダ:Formation


              カイト

      ロッベン           ファン・ペルシー


         コク        ファン・ボメル

             スナイデル

 ファン・ブロンクホルスト          ブラールズ

         マタイセン    オーイヤー


           ファン・デル・サール


<得点>
なし

<交代>
後半11分   マタイセン → ファン・デル・ファールト
後半22分 ファン・ボメル → ハイティンガ  
後半39分      コク → ヘッセリンク

<警告>
前半02分 ファン・ボメル
前半07分 ブラールズ
後半14分 ファン・ブロンクホルスト
後半18分 ブラールズ(二枚目退場)
後半28分 スナイデル
後半29分 ファン・デル・ファールト
後半45分 ファン・ブロンクホルスト(二枚目退場)



今日のそもそもの悪夢の始まりは、主審がバレンティン・イヴァノフ(ロシア)であることです。

この人当ブログ「フランスvsスイス」でも登場した、あの主審の笛が鳴る前にFKボールを蹴ったジダンにイエローカードを出した張本人です(笑)

この方のレフリングは本当に低レベルそのものです。

注意で済むところを全部カードを出す始末。

レフリング&ファウルの基準が低い&カードを出す基準を低く設定している為に、試合を恐ろしく妨げ、選手を興奮させ、その選手を抑えられない、最低の審判です。

そもそもこの程度の審判がW杯に出てくること自体がおかしいのに、何故か決勝トーナメントに上がってくること自体が間違っています。

誰がこの審判を推挙したのか?

そもそもの間違いはそこから始まっている気がします。


この審判も審判ですが、それに興奮した両チームも最悪です。

最初に手を出したオランダも悪いです。

それに便乗したポルトガルも断罪されるべきです。

また程度の低いプレーも見られ(手を出して二枚目イエローを貰ったコスティーニャ)試合そのものを、低レベルに仕立て上げました。

前半までの攻防そのものは素晴らしかったのですが、後半の出来が最悪に素晴らしく見る者を、最悪な気分にさせました。


この試合を観て損をしました。


試合が成立してポルトガルが勝ちましたが、この両者と審判には制裁を加えるべきです。

主審は国際審判資格の剥奪。

この両国は、この試合の没収と両者失格の処分が妥当だと考えられます。

また期限を限っての国際試合への出場禁止を課すべきです。

以前までのW杯ならば、これで通じたでしょうが、これから先のW杯を考えるならば、後の悪しき前例を作らない為にも、しっかりとした処分が望まれます。


本当に見なきゃ良かった・・・・・・時間を返して欲しいです(涙)

97315121.jpg
著作権: AFP / afp.com
主審にもレッドカードを!!!
posted by Daft at 13:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2006 WORLD CUP GERMANY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006W杯 イングランド VS エクアドル

2006 6/26 ドイツ/シュツットガルト

決勝トーナメント一回戦




イングランド:Formation


              ルーニー


   ジョー・コール            ベッカム

          ランパード  ジェラード

             
              キャリック

 アシュリー・コール            ハーグリーブス

         ジョン・テリー ファーディナンド 


              ロビンソン


<得点>
後半15分 ベッカム

<交代>
後半32分 ジョー・コール → キャラガー
後半43分    ベッカム → レノン
後半45分   ジェラード → ダウニング

<警告>
前半18分 ジョン・テリー
後半33分 ロビンソン
後半37分 キャラガー



エクアドル:Formation


           テノリオ    デルガド

     メンデス                バレンシア

           テノリオ    カスティージョ

     レアスコ                デ・ラ・クルス

           エスピノサ   ウルタド



                モラ


<得点>
なし

<交代>
後半24分 テノリオ → ララ
後半27分 テノリオ → カビエデス

<警告>
前半24分 バレンシア 
前半37分 テノリオ
後半22分 デ・ラ・クルス




前半......

試合開始そうそうエクアドルにビッグチャンス。

GKからの大きな縦パスが、イングランドDFの処理ミスを招いて、波乱の一撃になりうるシュートを放ちます。

ヘルプに来たアシュリー・コールのスライディングした足にかすっていなければゴールネットを揺らしていたでしょう。

かろうじてゴールポストに弾かれてボールは真上にあがり、イングランドは窮地を救われましたが、その後も再三に渡って、この下方からのロングキックの処理(ボールをバウンドさせたり・クリアミスだったり)に苦しめられます。

特に今日左サイドに入っているハーグリーブスとファーディナンドとの間を突かれ、両者の守備連携不足を大いに露呈させました。

攻撃でこれをカバーできれば良いのですが、今日初めて試した?のがバレバレなほど未熟なFormationでは何も出来ませんでした。

肝となるキャリックが攻守において無力で、守備においても邪魔、攻撃に至っては構成力ナシと、無駄でした。

前は前で、ルーニーが何とか体を張るもののサポートがなし&遠すぎる。

サイドの展開も全然動きナシ。

前が凝り固まった状態ではどうしようもないので、とりあえず前に放り込むロングボール主体のサッカーに成り果ててしまいました。

何か意図があってのロングボールではなく、打開策・手立ての欠如から来るロングボールでした。

このFormatio自体から間違っています。


無理に4バックにする意味が全くありません。

全くといって良いほどサイドの押し上げはありませんでした。前が詰まっている状態では上がることも出来ないのですから。

ルーニーのサポートもですが、前の動きが極端に少なすぎます。

イングランドの構成は、ほとんどがパサー中心なので足元に欲しがる傾向があり、裏へ抜ける・走り回る等の仕掛けが全くありませんでした。

逆を言えば、それをさせなかったエクアドルは賞賛されるべきですね。


今試合こうすればよかったかも......


              ルーニー

   ジョー・コール             ジェラード
              ランパード    


           ハーグリーブス  ベッカム 
アシュリー・コール  

            
        キャンベル       ファーディナンド
             ジョン・テリー


変則的な3-6-1です。
これだけ豪華な守備陣を使わない手はありません。右の守備連携で頭を悩ませるより、よりすっきりした形に修正。

ジェラードが下がらない為に後ろにベッカムで栓留め。どうしても守備とバランスを考えてしまう優しい奴なので、主将のベッカムの一睨みで下げさせない策に出ました。

ベッカムはサイドに張るウィングと言うより、中盤の守備に専念するハーグリーブスのサポーターです。サイドの守備の穴埋め程度の役割で十分。
多分ジェラードが戻ってくるし(汗)

ベッカムの利点は精度の高いロングボールとFKだけなので、前に置いて腐らすより、守備の頭数を揃えられるここがベストポジションかもしれません。

後はルーニーのサポートに早く付かせる為に、ランパードを真後ろに配置。

本来ならばクラウチ&ルーニーの縦の関係だけで済む話なんですけどね。

やってる本人達もシックリ来てない4−5−1より、こっちの方がよっぽどマシな動きが出来そうな気がします。



後半.......


軽く上の妄想に浸る余裕がある穏やかな時間が過ぎ、攻撃にちょっと焦りが見え始めました。

前半の反省を踏まえ、ジェラードをずいぶんと前に押し出したおかげで前線の動きが活発になります。

今まで守備も出来るだけに、ランパードとの関係で、下がる場面がありましたが、やっぱりこの人は前で動いてるほうが、輝いている感じがします。

それでも点には程遠い感じがする中で、あの人が決めてくれました。


FKからゴール左下隅をピンポイントで狙う、上下の落差がめちゃめちゃ凄い速度の速いFKを決めちゃいました。

やっぱり・・・・・・腐っても鯛ならぬ腐ってもベッカムだな〜

何だかんだでこの人に救われるイングランド。

結局このまま逃げ切ったイングランド。

そういえばベッカムに代わって入ったレノンが素晴らしいです。

FWの手ごまが少なく、切り札の枚数が少ない今こそ彼を有効に使うべきでしょう。

切り札でなくとも、調子の差が激しいジョー・コールよりレノンを積極的に使ったほうが良いような気がします。


イングランドと準々決勝で戦うのは、ポルトガルか? オランダか?

どっちも制裁で来ない可能性は無いのかな?(苦笑)


posted by Daft at 12:08 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2006 WORLD CUP GERMANY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月25日

2006W杯 アルゼンチン VS メキシコ

2006 6/25 ドイツ/ライプチヒ

決勝トーナメント一回戦


いよいよ始まった決勝トーナメント

勝ったほうが、次戦ホスト国ドイツと戦う事になります。



アルゼンチン:Formation


            クレスポ    サビオラ


                リケルメ

       M・ロドリゲス        カンビアッソ
              マスチェラーノ

       ソリン              スカローニ

            エインセ   アジャラ


               アボンダンセリ


<得点>
前半10分 クレスポ
延長前半08分 マキシ・ロドリゲス

<交代>
後半30分   クレスポ → テベス
後半31分 カンビアッソ → アイマール
後半39分   サビオラ → メッシ

<警告>
前半45分 エインセ
延長後半07分 ソリン




メキシコ:Formation


          フォンセカ    ボルゲッティ

          
          モラーレス    メンデス

    グアルダード               カストロ
               パルド

         サルシド        マルケス
               オソリオ


              サンチェス


<得点>
前半06分 マルケス

<交代>
前半38分    パルド → トラード
後半21分 グアルダード → ピネダ
後半29分  モラーレス → シーニャ

<警告>
後半25分 マルケス
後半37分 カストロ
延長後半13分 トラード
延長後半14分 フォンセカ



前半......


帰ってきたメキシコのエース・ボルゲッティ

メキシコに高さと強さが加わりました。

その高さを活かせるセットプレーからメキシコに先制点が生まれます。

マルケスが先制点を入れ、一気にアルゼンチンの出足を挫きます。

メキシコの選手を中々捕まえきれないアルゼンチン。

あぁ〜このままズルズル行きそうだなと思った矢先

CKからすかさず同点に追いつきます。

ここら辺の試合巧者振りは流石と言えます。

それで同点に追いついても、じりじりとメキシコに押し込まれます。

あの同点は交通事故のような物だったのかもしれません。

まったくメキシコの攻撃に対応できないアルゼンチン。

最終ラインで何とか防いでいるものの、中盤の守備は無力化されていました

二列目、三列目の選手を捕まえられない。

ボールに飛び込んだら避けられる。

いつもアルゼンチンがやっている事をやられる感覚だったのではないでしょうか?

アルゼンチンをここまで手玉に取ってしまうメキシコには感服するばかりです。

守備が後手後手になって攻撃の切り替えが非常に遅かったです。

前でタメが作れればよいのですが、楔のボールが入らない&楔が出来ないなど、後ろの選手が押し上げてくる時間が作れませんでした。



後半......


後半が始まってもメキシコの攻撃を抑えることが出来ません。

肝はメキシコの中盤の底パルド(交代後はトラード)の動きです。

本来ならばこの選手はリケルメが見るべきなのですが、彼は守備が免除された立場にあります。気が向いたときに守備はしますが、ほとんど役に立ちません。それをカバーするためにマスチェラーノが居るのですが、その距離が遠すぎて守備に行く前に、避けられたりパスを左右に配給され、まったく意味をなしていませんでした。

他の選手がサポートに行けば良いのですが、その抜けた場所をフリーになったメキシコの選手に使われたりと、悪循環が続きました。

ここでアルゼンチンが取った策は、まさにパワープレーそのものでした。


守備の穴を埋めるのではなく、攻撃の手数を増やし攻撃で相手を押し込もうとする力技です。

一人で局面を打開できるタレントを豊富に抱えるアルゼンチンだからこそ出来るパワープレーです。

メキシコの足が止まり始めたこともありますが、攻撃を警戒するために守備に気を使わなければならなくなったメキシコのおかげで、試合は拮抗状態になります。

※テベス・アイマールまではメキシコに効果がありませんでしたが、たまらずに投入したメッシが効いたようです(苦笑)

それでもアルゼンチンの攻撃は時たまあるだけで、メキシコの攻撃に手も足も出ない状態でした。

結局、両者とも最後のところで決定機に欠けて、延長戦に突入します。



もし、この時点で優勢勝ち・判定勝ちがあるならば、断然メキシコ勝利でしょう。

ここまでまともにぶつかってアルゼンチンに手も足も出させなくする国は数えるほどしか居ないでしょう。


延長戦......


とにかく個人の力で押し切りたいアルゼンチン。

風は依然としてメキシコに吹いています。

もし・・・・・・PK戦に突入したらメキシコにやられる可能性が大です。

そんな時、攻撃に出たアルゼンチン。

前には、メッシ・テベス・アイマールと揃っている中、メキシコの選手の目もそちらに向いている中、ソリンのクロスを胸でワントラップしそのままボレーでドライブの掛かったシュートがメキシコのゴールネットを揺らします

目を向けるのを怠ったマキシ・ロドリゲスに全てを砕かれました。

あのシュートは止められません・・・・・・。


豊富なタレントの物量の差で、押しに押して勝ったアルゼンチン。

アルゼンチンの寝首を掻く寸前まで追い込んだメキシコは、その勝利の美酒受け取っても、何らおかしくないチームでした。

強かった・・・・・・本当に強かったです。

メキシコが惜しかったのは、交代カードを負傷者のために使ったことと

レッドカードになっても良いようなファウルがイエローだったり、カードが出てもおかしくないものが只のファウルだったりと審判についてなかった気がします。

そして、エース・ボルゲッティにチャンスを数回しか作ってやれなかったことです。



やっぱりメキシコサッカーは面白い。

もっと見ていたかった・・・・・・。 



次の準々決勝はドイツVSアルゼンチンです。

ドイツについて記事を書こうと思いましたが、面倒くさいのでやめました(汗)

ドイツは2−0でスウェーデンを破りましたが、クローゼの調子の良さに引っ張られての得点やプレーが見られました。

相変わらずその他の選手の決定力は微妙なところです。

気になるのはシュバインシュタイガーの調子が最悪なことです。

控えの選手が微妙なだけに、ここがネックになりつつあります。

バラックの調子そのものは良さそうなのですが、今一歩得点を挙げられません。

今のところ上手くいっている様に感じますが、クローゼが抑えられればタチマチ悪いところが噴出するでしょう。

対アルゼンチン戦のドイツの勝利は、早い時間での先制と追加点

そして大声援のドイツサポーターの後押し以外にありません。
         
posted by Daft at 13:29 | Comment(2) | TrackBack(2) | 2006 WORLD CUP GERMANY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月24日

日本代表総括

2006年6月23日のブラジル戦をもって、ジーコ監督率いる日本代表の戦いは終わりました。

W杯の戦いの内容は賛否両論あるでしょうが、8年前のフランスW杯から比較すれば、1分2敗と3戦全敗から一歩前進しました。大量失点で負けていますが、一点も取れずに負けたわけではありません。

フランスW杯では予選で苦しみぬいて「ジョホールバルの奇跡」と言われた戦いまで生むほどやっとの思いで出場した大会でした。

それから8年後のジーコはその予選を、フランスW杯の時のような最大の危機を回避し、難なくとまでは言えませんが、無難に周りの要求道理に突破を果たしました。

日本はまだ2回しか予選を突破してW杯に出ていません。

それだけの実力と経験しかないのです。

フランスW杯で扉をノックし中を覗かせてもらいました。

日韓W杯で無料通行パスを貰い中を案内させてもらいました。

ドイツW杯で扉を開けて、やっと一歩踏み出しました。

まだまだこれからも続くはずです.......このチャレンジを続けて欲しいです



ジーコ総括


彼は選手として「真のプロフェッショナル」でした。

その選手の目線で見た、彼自身が考える監督像を体現しました。

それは失敗に終わりました。

彼は監督としての「真のプロフェッショナル」になれませんでした。

ジーコの良かった点を挙げると

@選手の自主性を常に尊重し、考えを押さえつけない
所謂、これが「自由」というものです。
特に日本人は指示を出すとそれしかしないと言う教訓があった上での「自由」です。自分で考えて行動しなければ、全て自分に帰ってくるというプロの鉄則かもしれません。

A代表選手をマスコミから批判から守ってくれる。
自分の選んだ選手なので彼の力が及ぶ限りでこれを実行していました。
ただオーストラリア戦後のヤナギザワ批判はいかがなものか?
ジーコと柳沢の信頼関係があってこその鞭だったのか、つい口から出てしまった本音だったのか・・・・・・。


ジーコの悪かった点

@明らかに特定の選手を寵愛し続けた
中田・中村はジーコでなくても選出したでしょう。使うか使わないかは別としても。問題は所謂カシマ組み(それ以外にも居ましたが・・・)です。明らかにベストでない選手を使い続けたのには呆れました。これはジーコ自身が監督のプロではなかった証明でしょう。

A過大評価
日本を、日本人を過大に評価してくれました。
それに応えられる選手が少なかったのが、この結果なのかもしれません。


B戦術の欠如
Aで目論見が外れた時の事を考えて、戦術を用意していなかった事が最後まで響きました。
ここがプロの監督として、先を見通す力の欠如が痛い限りです。


選手も「真のプロフェッショナル」ではなかったけど

監督も「真のプロフェッショナル」ではなかった。

両者の出会いは不幸なものでしたが、何時の日かこの経験が生かされますように・・・・・・それを祈るばかりです。



選手総評

兎角、中村の体調不良が槍玉に挙げられますが、それ以外にもそれ以前にもたくさん目に付きました。

例えば、小野の骨折・柳沢の骨折・玉田の骨折・高原のエコノミー症候群再発・中田の股関節なんたら・・・・・・・。

それ以外にも海外のクラブでコンスタントに出れない選手。挙句には日本のクラブでもコンスタントに出れない選手。

選んだ監督が一番悪いのですが、選ばれて当然の選手には、それ以上の体調管理の意識が求められて当然でしょう。


個人・・・・・・

川口
良くやったと言っていいでしょう。
ありえないスーパーセーブも多々ありました。
それでも点を入れられたのは彼の責任だけではなく、日本全体の問題です。
DFとコミでの守備能力、MFを含めての守備体制、FWからの追い込み、先取点・追加点の奪取等、挙げればキリがありません。

土肥・楢崎
特になし。
がんばれ!!!


宮本
本当に必要だったのかを問われれば、黙する他ありません。
余り例には出したくない「トルシエ」さえも彼はファーストチョイスではありませんでした。


中澤
海外に飛び出す勇気も必要じゃないのかな?
経験で補えることもあると信じたいです。


坪井
やれるだけの事をやって可能性を感じさせました。
それでも怪我をしやすい体質はDFとしては致命的。
怪我をしにくい体作りを・・・・・・。


三都主
何だかんだでブラジル戦の先制アシストをしました。
それでもみんなに嫌われるのは、パフォーマンスの差が激しい事と、今日本が目指しているサッカーにフィットしきれていない事かもしれませぬ。


加地
一番大事なところで怪我をしてしまったのは痛い所。
シュバインシュタイガーを責めてもしょうがない、あれを予期して避けるのがプロと厳しく言ってみる・・・・・・(汗)


駒野
加地の代役としてやれるだけの事はやったはず。
それで足りないものも分かったはず。
飛躍を誓いたいところです。


茂庭
リザーブとしてジーコがドイツに連れて行っていればこんな事には・・・。
悔しさだけが残る大会に


中田浩二
結局いつも便利屋として使われて、彼自身の良さを評価されず。
いい加減便利屋からの脱却をして欲しいところです。


中田英寿
結局「中田の為のW杯」にしてしまう辺りは、口が達者になったなと感じました。パフォーマンスは至極普通でした。
自分の想い道理にならないとマスコミを使って不平不満を言うのはどうかと思います。切れ方は子供と一緒。言う事は言うけど責任を取るのは嫌だというのは責任逃れです。ブラジル戦でキャプテンマークを付けなかった事が全てです。


中村
エースであったはずなのに、その力を存分に出せなかった。
体調管理の不味さはプロとして失格。
精神的にも中田のようにタフになってください。


福西・遠藤・小笠原
特になし。
精進あるのみ。


小野
エースに推す声は沢山あります。
しかし今一歩間は否めません。
器用だけど器用だけで終わっている感じがします。
ここぞというときに怪我をするのもちょっとね・・・・・・。


稲本
イングランドに拘るのも良いですが、コンスタントに自分を使ってくれるところを探す・チャレンジすることも大事なのでは?
才能を無駄に消耗しているように感じます。


高原
あれだけ期待させてこれかよ・・・・・・と誰もが思ったはず(汗)
もう何も言うまい。


柳沢
上に同じ


玉田
ブラジル戦は素晴らしかった。
あの角度が本当に好きな選手なのだなと改めて感じました。



この苦い経験をもとにもっと飛躍して欲しい。
下手をすると鈴木の二の舞になるだけに、その道にだけは進まないで欲しい


大黒
何も出来なかったさせて貰えなかった。
監督の起用法があれなので何とも言えません。
こんな使われ方をしないためにも飛躍して欲しいです。




次の監督人事が話題に登りつつあります。

同じ轍を踏まないで欲しいところです。

私個人としては、イビチャ・オシム翁を推します。

ジーコ流の継承もありますが、そのプロフェッショナルな監督の哲学は、選手だけでなく、サポーターやマスコミを含めた成長に繋がるかもしれません

その含蓄ある言葉に、サポーターやマスコミがどれだけ耐えられるかが鍵になりそうですが、確実に前進することは間違いないはずです。

フランス路線で聞こえてくるのは、名前のある人ですが、何だかそれだけの気がします。

冷静な判断を協会がしますように・・・・・・

※どうやら次期監督はオシム翁に一本化されたようです。
オシム翁の「オシム監督語録」がジェフ公式HPにあるので興味のある方は覗いて見てください。

ジェフ公式>トップチーム>オシム監督語録
http://www.so-net.ne.jp/JEFUNITED/
posted by Daft at 16:44 | Comment(3) | TrackBack(0) | 2006 WORLD CUP GERMANY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006W杯 サウジアラビア VS スペイン

2006 6/24 ドイツ/カイザースラウテルン


すでに決勝トーナメント進出を決めているスペイン

高まる期待は今日の試合どんなゴールシーンが見れるのか




サウジアラビア:Formation


         アル・ジャバー  アル・ハルシ


    ガニ                     アル・ドサリ
               ヌール
          ハリリ       アジズ

      アル・ハスラン         タカール
            アル・モンタシャリ


               ザイード


<得点>
なし

<交代>
前半13分     アジズ → アル・テミヤト
後半23分 アル・ジャバー → マース 
後半36分      ガニ → マサード

<警告>
前半27分 アル・ジャバー
後半32分 アル・テミヤ



スペイン:Formation


             ラウール

    レジェス              ホアキン

        イニエスタ    セスク
             
             アルベルダ

    A・ロペス              M・サルガド
         マルチェナ   ファニート


             カニサレス


<得点>
前半36分 ファニート

<交代>
後半00分 ラウール → ビジャ
後半21分  セスク → シャビ
後半25分 レジェス → トーレス

<警告>
前半30分 アルベルダ
前半35分 レジェス
後半30分 マルチェナ



どんなゴールシーンが見れるのかと楽しみにしていたのですが、蓋を開けてみると、1−0でスペインがかろうじて逃げ切った試合でした。  

前半、スペイン左サイドのFKから速くて正確なボールを、ドンピシャで当てたファニートが先制ゴールを挙げました。

今大会は特にセットプレーからの先制点が目に付きます。

それも速くて正確なボールから生まれたものが多く、ほとんどシュートの速度と変わらない物が多いです。

スペインの見せ場はここまででした。

ゴール前まで詰め掛けて、サウジアラビアを追い詰めるものの、止めを刺しませんでした。

刺せないのではなく、刺さなかったのです。
華麗なゴールの形にこだわり、再三のゴールチャンスを捨てていました。

これが大量得点の後の話ならば、誰も咎めませんが

これが0−0の状態から再三続くと、見てる方もちょっとしつこく感じます。

後半になると次第にその攻撃も息を潜め、守備に回る事が多くなっていきます。

特に前半から際どいタイミングでスペインの裏を突かれていた事実が、後半になるとより重く圧し掛かり、攻撃の空回りの皺寄せが守備に回ってきました。



スペインの心情は、DFラインを高く保ち攻撃をサポートする為のラインディフェンスの趣が強いのが特徴です。

その攻撃が思うように行かないと、守備ラインを崩してでもサポートに行く選手が増え、それが守備に穴を作り、そこをサウジアラビアに突かれ、ズルズルとDFラインが下がる。

DFラインが下がると次第に前線との距離が間延びし、中盤&前からのプレスの効きが悪くなる。余計にDFラインが下がる・・・・・・

もうスペインの悪い癖がこれでもかと出た試合でした。

交代選手でこの問題を解決しようとするも上手くいきません。

誰も走らなくなったからです。

「パスが自分の所に来ないのは、お前がパスを持って来ないのが悪いから」
まさしくこの言い訳です。

これを厳しく律するリーダーシップを取れる選手がいればよいのですが、ラウールは前半で退いたし、プジョルは警告が一枚あるから出せない。

若さゆえなのか・・・・・・

この辺りがブラジルとは違う気がします。

たとえ格下でも全力を持って叩き潰すことによって、自分達のモチベーションを落とさず、逆に上げる術を知っている巧者振りが際立ちます。

今日の試合はサブ組み中心だと言えますが、果たしてこの一旦落とした雰囲気を戻せるのか?

トーナメント初戦の相手が、しぶとく残ったフランスだけに、スペインの初戦突破も怪しくなってきました。

それにしれも・・・・・・

スペインはサウジアラビアをなめ過ぎです(苦笑)
これに尽きる気もしますけどね・・・・・・。                
posted by Daft at 11:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 2006 WORLD CUP GERMANY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月23日

2006W杯 日本 VS ブラジル

2006 6/23 ドイツ/ドルトムント


W杯の舞台で挑む最高の舞台

相手の力量が分からぬまま挑んだアルゼンチン&クロアチアのフランスW杯

熱にうなされ歓喜に酔いしれた日韓W杯

そして今回、この8年の集大成として挑む大会です。

ブラジルを本気にさせることが出来るのか?

日本はこの相手に勝利することができるのか?




日本:Formation


          玉田    巻

     小笠原            中村

          中田    稲本

     三都主            加地

          中澤    坪井


             川口


<得点>
前半34分 玉田

<交代>
後半11分 小笠原 → 中田浩二
後半15分   巻 → 高原
後半21分  高原 → 大黒

<警告>
後半40分 加地




ブラジル:Formation


          ロナウド    ロビーニョ

   ロナウジーニョ                カカ

       ジュニーニョ・Per  ジルベルト・シルバ

   ジルベルト                 シシーニョ

          ジュアン    ルッシオ


               ジダ


<得点>
前半45分 ロナウド
後半08分 ジュニーニョ・Per
後半13分 ジルベルト
後半36分 ロナウド

<交代>
後半26分 ロナウジーニョ → リカルジーニョ
後半26分      カカ → ゼ・ロベルト 
後半37分      ジダ → セーニ

<警告>
前半44分 ジルベルト



前半......


日本は前線のFWを総入れ替えし、中盤の底に稲本を投入しました。

巻は高さと強さもありますが、がむしゃらに走り勢いを付けるためのカンフル剤でしょう。

玉田はそのスピードとドリブルに期待しての事でしょう。

稲本は中盤からの変化、縦へのドリブル等を考慮しての事でしょう。

三人の意図はこんな感じだと考えられます。


やはりというか、ブラジルにボールを回されます。 

ここら辺は織り込み済みなので、そこからの展開が重要でした。

何度かパスをカットもしくは奪取し、攻撃に移行したは良いものの自分たちで首を絞める場面が見られました。

攻撃を仕掛ければならないその時に「パスが合わない」

短かったり、長かったり、遅すぎたり、 速かったり・・・・・・

これは特定の人物ではなく全員に起こった現象です。

これが奇跡的に繋がったのが「あの先制点」でした。

中盤でボールをカットし、そのボールを稲本が左サイドの三都主へパス。

このパスはとても弱弱しく危ういパスでしたが、三都主に通りました。

そこから三都主が中に切れ込んで、DFラインの裏へ走る玉田に最高のパスを送り、玉田が最高のシュートでフィニッシュしました。

日本が理想とした先制点を、理想の形で手に入れた、最高のゴールでした。

全てが順調に進んだのはここまででした。



この後は防戦一方でした。

プレスに行っても避けられ、ゆったりしたパス回しに走らされ、ドリブルの恐怖に怯え、ミドルレンジのシュートに肝を冷やしました。

そんな中でのロスタイム・・・・・・

完全に日本の弱点を突いた戦略的なものでした。

より狭い地域、この場合はPA枠でボールを回されるも取れず、再三真正面からドリブルで正面突破されていたので、サイドのケアを怠り、ロナウジーニョから小さなサイドチェンジで、みんながボールウォッチャーになった所を、これまた速いボールでなくふわりとしたボールで折り返され、ロナウドにやられました。

ここから見える日本の弱点は何か?
小さなエリアでの一対一の弱さの露呈です。
ブラジルのやった事はストリートサッカー&フットサルの真似事です。

ドリブルを恐れる。
PA付近という事もあり、下手な止め方では最悪PKを与えてしまう。


この裏を返せば

ハーフコートもしくはオールコートならば日本もサッカーが出来る
一対一もしくは一対二で数的有利を作りつつブラジルに勝負が出来る。

パスならば何とかブラジルにも通用する。
この裏を返せば、ブラジルとてドリブルを簡単に止められるわけではない。

せっかくの先制点も前半で同点に追いつかれてしまった日本。

後半どのような戦いをするのでしょうか?


後半......


少し疲れの見える日本。

前半あれだけ走ったので、流石にボールと人に付いて行けませんでした。

後半始まって早々、走り負けた日本は、中盤でスペースを与え、ジュニーニョに強烈なミドルを喰らい逆転されました。

後半最初の交代で中盤に中田浩二を入れ、守備のテコ入れを図りましたが、その数分後、左サイドを突破され、ジルベルトに駄目押しの追加点を与えてしまいました。

高原を投入してもう一段階ペースアップを計画した矢先・・・・・・



はぁ〜〜〜〜〜っ



もう何も言いません(苦笑)

最後にロナウドがもう一点入れたようですが、上手く思い出せません(汗)

結局4−1の差がつき、日本はグループリーグ敗退が決定しました。



ブラジル戦の総括

このグッタリした不完全燃焼感......ブラジルにしてやられました。

特にロナウジーニョ&カカが下がってからはその傾向が顕著でした。

ブラジルが恐れたのは、我武者羅に向かってくる日本でした。

怪我を恐れてもありますし、カード(警告)の心配もありますが、下手に勢いづかせて、コンフィデの二の舞を避けるための得策でした。

日本にボールを持たせるものの、スピードに乗った攻撃をさせない為にスペースを消し、自らのカウンターで日本にスピードを与えない為に、試合のリズムを一定に・・・・・・スローダウンさせることによって、日本の勢いを消しました。

ボール回しでも改めて差を見せ付けられました。

きちんとボールを止める技術。

パスコースを確保するポジショニング。

行き詰ったときのドリブル。

凄く単純(初歩的)な技術の差を見せ付けられました。


きっちりと日本を分析し、その対処法を実行したブラジル。

何も出来なかった、させて貰えなかった、そう思わせるほどの対処法でした


何も出来なかったわけではありません。

後半の戦い方はともかく、前半の戦い方はほぼ理想道理でした。

この不完全燃焼感を与えているのは、チャレンジすら出来なかった事です

もっとドリブルで仕掛けても良かったのでは?

横パスではなく、縦に積極的にパスを出しても良かったかのでは?

もっとダイナミックにサイドチェンジを使っても良かったのでは?

ダイレクトにFW(大黒)を使っても良かったのでは?

ミドルシュートを狙って見ても良かったのでは?

多分ピッチに立った選手も同じ思いだと考えられます。


それをさせなかったブラジルがそこにいたのです。


あのブラジルは本気ではなかったと感じる人が居るかもしれません。

断じてそれは無いでしょう。

ここまで日本を研究したブラジルが本気ではなかったと?

勝利する事に至極の喜びを感じるブラジルが、先制点でプライドを傷つけられなかったとでも?

怒り狂い、我を忘れてしまいそうな自分を抑え、チームの勝利・ブラジルの勝利を第一に考え、彼らが黙々と戦術を遂行し、日本に不完全燃焼感を与えた事こそ全てを物語っていると思います。




淡い希望も夢も灰になってしまいました。

その灰を糧に何を作れるのか?

この敗戦に決して目をそらさないで欲しい。

これは選手もサポーターも協会関係者も・・・・・・

ただの敗戦にしておくには余りにも失礼で勿体無いです。

有り余るほどの教訓と勉強をさせて貰ったのですから・・・・・・


※もうちょっと落ち着いてからこの日本代表全体の総括したいと思います。
posted by Daft at 13:30 | Comment(0) | TrackBack(3) | 2006 WORLD CUP GERMANY | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。