2009年01月21日

雨:低空滑走【最終予選】日本vsイエメン【アジアカップ】

イエメンを日本が【2-1】で下す


《試合経緯》
セットプレーから先制点を得た日本。試合序盤に先制した事でゲームを優位に進める事が出来ました。ただ追加点が獲れずに次第に膿んだ展開になりました。後半の頭にセットプレーからイエメンに同点弾を決められ、悪い流れを引きずります。何とかセットプレーから追加点を獲得してイエメンを突き放す事が出来て、主導権を保ったままゲームを終了させられました。


『出来た事、出来なかった事』

早い時間に先制点を得る事が出来、肩の荷を降ろしてゲームを進める事が出来ました。ただそれ以後イエメンの堅い守りを突き崩せず、ずるずるとゲームを行ってしまったのは反省材料だと思います。

その悪い流れの中から同点弾を謙譲してしまったのが最たる象徴でしょう

確かにスピードの速いサッカーを展開できたのは良かったけど、次第にイエメンがそのスピードになれてくると上手く行きませんでした。やっぱり必要なのは【緩急】ではないでしょうか。どうもこの辺がまだまだなのかな......

攻撃に関しては殆ど憲剛におんぶに抱っこ状態。もうちょっと彼以外にも前でイマジネーション溢れる攻撃を展開できる人材が欲しい所。そうでなければ決定力があればいいのだけれど......

PA付近での攻撃はお粗末。PAラインを横移動する場面が多々。正直、岡田監督に期待するわけでもありません。この最後の一手は選手のイマジネーションがモノを言う場面。ここで何かをアピールして欲しかったけど無理かな

結局、印象に残ったのは岡崎・田中達也・憲剛ぐらいかな。あとはサブに残れるかどうか微妙な所。一応公式戦なんですが親善試合のような雰囲気を醸し出してしまう余裕を見せてしまうところに、レギュラークラスとの超えられない壁を感じました。
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2008年11月22日

【2010W杯】バーレーンvsオーストラリア【最終予選】

敵地でオーストラリアがバーレーンを【1-0】で下す

《得点》
◆90+3分 オーストラリア 【得点者:ブレッシアーノ】
ロスタイム。GKシュワルツァーからのロングボールを前線でケネディが競り(ボールに全然触ってないけど)に出て、ボールをバーレーンゴール方向に流す。それに上手く反応できなかったバーレーンDFがクリアミス(トラップミス)から後逸してしまう。そのボールに喰らい付くように走りこんだブッレシアーノが勢いのままにゴールを奪い〆


『試合経緯』

▼試合序盤はどっしりと構えたオーストラリアに気圧されたのか、遠巻きに攻撃を繰り返し、何かに背中を押されるようにやたら滅多らミドルシュートを打っていました。過剰な警戒と焦りが見て取れます。
▼試合中盤になるとオーストラリアの出足の遅さが目に付いたり、運動量も目立って増える事も無い。これに気がついたバーレーンは自信を持って攻撃を展開できるようになりました。
▼試合終盤はただ耐えるのみ防戦一方のオーストラリア。バーレーンのダイレクトプレーに足も体も追いつかず、頻繁にサイドチェンジで左右に振られグロッキー。最後の最後で踏ん張っているだけで、バーレーンの決定力不足に助けられている状態でした。とにかく試合を無事に終わらせる事しか手立てがないかと思われたロスタイムに、オーストラリアは運以外の何ものでもない得点で、バーレーンを地獄の底に叩き落しました。


『惜しかったバーレーン』

寸での所で金星を取り逃がしたばかりか、勝ち点3をオーストラリアに献上してしまい痛すぎる敗戦を喫しました。

それでも目を見張ったファタディとジョンのナイジェリア出身同士のコンビネーションは劇的にバーレーンのサッカーの質を上げました。

ジョンの力強いポストプレーとそこから出るダイレクトパス。相手を背負った状態から反転してのスピードとしなやかなドリブル。そして強烈なシュート

ファタディの想像力溢れるパスとジョンを活かす為のコンビネーションパス。そして相手の隙を突くスルーパス

この二人に触発されて周りも非常にクレバーに動き、タッチ数の少ないパスワークと豊富な運動量でオーストラリアの出足を上回っていました

正直、カタールの一発屋的なサッカーよりバーレーンのこの緻密なサッカーの方が怖いです。3次予選や最終予選の初戦のような、ロングボール一辺倒のサッカーとは全く別物である事を確認して良かったかもしれません。



『分析してみる』

結局、終わってみれば【1-0】で勝っている訳で、アレだけの猛攻も防いだ守備は一目置かなければならないでしょう。
ただ計算で防ぎきった守備は数えるほどしかなかった事も明記しておきます。


《守備編》
殆どGKシュワルツァーの出来不出来で決まるのが今のオーストラリア。

CBのムーアが離脱(睾丸にガンが見つかったらしい)した事によって、余計に穴が大きくなりました。今試合もそこを再三再四狙われて、スピードで裏を突破されたりと幾度と無くピンチを招いていた元凶です。

SBのチッパフィールドが怪我で召集を見送られた事によって左サイドに攻守に不安を抱えた事もムーアの離脱に輪を掛けて穴を大きくしてしまいました。

高さや体の強さを生かした守備は得意だけど、スピードを主体とした攻撃には出遅れる。特にダイレクトプレーには寄せが遅くなりがちで、その結果逆サイドに大きくスペースを作ってしまう。いかに相手より早く動きダイレクトでフィニッシュに持ち込めるかが鍵になりそうです。一拍でも切り替えしたり考えたりと間を置くと長い足が伸びてきたり体を寄せられて潰されるのがオチ。

それと前提条件として考えなくてはならないのは、ある程度ゴール前からオーストラリアを引き出さなくてはならない事。スペースを消されてガッチリ引かれた状態では隙は殆ど無いとも言えます。攻守の切り替えの速さでオーストラリアの守備が整う前に、相手の先を行かなくては今日のように粘り強く守られてしまいます。


《攻撃編》
トップにボールを当てて、そこからボールを二列目に預けて攻撃するのが基本。ただ殆どトップのケネディがボールを保持できなかったので二列目が前を向いてゴールに向かう場面は数えるほどしかありません。

トップや二列目がボールを保持する機会が少ないので、もちろんSBの上がりは数えるほど。オーストラリアの攻撃の幅はSBの攻撃参加が出来るか出来ないかで全く怖さが違ってきます。調子の良い時は両SBがゴール前に上がってくるので破壊力が違ってきます。マークも付きづらくその混乱を狙っている節も見られます。

オーストラリア特有のパスワークも、良く見れば運動量が多いわけではなく、突っ立っている所にパスを通すテクニックが優れているのだと分かります。岩のように動かない所にパスを通して無理矢理線で繋いでいる感じです。運動量や動きが鈍い分、体の強さでパスコースを確保するしかないので、相手がある程度引いたり受身になってくれないとパスワークを保持する事が出来ない。

肝心なのは気持ちで絶対に受身や引かない事
どこかで弱さを見せると嵩にかかって攻めてくるのがオーストラリア


今回、怪我人続出でSBのチッパフィールドやエマートンなどサイドアッタッカーが不在でした。

トップや二列目でも出来るマクドナルド(セルティック)も不在

ケネディの稚拙さに助けられたけど、次回ビドゥカが出てこないとも限らない

唯一の穴はCBの所とベンチの層の薄さぐらいかな

あとはネームバリューにビビら無い事。特にキューウェルはもうかつてのような輝きの10分の一も無い。

本当に日本以上に将来の不安が大きい。今の30歳前後の選手が抜ける2010年以降は目も当てられない状況になるかもしれませんね。



バーレーン:Formation】


         A・フバイル(9)  ジョン(10)
アブドゥルラフマン(13)             ファタディ(4)

       アーイシュ(12)  フセイン・アリ(17)

 サルマン・イサ(14)             M・フバイル(7)
         M・ハサン(2)  フセイン(16) 

             サイード(1)

【得点】
なし

【交代】
75分  フセイン・アリ ⇒ ユーセフ(11)
79分  アブドゥルラフマン ⇒ アルドサリ(8)
87分  A・フバイル ⇒ アルダキール(5)

※( )内は背番号


SBサルマン・イサの攻撃参加が増えればもっと攻撃に厚みが出るのに、というかもっと上で仕事を出来れば怖いのに、何故かSBやCBをやったりする......人材不足なのかな

A・フバイルが目立たなくなるほど攻撃が充実していました。

ジョン&ファタディは脅威



オーストラリア:Formation】


            ケネディ(9)

 ブレッシアーノ(18)  ケーヒル(4)  キューウェル(10)

        クリーナ(5)  ヴァレリ(16)

 カーニー(11)              ウィクルシャー(8)
         コイン(13)  ニール(2)


           シュワルツァー(1)


【得点】
90分+3 ブレッシアーノ

【交代】
69分 コイン ⇒ ノース(3)
71分 キューウェル ⇒ ホルマン(14)
86分 ケーヒル ⇒ ステリョフスキー(7)

※( )内は背番号

              
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2008年11月20日

【2010W杯】カタールvs日本【最終予選】

ドーハの地で日本がカタールを【3-0】で下す。

《得点》
◆19分 日本 【得点者:田中達也】
中盤から内田がカタールDFの裏へボールを蹴る。そこへ猛ダッシュした長谷部でしたが一歩届かず、それに釣られてカタールDFもボールを後ろ見送る。そのDFの後ろで待っていた達也がボールを拾ってPA内に深く切り込み、角度の無い位置からシュートを放つ。そのボールがGKの股を抜けてゴールネットを揺らし先制点を日本が挙げる。

◆47分 日本 【得点者:玉田】
後半開始早々、仕掛ける日本。右・中央・左と波状攻撃を展開する。その流れからPA付近中央でボールを受けた長谷部が、左にボールをはたいて、玉田がダイレクトでミドルシュートを打って追加点を決める。

◆68分 日本 【得点者:闘莉王】
CKのシュートコーナーから俊輔-遠藤間でパス交換して、俊輔がファーサイドに蹴り入れる。混戦の中、闘莉王がヘッドで押し込んで〆


『試合経緯』

 試合序盤はカタールの猛攻に浮き足気味でしたが、徐々に冷静さを取り戻して、中盤から前線でボールをキープできるようになりました。
特に序盤は相手にファウルを与えてしまいセットプレーが連続する場面もありましたが、相手のドリブル突破にも冷静に対処し、二人で前後にはさんでノーファウルでボールを取れるようになってから攻守のバランスが安定しだしました。
 ゲーム中盤以降(先制点・追加点)も攻守の切り替えの速さと、前線からのチェイシングで相手の速攻や縦のボールを容易には入れさせず、常に主導権を持ってゲームに挑めました。
 ゲーム終盤は相手のラフプレーに前線の選手が苦しめられましたが、上手く時間を使いながら中盤以下の守備の負担を極力減らすハードワークが光りました。交替選手も彼らを助け、無失点でゲームは終了。



『守⇔攻』

今試合もっとも印象的だったのは攻守の切り替えの速さでした。

特にカタールがドリブルでゴールに向かって突っ込んでくる場面は、相対する守備陣は安易に飛び込んで抜かれないように、コースを切って攻撃を遅らせ、周りのヘルプを待つことを徹底していました。そして後ろから挟むように中盤の選手が囲い込みノーファウルでボールを奪った事が一番大きかったです。

守備の安定化が計れたことによって、そこから素早く前を向いて攻撃に移行できるパターンが構築されました。

そしてそこから出たボールを前線でキープする事ができた事も、中盤が前を向いて攻撃に参加でき、DFラインを上げる時間を作った事も忘れてはならないでしょう。



『カタールが勝てなかった理由』

日本ばっかり褒めるのも天邪鬼な私にとっては面白くない(苦笑)

カタールの視点から見てみると不思議に思う所も多々あります。


1.前線からのチェイシングの狙い目
確かに日本のDFラインに猛烈にチェイシング&プレスを仕掛けて日本はタジタジでした。苦しくなって前に蹴りだすだけのボールも少なくありませんでしたが、そのボールに対してカタールのDFや中盤の底の選手が誰も競り合わずに、日本が楽にキープする場面が多々あった事も事実です。どうにも解せないのは何のために前線からチェイシングしているのか意図が不明確な事。折角、苦し紛れにボールを蹴らせたのだから、後ろでボールをキープして、そこから二次三次の波状攻撃につなげることが出来たならば、もっと日本は苦しかったはずです。


2.DFラインの設定が深め、中底との距離が遠い
上記に関係しますが、何故か全体が間延びするこの戦術を採ったのか?
特に中盤の底との距離、バイタルエリアを開きっぱなしにして、そこを日本に使われると考えなかったのか?


3.中底の能力不足
確かに日本が脅威を覚えるほど警戒する人物が多いカタールですが、その反面それらの選手を使いこなす人材が居ないことも浮き彫りになりました。特にビルドアップからのボールを受けて左右にさばいたり、ゲームをコントロールする中底が右往左往し、殆どボールを縦に入れられず、ゲームが止まってしまう事が多々ありました。
もちろん日本がそこに狙いを持ってプレスを掛けて囲い込んでボールを下げさせたりしている事は確かですが......
結局、ゲームコントロールのために前に張っていたハルファンを度々下げさせて、危険な位置から遠ざける事に成功した事は言うまでもありません。


4.中盤のプレッシングは緩い
前線のチェイシングは凄かったけど、肝心の中盤はほぼノープレッシャーに近かったです。確かに日本のパスワークが優れていて手も足も出なかったとしても詰めの甘さは見過ごせません。


5.ドリブルでゴールに直進
殆どのドリブルが単独でゴールに向かって直進するものばかり。周りを使ってコンビネーションで抜けるとか皆無。サイドからの展開やクロスボールもナシ。個人頼みというか連係らしい連係なんてない。単独で突っ込んでくる芽を慎重に取り除けば怖くない相手。


カタールって一体何をしたいのかが分からない。確かにメッツによってここ最近の戦術を与えられてはいるけど、それを自分達で飲み込んで実行しているとは到底思えない。逆に言えばそれほど日本が際立って見えたとも言えますが......



『今後の展望』

《カタール》
穴は大きいけど、中盤が整えばやっぱり脅威である事は確かです。帰化選手を大量に投入する事は考えられますしね。メッツ監督のこの短期間での手腕を見ても、個人から集団への意識の転換時期にあるとも言えます。特に前線からのチェイシングは脅威でした。ただカタールがじっくり腰を据えて強化する気があるのかが気になるけど、メッツも直ぐに解任なんて事になるかもしれません。


《日本》
俊輔曰く“オシムさんがやってきたことがいい方向に来ている”って岡ちゃん涙目(苦笑)

大きな流れとしての方向性はオシムさんの考え方が定着しているという事でしょう。その中でゴールへの方法論として、安定した守備からゴールを目指す岡ちゃんのオレ流と、ゴールから逆算して物事を考えるオシムさんの方法論の好き嫌いが分かれるぐらい。

それ以外の日本人の特性を生かした戦術などは一致していると思いたい

俊輔&遠藤がそういうやり方を好んでいるから仕方なくとも考えられるけど(苦笑)

U-19のロンドン五輪メンバーを代表に組入れる話も挙がっているようです。確かに遠因として香川を無理に引っ張ってきて、長年続いたU-20W杯の道を閉ざしたりと、期待される世代の経験を無にした責任は少なくないでしょう。しっかりと戦力になるように不測の事態にも備えられるような合宿にして欲しいですね。ただのパフォーマンスとしての顔見世ならばやる意味も無い。



日本:Formation】


         玉田(11)  達也(8)
  大久保(16)            
                    俊輔(10)
              長谷部(17)
         遠藤(7)
   長友(15)              内田(3)
         闘莉王(4)  寺田(2)


            川口(1)

【得点】
19分 達也
47分 玉田
67分 闘莉王

【交代】
71分 達也 ⇒ 松井(9)
88分 大久保 ⇒ 岡崎(13)
92分 玉田 ⇒ 寿人(12)

※( )内は背番号

今日の俊輔は攻撃に貢献するよりも守備に貢献する方が多かった。ゲームメイクに徹して後ろに控える事が多かった。これがカタールの混乱を招いたとも言えます。前に出てこない、ポジションは右左と動くので捕まえられなかった。

大久保が3トップ気味に必ずPA内にFWの二人と飛び込むことが多かった。またポジションも左サイドに張り付くばかりでなく色んな所に動く、それに呼応して俊輔が左に行ったり、玉田が左に張ったりと掴み所がなかった攻撃陣

長谷部の攻守の動きが随所に目立った。特に先制点に繋がる縦への突進は達也のアシストになった。            

長友・内田ともに両サイドを満遍なく使えた。そしてやっつけのアーリークロスが減って厚みのある攻撃ができた

遠藤や俊輔が出っ張って随時攻撃に参加しなくても流れの中から得点できたのは非常に自信に繋がる。

交代で入ってくる人材も豊富になりつつある。松井が途中投入なんてちょっと豪華すぎる



カタール:Formation】


            セバスチャン(18)
   モンテシン(11)            イスマイール(17)

             ハルファン(14)

        マジディ(5)      タラル(15)
  
アブダウード(6)               メサド(2)
      アブドゥルマジェド(4) ラジャブ(16)

              サクル(1)

【得点】
なし

【交代】
59分 イスマイール ⇒ アリベシル(9)
68分 モンテシン ⇒ アブドゥルラーブ(10)
80分 マジディ ⇒ マジド・ハサン(12)

※( )内は背番号






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2008年11月14日

【2008】日本vsシリア【キリンチャレンジカップ】

キリンチャレンジカップにて日本代表がシリア代表に【3-1】で勝利


《得点》
◆3分 日本 【得点者:長友】
左サイドを単独ドリブルで駆け上がる。周りの動き出しに惑わされたのか、誰がマークに付くのか事前の確認が取れていなかったのか、誰も長友にプレスを掛けぬままPA前まで中に切れ込ませてシュートを打たせる。これが想いの外コースにばっちりハマり先制ゴール

◆26分 日本 【得点者:玉田】
右サイドで細かくパスを繋いで注意を引いて、シリアDFを右サイドに偏らせて、がら空きの逆サイドへ憲剛のショートクロス。ドフリーになっていた玉田がこれを決めて【2-0】

◆62分 日本 【得点者:大久保】
左サイドの長友からパスを受けた大久保がシュート。シリアDFに当たってコースが変わるもゴールネットを揺らす。

◆78分 シリア 【得点者:アルジノ(PK)】
カウンターからじりじりと下がってしまい、PA内でシリア選手を倒してしまいPKを与える。これをアルジノが冷静に決めてシリアが一点を返す



『得点への経緯』

《先制点》
試合開始早々のこの得点は誰もが予想外。
スルスルと前に上がる長友にシリアはチェックにすら行かない。ズルズル下がって長友のドリブルを見てるだけのシリアに、拍子抜けした感のある長友が、とりあえず、挨拶代わりに打ったシュートのコースが、思いの他ばっちり決まって先制点。
一回長友にガンと当たりに行っていれば、パスでもして動きが止まったはず。長友がシュートを打つシーンでも中央付近にドフリーの選手が居たしそこにパスを出しても良かったほど、シリアのDFはボールに釣られてしまう傾向が強い

《追加点(2点目)前後》
セルジオ越後さんに“ザル”呼ばわりされるシリアの右サイド。そこを効果的に使うために、日本の右サイドで細かく展開してシリアの注意を引きつけてサイドチェンジで有効的に左サイドの長友らを使う戦法が出来上がっていました。その中から上手く追加点が結びつきました。
それにしても追加点の場面、玉田の他に大久保も同じく同サイドでドフリーになっていました。ちょっとザルに失礼なぐらい稚拙な守備。


前半を見る限り、今日の日本の屋台骨は前線四人、攻撃での細かいパス交換やフリーランニングに始まり、見えない所での貢献も大きかった。守備でもフォアチェックを忘れず、前からのチェイシングとプレスが効いていてシリアの中盤は殆ど機能していませんでした。

おぼろげながら見えるのは、次の世代の日本代表は、この形で生き残りを賭けないといけないのかなと思ったりもする。猛烈に前線からチェイシングを仕掛けて、細かいパスワークで局地戦を制して、ダイナミックな展開はCMFに任せる。それをどこまでスケールアップできるのかが問題ですけどね。


《追加点(3点目)以降》
後半ピッチ内のメンバーがコロコロ代わるのは致し方ない。ただ前半と同じような戦い方が出来ないのはそれはそれで問題な気がする。
ただ指示があったのか後半は、シリアの右サイド裏(日本の左サイド前方)をしつこくロングボールで狙う手法が目立っていました。日本の右サイドで溜めるのは前半と同じだけど、一気にスペースの裏を突いて直接ゴールに繋げる手法は、奇襲ならば通じるけど、常用する手段としては疑問に思う。結局ロングボール一辺倒になってしまった分。日本の中盤が機能しなくなってしまったのは本末転倒。

前線からの効果的なチェイシングやプレスなどのフォアチェックが人が変わってしまったために薄れてしまい、それが中盤の守備にも影響しだし、ダラダラと下がるだけの守備になってしまったのも問題。人に当たりに行くものの中途半端にプレスを掛けるからシリアが強引にドリブル突破を仕掛けると堪えきれずに道を明けてしまう。結局止めに入ったのがPA内と最悪に輪をかけてしまい、PKを謙譲

楽勝ムードから一変して、暗いムードの中試合終了を迎えてしまう。



『仮想にすらならないシリア』

これははっきり言ってマッチングミスの謗りは免れない
中東という大枠でシリアとカタールは同じカテゴリーに属するけど、極東という大枠で日本と中国を同一視するのと一緒。

誰が見てもカタールとシリアのプレースタイルから力量まで違うのは分かりきった事。もし今日のマッチングを設定するならば、何でここで、いつもお世話になっているの南米の方々を呼ばなかったのかと問いたい(苦笑)

シリアよりペルーやチリなどの南米の方々や、アンゴラやホンジュラスなどのアフリカの国々の方のほうがよっぽど仮想カタールに近かったはず。帰化選手が多いカタールにはうってつけ。

(中長期の)代表強化だけが目的じゃなく、W杯最終予選を睨んだ(直近の)強化試合である事は誰の目にも確か、それをキリンチャレンジカップというスポンサー試合を使ってやるのだから、もうちょっと有効に使えないものだろうか?

何時もながらやる気の無い協会のマッチアップに呆れてしまう



『その日暮らしの戦い方』

今更ながら岡田監督に望むべくも無く、2010年W杯を睨んだ戦い方ですが、それ以降のビジョンは無いに等しい。

それは協会とて同じで、今日のようなマッチングから見てもとりあえずその日その日の急場を凌いでいるに過ぎない。

先日のアジア選手権U-19の準決勝敗退は衝撃的でした。

これで来年のU-20を見る楽しみも地上波?の放送も無くなった

香川がどれほどそのU-19に必要とされているかは分からないけど、今日のシリア戦に引っ張ってくるほど必要だったかは見ている人は分かるはす。怪我人続出とは言え、それは守備陣のほうが問題が大きかった。

中澤の離脱は大きな痛手です。

でも彼もドイツW杯で代表引退を宣言した所をオシムが説得して代表に復帰させたに過ぎない。年齢を考えても2010年以降計算に入れるほうがどうかしている。次の後継者を見据えればオシムの時も、古く遡ればジーコの時からCBの層の薄さ(と質)は問題視されていました。別に岡田監督にそれを解決する方策があるとは期待しないけど、日本全体でこれに取り組まないと肝心な所でもっと大きな怪我をしかねない。

だって闘莉王だって肝心なところで怪我で離脱は十二分に考えられる。
アジア杯も怪我で直前で離脱してCBを阿部が務めたのは記憶に新しい
中澤の離脱よりコチラの方が確立が高いはず。

中盤にしても俊輔・遠藤の次が憲剛だけではきつい。北京の惨敗はアテネの時以上に酷い結果を生むかもしれません。憲剛より下の世代で思い浮かぶのは長谷部ぐらいか


今日の勝利や後味の悪さはカタール戦にはそれほど影響しないでしょう

俊輔・遠藤が入ればまったく別のチームになってしまうのが常。むしろ+αできるぐらいの強い気持ちで望んで欲しい。特に今日の前半の前線は素晴らしかっただけに強く思う



日本:Formation】


            玉田(11)

   大久保(16)    達也(19)     岡崎(13)

         阿部(6)   憲剛(14)

   長友(15)              内田(20)
         闘莉王(4)  寺田(2)

            川口(1)

【得点】
03分 長友
26分 玉田
62分 大久保

【交代】
46分 寺田 ⇒ 今野(5)
46分 玉田 ⇒ 佐藤(9)
46分 達也 ⇒ 香川(8)
56分 闘莉王 ⇒ 高木(21)
68分 大久保 ⇒ 巻(12)
78分 内田 ⇒ 駒野(3)

※( )内は背番号

岡崎はちょっと覚醒前夜の気がする。ここ一年で何かキッカケがあれば川崎フロンターレのチョン・テセのように化ける気がする。大化けして欲しいですね。
 
阿部ちゃんは、ちょっと浦和に行ってからパフォーマンスが落ちている気がする。特に中盤なんてもっと出来たはずだし、少なくとも闘李王よりはもっと上手く出来るはず。パスがずれたりチェイシングやプレスなども迫力を感じない。もっとジェフ時代は攻撃の展開力もあったのに

憲剛はこれくらい出来て当たり前。むしろもっと得点に絡んで、あわよくばFKからでも得点をもぎ取るぐらいの活躍を見せて欲しい。

長友は訳が分からないのが正直な感想。この試合の活躍を見込んで次戦使うと、とんでもない事をしでかしたり、ゲームから消えている可能性も拭えないからおいそれと信用できない(苦笑)

内田は尽く切り替えした所でブロックされたり、クロスブロックでボールをあげられなかったり散々でした。カタールでもクロスを単純に上げることが有効なのかは周りと必ず話を詰めるべき、中で待ち構える前線は上背が無いし、カタールの守備陣は背が高い。

交代で出てきた佐藤や巻にはちょいと同情する。佐藤の場合は玉田とは違って純粋な点取りやタイプだし、巻はポストプレーがもっとも不得意な選手。その選手にポストプレーを求める方がどうかしている。普段のJリーグとか以前の代表の試合を観ていないんじゃないかと思ってしまう采配。


※シリアのFormationは割愛......


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2008年11月07日

【シリア戦】日本代表メンバー発表【カタール戦】

11月13日 シリア戦(キリンチャレンジカップ2008)
11月19日 カタール戦(2010W杯最終予選)

に向けて日本代表メンバーが発表されました。


【GK】
川口能活(磐田)
楢崎正剛(名古屋)
川島永嗣(川崎)

【DF】
寺田周平(川崎)
中澤佑二(横浜FM)
田中マルクス闘莉王(浦和)
駒野友一(磐田)
阿部勇樹(浦和)
長友佑都(FC東京)
安田理大(G大阪)
内田篤人(鹿島)

【MF】
中村俊輔(セルティック/スコットランド)
橋本英郎(G大阪)
遠藤保仁(G大阪)
中村憲剛(川崎)
松井大輔(サンテティエンヌ/フランス)
今野泰幸(FC東京)
長谷部誠(ボルフスブルク/ドイツ)
香川真司(C大阪)

【FW】
玉田圭司(名古屋)
巻誠一郎(千葉)
佐藤寿人(広島)
大久保嘉人(神戸)
田中達也(浦和)
岡崎慎司(清水)

※怪我の状況を見て稲本を追加召集判断


俊輔・松井・長谷部・(稲本)はシリア戦を回避。カタール戦に合流

遠藤・橋本・安田は12日ACL決勝のためシリア戦回避



『意味の無い戦い』

【GK】
川口能活(磐田)
楢崎正剛(名古屋)
川島永嗣(川崎)

【DF】
寺田周平(川崎)
中澤佑二(横浜FM)
田中マルクス闘莉王(浦和)
駒野友一(磐田)
阿部勇樹(浦和)
長友佑都(FC東京)
内田篤人(鹿島)

【MF】
中村憲剛(川崎)
今野泰幸(FC東京)
香川真司(C大阪)

【FW】
玉田圭司(名古屋)
巻誠一郎(千葉)
佐藤寿人(広島)
大久保嘉人(神戸)
田中達也(浦和)
岡崎慎司(清水)


結局シリア戦はこのメンバーで戦う事になるのですが、中盤の少なさに笑い転げる(苦笑)

阿部を中盤に上げたり、大久保を中盤で使ったりと何とかやりくりは出来るでしょうが、それをわざわざお金を払って見せられる観客は何を期待すれば良いのでしょうか? 

自分で自分達のサッカーを貶めているようにしか感じない。スポンサーも百害あって一利なしとは言いすぎだけど、損ばかりな気がする。


結局オシムに決別した結果がこれ

自分達が拠り所にする土台が、戦術や戦い方などコンセプトとしてチームに無いから、個人のマンパワーに頼るしかない。

その個人が諸事情で抜けると丸裸同然になってしまう



『チームの中心になれない』

ちなみに香川は、目前に来年のU-20W杯の出場が懸かった準々決勝があるにも係わらず、親善試合(キリンカップ)に呼び戻される始末。

《AFC U-19選手権 決勝トーナメントスケジュール》
11月8日 準々決勝(韓国戦)
11月11日 準決勝
11月14日 決勝

どう考えても準々決勝まで残しておくのが普通......それに体調不良でまともにU-19の試合にも出てないらしいのに......

正直、シリア戦はともかくとしてカタール戦に香川が出場する機会があるとは考えにくい。松井が怪我とかなら話は違ってくるけど、それでも第一候補に挙がってくるとは......岡ちゃんならやりかねないけど(笑)

香川然り、過去を遡ればこのような選手がたくさん居ました。

平山や森本、古くは中田ヒデまで......

多分、協会としては中田ヒデの成功体験をもとに、一世代下から上の世代に引き上げて経験を積ませる方向なのでしょうが、中田ヒデとその他の選手とを決定的に色分けしているのは起用方法にあります。

中田ヒデの場合はチームの中心としてほぼスタメンに定着

平山にしろ森本にしろ香川にしろ......スタメンはおろかスパーサブとしての起用も危うい

たった出場機会5分のために大会に同行してベンチに座っている事に本当に意味があるのか?

空気感を感じるためだけのベンチ入りが意味があるのか?

W杯本選や最終予選など独特の空気や雰囲気を味わうのを咎めるつもりはないけど、失礼ながら親善試合のワンデーカップ戦に意味を見出すほうが苦労する。

結局、平山や森本など肝心な所でチームの中心になりえなかった。特に五輪やアンダーW杯など、どれだけ仲間と過ごしてきた時間が濃かったかがプレーの質や連係に即表れるだけに、成功体験を経験していないこれらの恵まれた人材の末路はおのずと......

香川はどこに行くのか......



結局、オレ流ってなんなんだろう?

俊輔などの海外組みや、遠藤などオシム時代に重用された人材が居ない今こそ、その色がはっきりと滲み出るかもしれない。

もしかしたら非常に良い機会かもしれない

どうやってカタール戦に向けてチームを向上させるのか?

オシムと決別したオレ流のお手並み拝見といきたいところです。
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2008年10月16日

2010W杯【最終予選】日本 vs ウズベキスタン【home】

決定力不足とか騒いでいる内が華

一歩進んで三歩下がる

前を向いていたはずなのに何故か後ろを向いてる五里霧中



『利点も武器にならず』

ここ最近お馴染みになりつつある4-2-3-1のシステム

肝はかつて“トップ下”と呼ばれた花形ポジションに与えられる役割の違い。その昔はスルーパスなどフィニッシュに係わる攻撃の全てを任されていて守備は二の次で良かった。現代表においては攻撃の要と言うよりは守備的な側面の役割の方が大きい。

守備的側面でいうと......
【フォアアンカー】もしくは【アンカー潰し】と言った方がイメージがし易い。相手の出足にプレッシャーを掛けて攻撃の組み立てを容易にさせない。日本の場合だとロングボールの出所を押さえるためにバーレーン戦での田中達也の動きが思い出される。

攻撃的側面だと......
かつて“汗っかき”と言われた二列目からの飛び出しなど、相手の臭い所を突く動きが要求される。攻守の切り替えの速さがもっとも要求されるポジションだと言えるかもしれません。


今試合このポジションが効いていたかどうか......ちょっと疑問


大久保の動きがどうだとかと言う以前に戦術的に機能不全に陥っていた事は確か



『予想された日本封じ』

別段ジーコがどうとかの話ではなく、2~3試合観れば日本の弱点は掴める訳で、そこをウズベキスタンがケアしたに過ぎない。

まずは【日本のDFラインにプレッシャーを掛ける】
単純だけどFW二人で日本のCBにプレスを掛けると足元が覚束なくなる。強烈に行くと警戒されるし体力も消費するから、割と緩くプレッシャーを掛ける。

【攻撃の基点・遠藤を抑える】
DF(CB)がプレッシャーを掛けられると堪らずパスが出されるのが中底の遠藤。ぴったりマークに付くと入れ違いで避けられて前を向かれてしまうので、遠藤にパスが入るけど前を向けない位置。もしくはそのパスをカットできる位置。ダイレクトで叩けない位置に必ずジェパロフが付いていました。ボールが遠藤に納まった時は、中盤の後方からもう一人とFWの位置のシャツキフも囲みに来るので遠藤が余裕を持って前を向く事は叶いませんでした。

【サイドは必ず二人でケア】
遠藤にボールが入らないとなれば、DFラインからのボールは必然的にサイドに流れます。俊輔にボールが渡ると一人が縦のラインを切って体を寄せて、もう一人がそこから出るパスや切り替えして中に入る所をケアする形が整っていました。これは右左に関係なくサイドの守備は徹底されていました。俊輔に関してはどの位置に居ても二人ないし三人で同じ事が繰り返されていました。

何処にパスを出しても手詰り。余裕を持ってパスを回せる状況ではありません。だから闘莉王が苦し紛れにサイド前方へのフィードを出したりしてリズムが掴めないイライラした状況が出てしまうのです。

長谷部が繋ぎに下がって遠藤と横並びになっても状況は悪化するばかり、大久保との距離が空いてしまいサポートがままならない。いくら前線からのプレスを日本が仕掛けても大久保と玉田だけじゃボールを獲る事は不可能。中盤の積極的なサポートが無ければ全くこのシステムは機能しない。

問題なのは受けに回ってしまったが為に下から下から作り直さなければならなくなった事。だから長谷部が下がってきたり、サイドではじき出されて俊輔が下がってきたりと前線との距離が余計に広がってしまう結果になってしまいました。

あくまでも攻める姿勢で臨む事が出来れば状況は違ったかもしれません。前線からの中盤が連動したプレスを猛烈に仕掛ければ全く違った展開になったのではないでしょうか?



『隠せなかった不安要素』

そもそも何でホームチームがここまで受けに回ったのか?

一つは序盤に連発した中底でのパスミスの連続
尽くここでボールを失って相手に前を向かれる状況でショートカウンターを喰らった事。これでしっかりボールを繋がなければという防衛本能が働いて受けに回った。

もう一つはDFラインに直接勝負を仕掛けるようなロングボールを多用された事。DFの裏を狙うかのようなロングボールだったので五分五分の処理をしなくてはならなくなった。一般的にポストに入って後ろへ落とすような質のロングボールではなかった。直接CBに勝負を仕掛けて前線だけで事を済ませようとする戦術。

さらにもう一つはサイドでキープが出来なかった
俊輔のマークが厳しかったのはもちろんだけど、逆サイドの守備も手を抜かなかった事。はっきり言って香川では役不足。もしこれが松井ならばもっとボールをキープできただろうし、簡単にボールを叩いて動く事も出来ただろうし、サイドにベッタリと張り付くことも無かったでしょう。もっとポジションチェンジも出来て居たかもしれません。

やっぱり序盤の中底でのミスが落ち着きを失わせた
水を撒いたり芝を刈り込んだりと尽く援護射撃が日本の足を引っ張ったのは皮肉としか言いようが無い



『ゆるゆるだったウズベキスタン』

27分 闘莉王のロングボールの処理の不味さからショートカウンターを喰らって先制点を謙譲。

いや〜な展開だけど、これに安心したのかウズベキスタンがやり方を変える不思議さ。

サイドの守備は相変わらずタイトだけど、前線からのプレッシャーは皆無。ここから遠藤にボールが納まるようになって幾分か落ち着きを取り戻した。中底も長谷部と遠藤が縦の関係になれたし、前線との距離感も取り戻して、40分の玉田の同点ゴールを生みます。

それにしても何でまた上手く行っていたのにウズベキスタンは戦術を変えたのか緩めたのか......訳分からん



『攻めの意図がチグハグ』

カウンターに滅法弱いウズベキスタン。

これはDFの足の遅さと敏捷性の無さが起因している。

ウズベキスタンの守備は待ち構えての強さは確かに感じます。ただ一対一で相対したり、並走したりする守備に関しては敏捷性は感じられない。そこを上手く突けなかった不味さは残ります。足元足元を欲しがって誰もスペースに走らない。確かに背の高さでロングボールは尽く跳ね返されるけど、ウズベキスタンのDFラインの裏を突く攻撃が悲しいかな2~3本しか無かったのは解せない。

そして頭に血が上ると守備を忘れて攻撃に専念してしまう国民性。血が上ったが最後、戦術的な守備プランを忘れて、単純な攻撃と守備に徹してしまう。これが後半の日本がセットプレーで押し込んだ時間帯に垣間見えます。

折角のカウンターチャンスも日本は足元足元で繋いじゃうし、後方から上がってこないし......


最終盤、闘李王を前線に上げても足元足元で繋ごうとする

何の為に闘李王を上げたか意味なし

パワープレーもまともに出来ないチームに何を期待したら良いのか?


考えて走れ!

考えて行動しろ!

状況を把握しろ!


考える事をやめて言われた事しか出来ない人間に何を期待したらよいものか?



日本:Formation


            玉田(11)
  
    香川(13)   大久保(16)    俊輔(10)

               長谷部(17)
         遠藤(7)
    阿部(6)             内田(15)
         闘莉王(4) 中澤(2)

            楢崎(18)

【得点】
40分 玉田

【交代】
62分 大久保 ⇒ 岡崎(12)
76分 香川 ⇒ 稲本(8)
81分 玉田 ⇒ 興梠(9)


※( )内は背番号

大久保を真ん中に置いたは良いけど、思ったほど守備的な効果は期待できなかった。もっとやれたと思ったんだけど......

香川に関しては、自分の事に精一杯で周りの視野が狭くなっている。正直それほどでも無いと感じる。何でここまで多用されるのか不思議。年齢的に考えれば凄いとか言われるけど、ここはA代表の戦う場所。育成ならば他(親善試合等々)でやればいい。W杯の最終予選で育成をやってるほど余裕が今の日本にあるとは......育成ならばもっと他の選手を起用すれば良いのに

ロングボールの処理の不味さはバーレーン戦からのお墨付き。またしても闘李王からなのはショックだろうな~と言って他を出すほど人材も居ないし闘莉王以上にやれる保障もない

最後のパワープレーを仕掛けるならば、早めに闘莉王にロングボールを当てれば良いのに、足元で繋いでグダグダで試合終了。そして思うのはこんな時にこそ巻がいれば良いのに......



ウズベキスタン:Formation


        シャツキフ(16)
                ジェパロフ(8)

  ハサノフ(6)               マグデーエフ(10)
        アフメドフ(9)  カパーゼ(18)

  デニソフ(14)               ガフロフ(11)
        イスマイロフ(2) アリクロフ(5)


             ネステロフ(12)


【得点】
27分 シャツキフ

【交代】
57分 マグデーエフ ⇒ メルジジノフ(17)
72分 アフメドフ ⇒ ハイダロフ(7)
72分 シャツキフ ⇒ ゲインリフ(15)


※( )内は背番号


なんだか別段なにが強いと言う訳でもないのに引き分け

終盤へとへとで動けなくなった相手に引き分けたのか......

中東勢よりは組織的というレベル 
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2008年10月10日

キリンチャレンジカップ2008 日本 vs UAE

賞賛するにしても諫言するにしても

また微妙な試合を......

はてさて困った困った



『稲本』

黄金世代の一人

気がつけばこの世代で現代表を実質的にを支えているのは遠藤のみ

調子の安定しない高原は別としても

オシムによって選択された結果、小野&小笠原ではなく遠藤が主流派になった為に、殆どの黄金世代は除外される結果になりました

チャンスは均等に与えられた結果、現在遠藤がそれを掴んでいると確信しています。待ちに待ってやっと巡ってきたチャンスですしね。

稲本で今でも目に浮かぶのは......日韓W杯での二列目から飛び込んできてのシュート。これは強烈に印象に残っています。

その後、代表には縁が無かった......代表に合流して、さあ!これからという時に限って大きな怪我をしたり、調子が上がっていなかったりと巡り合わせが悪い。


図らずして(遠藤がACLの為欠場)お鉢が回ってきた今回

遠藤との違いを見せる時なんだけど......

どうも本人に前でボールに絡む気がない。遠慮している節も見られるけど序盤はアンカーでボールを捌いていました。残念ながら遠藤ほど安定感が有ったかは微妙。逆に長谷部の運動量が目立っていました。ボールに絡みながら前に出たり、右サイドのサポートに入ったり、内田や俊輔の大外を走ってマークを剥がしたりと蓄積された現代表の経験の差なのかな......

何本か2列目から走って行ったけど、誰も見てない感じてない事も多々

右サイドの攻守のサポートもちょっと微妙。左サイドの俊輔・長谷部・内田みたく連携が取れてはいなかった。まぁ 右は大久保・長友と必ずもレギュラーが確定しているメンバーではないし......それにしてもサポートの距離感が遠慮している感じがする。もうベテランの域なんだからもっと声を出して主張してもいいんじゃない?

後半はもっと前へ走る機会が増えたけど、誰も見てないことが多々。

結局、消化不良気味で交代


もっとこの代表に馴染めば活きる素材だと思うのに......



『若さではなく稚拙』

試合が動いたのは後半

UAEも守り一辺倒ではなく少し前に出てきた所でした。少しスペースが自由に使えるようになったし、相手のマークも正面に待ち構えるものではなく併走する形が増えました。

PA内で勝負する形も増えました。

ただドフリーのボールを宇宙開発(懐かしい例え)

フリーで打っても枠に飛ばない飛ばない(笑)

香川が何とか一点を捥ぎ取ったけど、正直あと2~3点は確実に取れる

結局それが取れないのが日本らしいのかな(苦笑)


調子に乗ったのか俺も俺もで攻めっぱなし

バーレーン戦の二の舞? 浮かれた足を掬われてまたも失点。

長谷部が押し切ってファウルでもサイドにボールを割らせるでもすれば良かったけど、そこまで彼に体力が残っていなかった事は明白。それを見ないで前に前にで鼻ずらを突っ込む飢えた猟犬状態

誰も手綱を引く人間が居なかったのも問題だけど、功を焦って全体を見渡せないのは若さではなく稚拙という

シッカリとある程度守りを意識して相手が出てきた所をカウンターで仕留めるぐらいの老獪さを見せて欲しかった。こんなんじゃW杯で使われるなんて夢のまた夢。親善試合でしか使われない元日本代表にしかならない。

攻めに関しても、足元足元にしかボールを欲しがらないし、汗を掻いて走るなんて皆無。これは若さだけで片付けていい問題なのだろうか?

結局、前半は得点そのもののチャンスは少なかったけど大人な試合。

後半は稚拙さの目立つ試合。何にも進歩も教訓も活かされていない。

殆どの若手選手はここでおさらば......親善試合用の代表戦士にならない事を切に願うのみ。



日本:Formation


            玉田(11)

  大久保(16)     岡崎(24)     俊輔(10)

        稲本(8)     長谷部(17)

  長友(27)                内田(25)
         寺田(2)   中澤(22)


            楢崎(18)


【得点】
72分 香川

【交代】
46分 寺田 ⇒ 高木(15)
57分 玉田 ⇒ 興梠(13)
65分 稲本 ⇒ 憲剛(14)
70分 俊輔 ⇒ 香川(26)
82分 大久保 ⇒ 佐藤(9)
82分 岡崎 ⇒ 巻(12)


※( )内は背番号

走る運動量など岡崎は合格点? FWとしては別だけど.....

大久保は前半サイドにベッタリ過ぎて殆ど目立って居なかった。後半自由に動けるようになってシュートもチャンスも作るようになりました。ただ点を取れとは言わないけどシュートは枠には飛ばして欲しい。これは大久保だけの話じゃないけど......

香川はやっぱドリブラーか......

稲本が周りと絡めたり、攻守のやり方に馴染めばもっと力を発揮できると思うんですが......そこまで待つ時間は無い

興梠は確かに才能もあるのかもしれない。鹿島でレギュラーを獲ったから自信をつけているのかもしれない。だけど才能だけならこの世界はうじゃうじゃいる。未完の大器のまま世に埋もれて言った選手のほうが断然多い。えらく五輪に怨み節を吐いているけど、選ばれなかったのは当然。今日本でFWに求められるのは得点を獲るだけじゃない。攻守に亘って貢献できる人材が欲されている。もちろんそれを凌駕する絶対的な得点感覚があれば話は別ですが......それを豪語するならばあのヘディングは入れて当然。歯車となってチームの為に走れない選手を使うほうが
よっぽどだと思う。



UAE:Formation


        マタル(10)  アルシェヒ(7)

           イブライム(16)

   ジャベル(6)            アメール(20)
            マララー(18)

  メスマーリ(3)             アロ・アリ(8)
         サイード(14)  ジュマ(5)


             ナセル(1)


【得点】
77分 アルハマディ

【交代】
46分 マララー ⇒ オスマン(21)
64分 イブライム ⇒ ムバラク(9)
74分 アルシェヒ ⇒ アルハマディ(15)

※( )内は背番号          
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2008年09月12日

2010W杯【最終予選】カタール vs バーレーン

敵情視察第二弾

中東新興国の激突

乱れ飛ぶ足技の数々!


『サッカーとは別物』

中東同士の戦いだからか序盤からエゲツないファウルの数々......ファウルとはもはや呼べないスポーツの域を超えた反則技の応酬

主にバーレーンの方が仕掛ける量も質も悪質

両足スライディング(もちろん足の裏を出すのは序の口)を筆頭に、ドリブルで切り替えされたら相手の腹に横蹴り......果てはドリブルする選手の後ろから思いっきり脹脛を蹴り上げたりともはやコレはサッカーではない別物

結局こんなサッカーしかできない。

相手を蹴り上げないと止められない......こんなサッカーで世界に出た所で勝てるわけがない。最終予選に出てくるチームがコレなんだから底辺は推してしかるべし

中東だけではない。思い返せば中国も《カンフーサッカー》で世間をあっと言わせたし、お隣のW杯常連の韓国でさえ五十歩百歩

アジアのレベルがいっかな上がらないのは、勝ちさえすれば何でも許される状況があるからでしょう。スポーツマンシップなんて言葉は日本とオーストラリアにしか通じない。

それにしてもレフリングしていた韓国の審判団は涼しい顔でジャッジしていました。当然イエロー&レッドを出すべき所で出さずに、いたずらに試合を荒れさせた責任は重い。正当なタックルや流しても支障がないファウルを除いて、怪我に繋がる危険性のあるファウルはキッチリ基準を示さないと格闘技の試合になってしまう。


『カタール』

最大の特徴はこの試合の先制点から

DFラインからの縦一本に、絶妙のタイミングと伸びやかなスピードを魅せつけたセバスチャンが、ダイレクトでゴールに沈めました。たしか彼はこれがファーストタッチだったと記憶します。

しなやかに強く・運動量も豊富、このカタールにあって全く別次元。

DFラインからのボールも別段何気ないロングボールでしたが、ちょっとでも良いボールが来るとそれに無理矢理合わせてゴールに結び付けてしまう。まさしくストライカー

正直、カタールに攻撃の形があるわけでもない。それぞれがバラバラに動くし勝手にやっている感じ。たまたま攻撃の意図が合った時、とてつもない爆発力を生む。

そしてセットプレーは個人の能力が集中して結集しやすいだけに、直接狙える距離でのFKは非常に危険。まぁアジア杯で日本はコレで同点に追いつかれただけに、今更油断する選手は皆無だとは思うけど......


前半の35分に、またバーレーンの守備陣が退場してカタールはやりやすくなりました。ただ一気に手を抜いたのか後半はほぼ防戦一方。もともとDFラインを高く保つなんて事はないので、そこをつけ込まれたとも言えるけど、明らかに運動量の差が顕著になった後半20分過ぎ......一気にガクッと運動量が落ちたカタール。あぁ~ちょっとヤバいなと思った矢先、10人のバーレーンにバシッとカウンターを決められて同点に追いつけられる始末。

そこから立ち直らせようと交代カードを切るけど、いっかな前線に勢いのある選手を投入した所で、DF陣がヘロヘロでバーレーンにやられ放題。結局間延びした全体が余計に選手の間隔が開くは、戻りが遅いし戻らないで殆どバーレーンの攻撃しか最後は見てません。

頼りないというかホームでこのヘロヘロぷっりはちょっとね〜(笑)
セバスチャンは別次元で元気にキレキレで動き回っていたけど、この対照的な動きにあきれ果てる(苦笑)

日本が気をつけなければならないのは、ボールの出所(ロングボール・クロスボール)にプレッシャーを掛けて安易に蹴らせない事

そしてPA付近で安易にファウルを与えてFKを与えない事

何よりもセバスチャンから目を90分間目を離さない事



『FWの質の問題なのか?』

何となくここ数試合を観て思うのは、日本のロングボール対策は一見成功しているように見えること。ただそれって裏を返せば、DFがやるべき守備の負担をFWが背負っているとも言えるんじゃ?

ロングボールや裏への抜け出しなどCBが本来キッチリ仕事をして跳ね返すだけの力があれば、FWがむやみやたらにチェイシングする事もなくなるはず。そして跳ね返したボールをキッチリMFが拾えるならば、より一層FWはゴールに近い位置で仕事が出来るのではなかろうか?

確かに打つべき所でシュートすら打たないFWが蔓延する日本に於いて、意外と忘れ去られているというか、症状に気付いていないというか、スケープゴートに使われて見過ごされているけど、DFとくにCBの質と量は年々下がっている事は事実。オシムもこの点に早くから警鐘を鳴らしていたけど、結局監督交代でこの点は無視・見過ごされている状態

オシムと言えど明確な答えは出せなかったけど、クラブもコレに対して明確なアクションは起こしていない。協会に至ってはアクションすら挙げていない。挙げた所でストライカープロジェクトと同様に中身は形骸化されたスポンサーの為だけのものだけど......

中澤⇒闘莉王に続く顔が浮かばないのは、FW以上に深刻でレッドゾーンに突入してもはや死滅状態といっても過言ではない。色々異論が続出した阿部の起用も、元々本職でない彼がやっての失敗を責めたところで何の意味もなさない。その場に立てない起用されない本職のCBがもっと批判を浴びなければならないはずなのに......



『バーレーン』

日本戦ではそれほど格闘技技は見せなかったけど、中東同士の戦いだと何かの箍が外れたように暴れだす。まぁ 日本戦でも格闘技技ではなく飛び道具(レーザー光線)で対応していたから悪質さは変わりないか(苦笑)

どうもこの国は中国や韓国(北朝鮮)を連想させる......

熱くなりすぎというか善悪の判断を失ったバーレーンは、日本戦と同様にCBがイエロー二枚で退場する始末。ほんとこの国は最終予選が終わる頃には国からCBが居なくなるんじゃないだろうか?

10人になってから妙に動きが良くなったバーレーン。

11人でやるスポーツという事を忘れてしまったんじゃなかろうか...

カタールの運動量がガクッと減った事も影響したのか、あれよあれよという間に同点に


何だか訳の分からん試合になってしまいました。

中東のサッカーは良く分からん(笑)



カタール:Formation


            SEBASTIAN(18)

           ABDULRAHMAN(10)
  MONTESIN(11)              KHALFAN(14)

         KONI(6)    SIDDIQ(5)

  ABDULLMAJED(9)              RAJAB(7)
         MARCONE(3) ABDULMAJID(17)

             SAQR(1)

【得点】
5分 SEBASTIAN

【交代】
60分 KHALFAN ⇒ HASSAN(12)
75分 ABDULLMAJED ⇒ KHALID(15)
88分 MARCONE ⇒ SHAMMARI(8)

【警告】
SAQR、ABDULLMAJED

※( )内は背番号

背番号はコロコロ変わるから中東の代表にとってはあまり意味をなさないかも......次戦ではまったく別の番号をつけている可能性もある

セバスチャンの下の三人はうるさ型。ドリブルやテクニックもあってファウルを貰うのを得意としている。どうやってファウルなしでボールを取るのかが課題



バーレーン:Formation


        JOHN(12)  AL DAKEEL(8)

           FATADI(4)

 ABDULRAHMAN(13)            OMAR(15)
        WADAEI(7)  SALMEEN(10)

    Salman ISA(14) HUSAIN(16) MARZOOQ(3)

           JAFFER(1)

【得点】
66分 FATADI

【交代】
48分 AL DAKEEL ⇒ Ali HASSAN(17)
67分 SALMEEN ⇒ AL ALLAN(6)
89分 JOHN ⇒ Rashad SALEM(2)

【警告】
MARZOOQ、OMAR、WADAEI、SALMEEN

【退場】
36分 MARZOOQ


※( )内は背番号

本当に背番号が意味をなさない

日本戦では17をつけていたAL DAKEELがこの試合8
JOHNは4だったのが12になってるし、中盤の4人だけが変わらないぐらい


この程度の警告で済んだのが不思議。正直レッドカードが乱れ飛んで試合続行不可能になってもおかしくない

PA内での横蹴りとかありえないファウルが取られなかった不思議な試合


そのバーレーンの中であってSalman ISAは攻守に於いて本当に大活躍
でも日本戦じゃ前線に居た気がするけど、この試合では3バックの一角に入っていたりと、不思議な用兵の仕方

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2008年09月11日

2010W杯【最終予選】ウズベキスタン vs オーストラリア

嫌な思い出の多いオーストラリア

次戦の相手ウズベキスタン

何となく敵情視察(苦笑)



『ウズベキスタン』

アジアカップ2007でも8強に入る実力。エース・シャツキフを筆頭にゴール前で細かいパスで崩して得点するシーンが思い浮かぶ。

攻撃に熱心なあまり守備が疎かになり、カウンターに滅法弱い。その為か中東勢との相性はすこぶる悪い。アジアカップでのサウジ戦然り、この試合の前のカタール戦でも内容は別としてカウンターからの失点らしい......

細かく見てみると、サイドにテクニックと縦のスピードに自信のあるタイプを置いてガンガン仕掛けるタイプ。但しクロスそのものの質は低い。サイド奥を深くスピードに乗った状態で抉られない限り怖い相手ではない。また攻撃の中心は依然としてシャツキフ。確かに雰囲気もありシュートを打たせると厄介な相手かもしれない。但し彼にシュートを打たせなければウズベキスタンの攻撃の90%を防いだ状態と言っても過言ではない。焦れて後ろにボールを貰いに行ったり、セットプレーのキッカーに顔を出すぐらい、ゴール前ではボールすら持たせない状態を作ればまったく敵ではない。

プレイスタイルはドイツW杯でのウクライナやユーロのロシアに近い。
特に波状攻撃時の怖さはアタッキング-ハイとも言える無尽蔵に走るロシアに近いかもしれない。但し何度も言うけど攻撃に夢中になるあまり後方がガラ空きになって容易にカウンター喰らう大きな欠点がある。また二列目三列目の攻撃参加にはついて行けず度々マークがずれる場面もあったり、サイドからのクロスにボールウォッチャーになったりもする。

この試合の失点シーンも、キューウェルがポストからワンツーリターンスルーパスを出して、右SBのウィルクシャーがサイドを深く抉った所からクロスをフリーで上げて、飛び込んできた左SBのチッパーフィールドがヘディングであわせて先制点を挙げました。もちろん両SBがPA付近で暴れるくらい攻め込まれていた事もあるし、4人もオーストラリア選手がPA内に入っていたにせよ、それより明らかに多くPA内に人数を割いていたウズベキスタンはあまりにも守備に関しては稚拙。

攻撃の展開にしてもどうしても直情的というか、猪突猛進というか、直線的な感じ、逆サイドにチェンジすればドフリーなのにな〜という場面があっても縦縦を突いてしまう。明らかに前が塞がっていても中中に拘ったりと、全体を見渡せる視野の広さはナイ。

日本が挑む場合、必ず強い意図を持って挑めば怖い相手ではないはず。守るのか攻めるのか必ず意図と意思をはっきりさせること。中途半端に挑めばウズベキスタンの猛攻に晒される事となるでしょう。



『オーストラリア』

何度も苦杯をなめさせられたオーストラリア。異論はあるにせよ日本にとって格上と認識するのが妥当な所。

W杯に出るためにAFCに加盟しだけあって強い。

但し、ピッチが整っていて気候が過ごしやすい時に、より強い力を発揮する事は間違いない......オーストラリアがアジアの戦いに慣れているとはとても思えない。オセアニアのように前線全勝で楽に勝ち進むなんて事はないし、ピッチコンディションも千差万別、気候から移動距離も想像を絶するものでしょう。

この日も前半の猛攻はさすがと唸る場面もありました。特に左SBのチッパーフィールドの動きは要注意。上下の運動量・そして強さどれもウズベキスタンに防ぐ手立ては在りませんでした。このようにゴリゴリ押されるタイプに日本は手を焼く。特に相対する日本の右SBに彼を体を張って抑えるほどの守備力があるかどうか......スピードはそれほどないにしてもフィジカルでゴリゴリ押されたら......内田じゃ厳しいものがある。ドイツ系列のスイス・オーストリア系のSBタイプ・しつこいファイタータイプの選手を両サイドに置くオーストラリアの真骨頂ともいえるかもしれません。

その反面CMFは前に余り絡みません。守備にかなり重きを置いてカウンターに用心しています。だから両SBが前に出てもそれほど危険な場面は少なかったように思えます。

ただ以前のような癖のある選手が多いかというと......残念ながら年々小粒になっていることは確かです。特に前線は際立った選手がキューウェル・ブレッシアーノぐらい。そのキューウェルもこのウズベキスタンでもシュートすら打った記憶がない。ゴール前でボールを触った回数も両手で数えられるほど。

それでもDFラインを中心とする硬さは欧州仕込みと言って良いでしょう。高さとフィジカル、そして粘り強いディフェンスはアジアには存在しないものがあります。

ただつらつらと思い返してみると、日本戦に限ってかハイボールの処理には難があるというかポカをしやすい。ウズベキスタンもずっとグラウンダー系の低いボールを何度も蹴っていたけど、高低を織り交ぜてオーストラリアに狙いを絞らせないボールを蹴りこむとポカが出やすいんじゃないかと思う。ドイツW杯の先制点然り、アジア杯の高原の同点弾しかりロングボール又はハイボールの処理の不味さを突いたものが全てな気がする。足元のボールは体を密着させて反転できないから苦労していたのかもしれない。

オーストラリアのペースで前半は終わりました。後半もこんな感じかと思いきやウズベキスタンの猛攻に守りを固めます。予定通りの行動だったとしても後半25~に明らかに両者ともに足が止まった所を見るとオーストラリアも前半の運動量を90分持続する体力はないらしい。何だかどこかで見たガス欠ぶりだけど......気候がよければこれも期待は出来ないでしょう

確かに点差(0-1)以上の実力を感じもしたけど、物足りなさも感じました。事前のオランダに勝った報道も成されているけど、あくまでもそれはヨーロッパでの出来事。主戦場はアジアだと言う事をお忘れなく。これからアジアの泥沼を経験することになる。それを跳ね除ける力があるかは見てのお楽しみと言った所でしょうか?



ウズベキスタン:Formation


        BAKAEV(11)  SHATSKIKH(16)
  HASANOV(15)              GALIULIN(13)

        DJEPAROV(8)  AHMEDOV(9)

  SUYUNOV(3)               INNOMOV(6)
        ISMAILOV(2)  ALIKULOV(5)

            NESTEROV(12)

【得点】
なし

【交代】
43分 GALIULIN ⇒ KAPADZE(10)
89分  BAKAEV ⇒ TADJIYEV(17)

【警告】
INNOMOV


シャツキフのマークを少しでも薄くさせる為に2トップにしていることは間違いない。だからシャツキフのマークだけは何があっても外してはならない。

ウズベキスタンの得意な攻撃は中央突破。それもDFラインとCMFの間を使っての細かいダイレクトパスで抜けるのが得意。多分勢いのあるサイド攻撃は注意を逸らすデコイに近い気がする。そうでなくてもサイド攻撃を中心に攻撃を組み立てているとは考えにくい。サイドチェンジも全くしないしね。



オーストラリア:Formation


        ホルマン(16)  キューウェル(10)

 ブレッシアーノ(18)             エマートン(7)
         ヴァレリ(14) バーンズ(4)

 チッパーフィールド(3)           ウィルクシャー(8)
          コイン(13)  ニール(2)

            シュワルツァー(1)


【得点】
26分 チッパーフィールド

【交代】
73分 ブレッシアーノ ⇒ カーニー(11)
77分 ホルマン ⇒ ステリョフスキー(17)
90分 キューウェル ⇒ ジテ(15)

【警告】
ヴァレリ、カーニー


キューウェルにしてもブレッシアーノにしても全盛期ほどの輝きはない。それに代わる際立った選手も皆無。
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2008年09月08日

バーレーン戦から浮かび上がる疑念

バーレーン戦の戦いの後、何故かスッキリとしない心持が続いています

勝ちや負けや引き分けとかそんなものではなく、何か大事なものを見過ごしているような気がしてないりません。


スポナビの宇都宮徹壱さんのコラムを読んで浮かび上がる疑念があります。※コチラ(試合前日)とコチラ(試合後)


岡ちゃんに実は実権が無いのではないか?


突拍子も無い事だけど何となくこの想いが離れません。


『内実』

宇都宮さんのコラムより《コンセプト重視の指揮官、肉づけする中村俊》この言葉が何となく引っかかります。

思い起こすとオシムより代表を引き受けた時、岡ちゃんは【接近・展開・連続】なんてキーワードを掲げました。ただこれが瓦解した時(奇しくも三次予選でのバーレーン戦で敗北)あっさりこれを否定し【俺流】を宣言。そして示されたのが【攻守の切り替えを速く】【ボールを奪われたらチェイスして奪い返す】でした。

でもこれってここ最近のサッカー界の流れから言って別段特異な事でもありません。記憶に新しいユーロに置いてもこの流れが確かなものだと確認されたに過ぎないです。

問題はコンプセプトでは無く、それをピッチに反映させる実行力・方法論が問題なのです。

そこでつらつらと思い返してみても、このコンセプトの下に実行された試合があったかどうか......どうしても思い出せません。

掲げるコンセプトは立派だけど、それを実行に移す方法論を持っていないのではないかという疑念が浮かびます。


『バーレーン戦の一失点目』

崩壊のキッカケとなったこのシーンを思い起こすと、印象的だったのがバーレーンがボールをDFラインの回しからサイド右に移したとき、そこに遅れて猛ダッシュを駆ける田中達也の後姿です。別段達也を糾弾するつもりはありません。彼は誰もそこにプレッシャーをかけないので仕方なく全速力で走り出したに過ぎないからです。

おかしいのは何故誰もボールにプレッシャーをかけなかったのか?

このバーレーンの得点前に日本は全ての交代カードを切っている事を頭に入れねばなりません。

あくまでも記憶を辿ってのものなのでおぼろげですが、


        田中
            俊輔   佐藤

        憲剛
             
前線はこんな感じで俊輔が振り返ってなんで佐藤がそこに居るの?という感じで見ていたのが印象に残ります。

憲剛が内に入りすぎて居たのが悪いのか、左SBの阿部がプレッシャーを掛けなかったのが悪いのか、そこからバーレーンがグラウンダーのクロスを入れます。これは予想外といっても良いでしょう。これを何故か詰めていた今野がスルー。そしてめちゃ良い体勢で受けたサルマン・イサが足元にピッタリと納めて、シュートを打たれて失点

そして中澤の悲痛に見えた訴え

私には『守備を引っ掻き回すなら邪魔するな』と聞こえた気がします

明らかにピッチ内の選手とピッチ外の交替選手の思惑が違う事が受けて取れます。

交替選手個人が自主的に動き回っているとはちょっと考えにくい。まぁ今野に関してはあのスルーは個人のミスの気もするけど......監督の指示で動いていたと考えるのが普通でしょう。

ただその監督の指示がピッチでの実情にまったく符合していなかったのが、瓦解の傷口を広げる結果になったのではないでしょうか?

二失点目は意思疎通のミス・連携ミス・判断力の欠如から生まれたものですから、ちょっと一失点目とは趣が違う気がしまう。         




『表面に浮かび上がってきたもの』

あまりにも突拍子もない考えだけに自分でもあきれ果てる

ただ余りに繋がる線が多すぎる。

それは守備だけでは無く攻撃においても......

周知の事実の通り、攻撃のコンセプトと肉付けの脚本と演出を受け持つのは俊輔(&遠藤)だとは誰の目に見ても明らかです。

俊輔の居ない代表と居る代表とで全く別の顔を見せるのはこの為でしょう。

つまりは岡ちゃんは攻撃に関しては俊輔におんぶに抱っこで、全く関与していない状態だということ。

そして今回......守備に置いてそのイニシアチブを誰か守備陣が執らなければならない事が発覚したに過ぎないのかもしれません。それが中澤が音頭を執るのか闘李王なのか......すでに俊輔に実権を握られた時点でクーデター(言葉が悪いけど)は成功したと言っても良いでしょう。

岡ちゃんに残された実権はセレクションのみ

ただそれさえも俊輔&遠藤の邪魔をしない人選。守備の連携をイタズラに傷つけない人選に限るだけ

試合中の交代カードもこれに則ったもので無ければならない

その無能さを今回のバーレーン戦で意図せずに示してしまったから


ある意味これは怖い事だと思う......ベンチに座るあの面々は一体何のために居るのか......寒気が襲う


こんな事はオシムの時には無かった......俊輔でさえ駒の一部に過ぎず全体を押し上げ加速させる駒に過ぎなかった。実権をオシムがガッチリ握っていたし名声と実力が伴っての事だと思う。

ジーコでさえここまで酷くはなかった。確かにヒデや俊輔の共存やその他のトラブルを抱えていたにしろ、監督の実権を放り投げる事などしなかった。

俊輔も別にリーダーシップを発揮するタイプじゃないし、まさかこんな風に代表がなるなんて思ってもいなかっただろうけど、その内情を見て実権を握るしかなっかたのではないでしょうか? 代表が崩壊してしまわないように......



あまりに妄想が過ぎると笑ってください(苦笑)



『日本サッカー協会』

土曜、何とはなしに某サッカー番組を見ていました。

途中からだったし気にもしていなかったけど、何となく心に突き刺さるのは釜本さんの『ストライカープロジェクト』での談話。

[どんな事を教えるのかと見に行ったら、話にならない代物だったから直ぐに帰った]

ちょっと待て待て......なんで釜本さんはそれを現場で訂正させなかったんだ。それが出来ないなら協会に帰って、上から通達か何か出来なかったのか?

確か副会長という肩書きがあったはず......あれは形だけなのか?

ストライカーとして誰もがそれを認めるはず。そして何が足りないのか一番知っている存在。その人が副会長という肩書きがありながら何も出来なかったのか?

一体この国の協会は誰が何の為に動かしているのか?

何かどっろとした物を感じずには居られない。

サッカーが好きだとか日本を強くしたいとか、そんな想いとは別の思惑が組織に充満し、派閥が動いているのではないか......

何となく背筋が寒くなる話です......





全てが只の妄想の産物であるならばそれに越した事はない

ただの想い過ごしである事を切に願うのみ......   

まぁ 岡ちゃんは嫌いだけどコレはないよな......流石に自分でも苦笑するしかない......   
タグ:2010W杯
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2008年09月07日

2010W杯【最終予選】バーレーン vs 日本【away】

2008 9/7 バーレーン


冷めた感情が支配するとはいえ

熱くなる物が沸々と湧き上がる

ただ過度の期待は禁物だと経験だけが語る



『気持ち悪いぐらいの展開』

前半18分の俊輔のFKからの先制点。44分のPKでの遠藤の追加点。これ以上の展開があるかと言うぐらいの出来すぎの試合展開。

正直、あまりにも順調すぎて気持ち悪かったです。これはあまりにもマゾな試合に慣れすぎた後遺症かと思うほどに......

バーレーンのモハメド・ハサンが二枚目のイエローで退場してから急激にプレッシャーが減り、楽な展開に......そして後半40分の憲剛の得点で、一気に楽勝ムードと肩の荷が一気に下りました。それはピッチの中に居る選手だけではなく、TV解説者も含めて私もホッと息を吐いた事から見ても一体どれだけの人間が気を緩めたことか......(苦笑)

そう、これがW杯最終予選ということを忘れて、只の親善試合のようなムードが漂った辺りで、もしかしたら日本は負けていたかもしれない

あれほどクロスやロングボールの出所を押さえていたのに、なんでもないクロス・グラウンダーのクロスがあっさりPA内のバーレン選手の足元に入って失点。二失点目はどたばたしている内にバックパス(闘莉王ヘッド)がDF陣の混乱の内にオウンゴールを決めてしまう結末。

何とか逃げ勝ったものの誰もが冷や汗を掻いた事は確か

まぁ 日本らしい展開になったと言えばそれまでだけど、楽勝ムードを一変するには十二分な5分間でした。



『良さを出したのではなく良さを消した結果』

最後の5分間のドタバタを除いて、ここまで点差が開く展開は想像しにくい。バーレーンとそれほど差があるかといえば微々足る物でしょう。
岡ちゃんが言いふらすサッカーが十二分に発揮でしたと言うよりは、相手の頭を抑えた結果だと言えます。

一つはロングボール(クロス)の出所にチェイシングとプレスを掛けて相手にドフリー&ノンプレッシャーでボールを蹴らせない

二つはロングボールの対処法。CBの中澤&闘莉王がサイドに引っ張られない。サイドは内田&阿部を中心にケアをする。SBの上がった後ろを十二分に中盤を中心にケアをする。

たったというかコレだけでバーレーンは手も足も出ないのは確か。相手にロングボール&クロスを上げさせないだけで十二分に対応でしたのは上々の成果だったのではないでしょうか。


『問題点』

終了までの5分間......ここに濃く暗い問題点が凝縮されています。


【意思疎通の欠如】
ピッチ内、指揮官をはじめとする首脳部、ベンチ。
同じ時間を共有しているにも拘らず、まったく同じ考えを共有していなかった。交代でピッチに入ってきた選手を見て取れば分かるけど、それぞれがバラバラの考えでピッチに入ってきて、ピッチ内で何が求められているかを感じて居なかった事。

例を挙げればキリがないけど、憲剛が松井の代わりに投入されたにも係わらず、サイドで簡単にボールを捌いて全く全体の流れを読んでいない、その上で中に中に入りたがる。二番目に投入された寿人は監督の意思か前線でのチェイシングではなくサイドに開くばかり、結局疲れきった俊輔がロングボールの出所チェックに走る始末。今野交代は???がつく交代......

本当に意思の疎通が取れているのか、試合展開をどれだけの人間が共有していたのか


【経験不足】
まぁ これを挙げても意味は無いけど三点目の後の雰囲気はコレそのものでしょう。気を引き締めろで解決すれば良いけど......


【俊輔&遠藤】
この二人が居なくなったらまともな試合は見れないでしょう。その意味でこの代が黄金世代の残り火とも言える。完全に日本は世代交代の失敗に直面している。どうするのかね......ラモスも言ってたけど次のブラジルW杯時の代表で誰が中心になるんか勝つ算段があるのか全く見当たらない。


勝った事を素直に喜んでいいものか

上々といえば日本にしては上々すぎる立ち上がり

気持ちが悪いね......



日本:Formation


        玉田(11)  達也(16)
  松井(9)               俊輔(10)
              
              長谷部(17)
        遠藤(7)

  阿部(6)               内田(3)
        闘莉王(4)  中澤(2)

           
           楢崎(18)

【得点】
前半18分 俊輔
前半44分 遠藤《PK》
後半40分 憲剛

【交代】
後半25分 松井 ⇒ 憲剛(14)
後半33分 玉田 ⇒ 寿人(15)
後半40分 長谷部 ⇒ 今野(8)

【警告】
松井

※( )内は背番号

憲剛はボランチの感じで入っていたけど、与えられた役割が違うのだからもっと意識してプレーをしなきゃ駄目。得点を決めている分チャラになるけど気をつけて

岡ちゃんは交代が雑。寿人にしても今野にしても、もっと明確にピッチの内外の温度差を感じたほうがいい。まぁ 指揮官としてそんなに期待していないからどうでも良いけど......

指揮官:俊輔、副官:遠藤、この関係が上手く行っている以上、アジアではよほどの事がない限りそこそこは行きそうだけど......

FWの守備には色んな異論があるのは分かるけど、点が取れない以上守備を求められるのは致し方なし。点が取れるストライカーならば守備は目を瞑ってゴール前に居ろというのは誰でも言うはず。


バーレーン:Formation

          
        フバイル(9)  イスマイル(11)
   
            サルマン(14)

  アイーシャ(12)             オマル(15)
         ワダエイ(7) サルミーン(10)

    M・ハサン(2)  フセイン(16)  マルズーキ(3)

            サイード(1)


【得点】
後半42分 サルマン
後半43分 オウンゴール

【交代】
後半17分 フバイル ⇒ アブドゥルラフマン(13)
後半17分 イスマイル ⇒ ジョン(4)
後半37分 サルミーン ⇒ ラシェド(5)

【警告】
モハメド・ハサン(前半32、後半21)、オマル

【退場】
モハメド・ハサン


ロングボールの出所を押さえて正確なボールを蹴らせなければ、コレぐらい半減以下にさせる事が出来た。

気を抜かなければなんでもない相手

セットプレーで得点を挙げなければ勝てない相手とも言えるけど....


 
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2008年08月06日

雑感あれこれ 十七の巻

局地的な豪雨

昔ならばにわか雨/夕立だけど、ちょっとその趣が雨からも失われつつあります。

なんだかスコールと言う言葉が妙にマッチする

死傷者が出たりと笑い話で済まされなくなってきました。



『先祖返り』

ここ最近A代表の話題に乏しいですが、久しぶりにやってくれました。
小野代表復帰だそうで......残念ながら歓迎すべき事象ではありません
海外組みだから使う安易な発想(苦笑)

一体この日本代表の軸って何処にあるのか?

使っている指揮官本人の軸が無いのがそもそもの不幸の始まりだけど、小野を入れて何をするのかサッパリ。そのうち小笠原を入れて、そしたらジーコを呼べば完璧。岡ちゃんが監督である理由が無い(笑)

ジーコの良し悪しは別として、何をしたいのかが分からない岡ちゃん。

スタメンでしか使えない小野をベンチに置けるのか?

今まで培った俊輔-遠藤ラインを崩して、別の指揮系統を組入れる愚を犯すのか?

そもそも岡ちゃんて試合見てるのか?

サッカーダイジェストとスポーツ新聞で代表決めてなくない?(苦笑)

大黒を使ったり、山瀬に固執する割りに中心で使わなかったり、若手を多用するけどポイポイ捨てるし、そもそもサッカーに対する確固たる信念があるのかどうかも疑わしい......


『この時期に崩壊......ガンバ大阪』

またまたやってくれました(泣)

バレーをUAEのアル・アハリ・ドバイに引き抜かれる始末

昨年同様、シーズン途中での主力というか得点源を流失させると言う失態をデジャブの如く......

脇が甘いとかのレベルじゃなくて、選手の管理も出来ないチーム

チームに対するモラルも規律も無い

これからACLのトーナメントとかカップ戦、リーグが中盤から終盤へ向かう時期に......

詰めが甘いのにも程がある。外国人選手の悪しき前例を尽く作っている現状は、ガンバ自身が悪臭を放っているのと同じ。

どうにかしてもらいたいけど、二度あることは三度あるとか言うし無理か(嘆)



『オールスター......』

ちょこっと前半だけをチラホラ見てました。

件の日韓オールスターサッカー

前半だけ見るならば、シュートもチャンスも多く作っていたけど、ただそれだけでした。

正直、このシンプルな展開は日本に向くと思います。

パスでガンガン回すのも良いけど、PA付近もしくはゴールが見えたらシュートを打つ展開は何ら不満はありません。

結局露呈したのは、普段からやりなれていないシュートを打ったためにリズムを崩した事......本末転倒な気もする(苦笑)

慣れない事をすると結局3−1で韓国に負けたらしいですが......

FWが外国人というのも、決定力をつけなければと言いつつ、安易に外部の力に頼って育成を放棄した結果がコレだし、もう笑い話の一つですね

まさしく、少子化だと叫びつつ、医者不足と病院のたらいまわし、子供を産めない状況又は長生きさせない状況を作っておいて、海外から労働者を入れたり移民(中国・韓国・ブラジル)を受け入れる用意をしたりと本筋は中国の日本省にでもするつもりの売国が多い現状......正直笑い話で済ませられる日はそう遠くはないでしょう。

こじ付けだと言われればそれまでだけど、横たわる現実は甘くは無い



福田が首相をしている時点で日本は終わったも同然だけど、それにもまして官房長官にまだあの人が座っている時点で終わってるし(苦笑)

それに刀を返す民主党も中国・韓国・北朝鮮にベッタリだし何だかな~
タグ:雑感
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2008年06月28日

2010W杯 アジア最終予選 組み分け

この日に抽選会があるなんて聞いて無いよ

いや〜 すっかり忘れていた......というより知らなかった(苦笑)

なんだか日本代表の事なんて関心が薄れつつある自分が怖いですね


『ユーロ>日本代表』

結局、3次予選最終戦のバーレーン戦も、笑い話にもならない試合内容より、ユーロ《イタリアvsスペイン》に押されてすっかり書くのが面倒くさくなってしまいました。

あれだけマスコミにリベンジだ屈辱を返すと息巻いていた岡ちゃん


確かにあの得点の仕方はバーレーンにとって屈辱以外の何物でもない


後に紙に記録として残るのは【1−0で日本勝利! 得点者:内田】のみ

多分この二週間ほど、ユーロと平行して日本代表の試合を観ている方々が多いはず......感じることは一緒だと思いたい......それで最終予選を勝ち抜けるのかと!

そして......それで世界を驚かせるのかと!


『組み合わせと日程』

【グループA】
オーストラリア
日本
バーレーン
ウズベキスタン
カタール

【グループB】
韓国
イラン
サウジアラビア
北朝鮮
UAE


2008年9月6日:バーレーンvs日本
   10月15日:日本vsウズベキスタン
   11月19日:カタールvs日本
2009年2月11日:日本vsオーストラリア
     3月28日:日本vsバーレーン
      6月6日:ウズベキスタンvs日本
     6月10日:日本vsカタール
     6月17日:オーストラリアvs日本


したり顔で“悪いグループではない”なんて言えないよ(笑)

オーストラリアとはまさに全力を出しても五分五分

バーレーン&カタールはここ近年急激に力をつけてきた国。何とか競り勝ってきたけど、バーレーンには3次予選で土を付けられる始末。またもっとも中東らしい戦い方をしてくる相手でもあり、一番苦手としている相手かな。むしろサウジアラビア&UAEの方が組し易い相手です。

昨年のアジア杯でベスト8まで進んだはず。結局サウジに負けたはずだけど、凄い快進撃に話題になったはず.......《サウジvsウズベキ》あんまり参考にならないけど......

まぁ 韓国とか北朝鮮とか変なアドレナリンがでるチームと戦わないだけましか(苦笑)

これを勝ち抜ける・・・・・・姿を想像するのが難しい
タグ:2010W杯
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2008年06月08日

2010W杯【アジア3次予選】オマーン vs 日本【away】

2008 6/7 マスカット



改めて思うまでも無く

ここはアジアなのだと認識させられる

どんなに足掻いた所で抜け出せない



暑さ、湿気、凸凹の芝、そしてロングボール。コレだけのキーワードが揃うと中東を連想せずには居られない。今日のオマーンはまさにそれそのもの。


『ロングボール』

別段オマーンをけなす訳でもなく、これが日本には良く効く対処法でしょう。暑さと湿気のキーワードを寒さと乾燥に代えれば、十分欧州の国々にも通ずるものがあると思います。

でも欧州でコレが何故通用できなくなったのか?

DFラインの大型化が一つの答えかもしれません。

SBを含めたDF陣の大型化とハイボールへの対処法(バウンドさせない事も含めて)がシッカリ取れていること、そしてロングボールやクロス等々配給本をシッカリ押さえ込んで、フリーの状態で上げさせない等々練られこんだ守備の意識統一が近年出来ている事が挙げられます。

残念ながら日本はこの対処法は遅れているといっていいでしょう。

この試合も狙われたのはSBもしくはサイドへのロングボールでした。流石に真ん中は闘莉王や中澤が居るので確率的に跳ね返される率が高いけど、サイドとなると上背も対処もマズマズのSBでは、そこでボールをバウンドさせ無理矢理でも中に折り返してヒヤッとする場面もシバシバ......

日本の場合SBの成り立ちが、3−5−2のウィングからのスライドや、4−4−2のサイドハーフから下がってくる事の方が多い。
守備の要としてCBから分化してきた訳ではないので、どうしても守備が疎かだったり上背も期待できない......

日本特にJでは、ロングボールでの試合なんておいそれと観れない。だけどここ最近、ACLでの戦いを経験しているメンバーも揃っている事だしもうちょっとやれるかと期待もしていたけど、マダマダだなと改めて思いました。


『愚行』

これに触れなくてはならないほど退屈な試合だとも言えるし、成長していなかったとがっくりもします。

大久保の一発退場

股間を蹴られた、相手が先に手を出したのかどうかは分からないけど、こちらも手を出す必要はない。今何をすべきなのかを忘れて感情が先走った辺りに同情すべきものが見当たりません

冷静な判断より感情が優先した事にガックリ

大勢に影響が出なかったけど、これで負けてたらどうなるのか......

次の試合もあるのに......

かける言葉もありません。


『シュートを打つ責任』

結局、どう足掻こうがここは亜細亜だと改めて認識させられます。

逃れ得ない呪縛

だからといって安寧とコレに戯れるわけにも行かない

一番の問題は、シュートを打たない&フィニッシュで終われない事

フィニッシュで終われないから、相手にカウンターを喰らって不利な状態で守らねばならないし、長い距離を全速力で自陣まで戻らなければならない。



ゴールを外す失敗よりもシュートを打たない責任の方が遥かに重いし重罪に値すると思います



そんな所で回してどうする?

確実なシュート体勢なんてあるのか?

確実な得点なんて存在するのか?

慎重すぎる、もしくは責任逃れのパスには失望する。


ますます苦しくなる戦い

次戦はアウェーでタイ戦

ホームで滅法強いタイに勝てるのか?

プレッシャーのホームでバーレーンに勝てるのか?


何気にこれってまだ3次予選


最終予選じゃないよ(苦笑)




日本:Formation


            玉田(11)

            大久保(16)
   松井(9)               俊輔(10)

         遠藤(7)   長谷部(17)

   駒野(3)               内田(6)
         闘莉王(4)  中澤(2)

   
            楢崎(18)

【得点】
後半8分 遠藤(PK)

【交代】
後半33分 松井 ⇒ 山瀬(8)
後半46分 内田 ⇒ 今野(15)
後半46分 玉田 ⇒ 矢野(12)

【退場】
後半29分 大久保


※( )内は背番号

日本もパワープレーで、ット思ったけど10人じゃ無理か......

正直、上のシステムも今日の戦いでは意味無し

遠藤はやっぱり【PK職人】だ(笑)


タグ:オマーン
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2008年06月03日

2010W杯【アジア3次予選】日本 vs オマーン【home】

2008 6/2 日産スタジアム


ブラボ! ブラボ! ブラーボ!


久々に良い試合を観れました。

心底震えるような楽しさは久しぶりです。



『黙祷』

2日午後1時、長沼健氏がお亡くなりになられました。

謹んでご冥福をお祈りいたします。


今日のこの日にお亡くなりになられた事に、何か因縁めいたものを感じたのは私だけではないはず。それが良きにしろ悪かろうと......

悲壮感に包まれるほど重苦しい雰囲気で試合は始まりました。



何が決めてだったのか?

ココまで試合を最初から最後までコントロールして、良い時間帯で得点し、イージーに思えるほど楽な試合展開を出来た要因は何処にあったのか?


『遠藤』

一つは、DFラインのボール回し、攻撃の組み立ての最初の段階に遠藤を組み込んだ事

遠藤の使い所は悩みの種

前に持ってくれば、局地的にリズムを変える事は出来るけど、運動量がそれほどでも無いので、激しい使い方では長所を消す事になるし、前の飛び出しやゴール前でのフィニッシュには今ひとつ威力が無い。

後ろに持ってくれば、その強力なテクニックを半減させ宝の持ち腐れ、激しい守備には不向きで中々に難しい。

ただ今回に限れば、前には鉄砲玉のように激しく動ける人材が居て、傍らには同じ系統の俊輔がいて感応できる状態。激しい守備も長谷部が頑張れるならば、このチームのボールの落ち着き所として十二分にタクトを振るえました。

ここ最近の日本の弱点であったDFラインへのプレス等々、それを軽減できたのも非常に大きい。

何となくピルロを彷彿とさせるものがあります。ただそれを支えるにはガットゥーゾ(もしくはデ・ロッシかな)並みの運動量と守備力を備えたパートナーが居なくては話にならない。



『大久保』

今試合、一番運動量が激しかったのではないでしょうか?

ポジション的にはFWというよりトップ下に近い感じです。役割もFWに類する動き出しからMFに近い守備の追い込みから組み立てまで、何でもござれの状態でした。

特にボールを取られた後のファーストチェックに、瞬時に反応するあたりを見ると攻守に於いて大久保抜きでは、もはや語れない状態でしょう

何だか若かりし頃のやんちゃブリからすると、想像もつかない位大人になった大久保に驚きです(笑)

何だかトッティ? もしくはルーニーやテベスに近い感じ



『長谷部』

地味に一番きつい役回り

遠藤の運動量をカバーして、露払いに動き回り、激しい守備で大久保の次にチェックに入ってガッツリ体をぶつけて、その上で攻撃時には長い距離を走って、PA内に飛び込まなくてはならない。



『松井』

水を得た魚の如く、サイドライン際で魅せる魔術師の如きステップには感涙。

やっぱ中で動くよりライン際のほうが生きるよなぁ~

激しい当たりや守備も、フランスでのアフリカ系のゴッツイ体のぶつかり合いを経験しているからこそでしょう。激しいスライディングも強い意志と意気込みを感じました。

存在を認めて欲しい渇望そのものが今試合に全て出ていた気がします。



『俊輔』

ある意味代表の顔でもあり、危うさの象徴でもあります。

この個性の塊の集団の中でもそれを巻き込んで変化させてしまうだけの存在。だからこそ良くも悪くもなる。

比較的オマーンのマークがルーズすぎて、参考にならないほど気持ちよく動けたのではないでしょうか?



『形となったモノ』

遠藤を中心にボールを集めて、そこで前の状況を見極めてビルドアップ。中盤で大久保&長谷部で縦のパスコースを空けて、トップの玉田にボールを当てて前を向く。守備が集まってきた所でサイドに展開。松井+SB+α、俊輔+SB+αでサイドを侵食して、その間に中(PA内)に長谷部や玉田&逆サイド松井か俊輔が上がってフィニッシュ。

あとはコレを相手に読ませないように、クイックでやったりスローに展開したり、縦一本で相手DFラインの裏を突いたり等々、バリエーション豊富に攻めるだけ。

それにしても口で言うのは簡単だけど、イージーに思えるほど何でも出来たのは珍しい。

ましてやオマーンは決して弱い相手ではない。

それでも手も足も出させないほど、相手の意表を突く攻撃の仕方と、良い時間帯に得点できたことは、何も言う事は無い。



『危うさ』

出来の良さが光る分、落とされる影も濃い

主題だった前線でのプレス。ボールの獲り所と遠藤&長谷部までも駆り出して、ボールを奪取に行ったものの避けられてDFと一対一になりそうな場面もありました。ただオマーンの方もアップアップで際どいパスが回らなかっただけで、もしコレがドリブルで避けられたりワンツーで抜けられたり出来る上のチームならばと、背筋が凍る思いです。

トップの玉田や俊輔のマークが思ったよりルーズすぎて、肝心な所でボールが回せましたが、それが出来なかった時打開策があるのか?

想像の範疇を出ないけどこれもまた不安材料。特に俊輔を抑えられた時どうするかは入念な試行が必要だと思われ......

何気に目立って無かったけど、右SBの駒野。何度か危ういパスを前に出してカウンターを喰らいそうになりました。ちょっと全体の流れに乗り遅れている感は否めません。

前線の運動量が減った後半や、玉田&大久保が退いた後のゲームは全てが立ち行かなくなりました。如何に前線の動き出しが強烈だったかを物語っています。



『様子見』

今日のような試合をアウェーのオマーン戦や、日本と同格やそれよりちょい上の相手にも出来るようならば、この日本代表を支持します。

少なくともこのパフォーマンスの試合が観れるならば何ら問題ない


ただ人が入れ替わっても今試合のような事が出来るのか?それが問題

そして強国相手にもコレが通じるのか否か......



日本:Formation


            玉田(11)

            大久保(16)
     松井(9)           俊輔(10)
            長谷部(17)

            遠藤(7)
     長友(6)           駒野(3)
         闘莉王(4) 中澤(2)

            
            楢崎(18)

【得点】
前半10分 中澤
前半22分 大久保
後半04分 俊輔

【交代】
後半27分 大久保 ⇒ 香川(13)
後半34分  玉田 ⇒ 巻(12)
後半38分  長友 ⇒ 今野(15)

【警告】
長谷部、香川

※( )内は背番号

香川にはちょっと荷が重すぎか?
才能は十分だけど経験の差か......

松井にしろ遠藤にしろ、マンUのパクなどなど、当時のサンガは凄かったんだなと思う。   

それぞれのバックアップで替えが効かないのは、松井&俊輔、大久保の所か

北京五輪世代がどこまで伸びるかで、A代表の勢いが変わってきそう
それでもFWの人材は玉不足の気がするけど......


オマーン:Formation


        ムバラク(16)  アルホスニ(11)

           ドゥールビーン(10)

  マダファル(17)              アルアジミ(7)
      アルムシャイヒ(15) ハディド(8)

      エイド(4)  アシュール(5)  ファヤル(6)


             アルハブシ(1)

【得点】
なし

【交代】
後半10分 アルムシャイヒ ⇒ ハミス(2)
後半30分    ムバラク ⇒ ラビア(14)

【警告】
アルムシャイヒ、マダファル、アルホスニ

※( )内は背番号

DFラインを高めにしてくれたおかげで、苦しまなかった

マーク......特に玉田と俊輔のマークはルーズ。特に玉田でボールが収まってそこからポストで捌けたのが大きい。

アウェーでも楽勝で勝てるかといったらトンデモナイ

油断していると足元を掬われかねない相手
               



タグ:オマーン
posted by Daft at 14:03 | Comment(2) | TrackBack(7) | 岡田J | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月28日

キリンカップ2008 日本 vs パラグアイ

2008 5/27 埼玉スタジアム2002


難しい試合をしてくれるものだ

何を狙ったのか

テストに付き合わされる観客は酷だ



『意図が読めないT』

今日のメンバーだと、こうなる危険性は十分あるだろうと。ただ、一度やってみないと分からないということでトライしました。
           (パラグアイ戦後岡田監督会見スポナビ抜粋)


※補足......こうなる危険性
中盤でしつこくパスで組み立てて、前がフリーランをする事によってスペースを空けて縦パスを入りやすくしたり、パス&ランを繰り返す事によってPA付近までボール運ぶ。良い面もあるけど、パス回しにだけに囚われて肝心のフィニッシュは疎か......リスキーな分、中盤のパス回しでボールを取られると一気に失点になる。
運動量が落ちて集中力が欠如するとパス回しの精度も落ちる。そして中盤が支配できないと、短慮に直線的な攻撃や個人技に突っ走る。そしてリズムを失う......運動量を終盤まで維持するのが難しい。


まず何より、あからさまにテストや試しをお金や時間を費やして見せられる私達の存在は最初から無視されている。だから監督自ら会見で『テスト』なんて言葉が飛び出す......代表の試合でテストをするならば金を取るな!
もしプロフェッショナルの集団だと自負するならば、公式戦は戦いの場だ。心で思っていてもテストなんて口が裂けても監督自らが言わないで欲しい。テストならば練習試合でもしててくれ!

こうなる危険性が分かっていたならば、十分に対策を取れたはず。


ま、まさか、対策を練る為にやってみたなんて事は無いと思いたい


『意図が読めないU』

より混迷させているのは、コートジボワール戦と全くの別物のチームになった事。

俊輔とそれに呼応する構成(遠藤・憲剛・鈴木)ならば、これが出来る事は岡ちゃんも分かっていたはず。ならばコートジボワール戦でそれに近いものが全く出なかった方が問題

逆に、パラグアイ戦のコレが意図とは違って、コートジボワール戦の方が意に沿うモノだったのかもしれません。だとしたら御しきれない武器ほど危険なものは無い十分にこうなることを想定して対策を練っていたにも係わらず、想像を超える(岡ちゃんからみれば)暴走に、手も足も出なかったとも言えるかもしれません

岡ちゃんは何をしたいんだろうか?

どこかで折衷案を探っているように思えるけど、コートジボワール戦の岡田仕様とパラグアイ戦のオシム仕様は、全くの水と油に思える。



『水と油』

岡田仕様・・・・・・水

・ゾーンで守る事によって自分の守備範囲や行動範囲が限定
・リスクを極端に減らす為に行動が制限
・選手間の距離が広いために、ヘルプは望めない。個人で打破
・ゲーム展開が硬直すると自分ではどうすることも出来ない


オシム仕様・・・・・・油

・守備はマンマーク。個人の責任が重い
・行動や行動範囲は制限されないが、意思疎通が全て
・選手間の距離は極端。意思疎通が出来ていないとリスキー
・一度火がつくと良くも悪くも大炎上(大量失点もあれば大逆転も)


必ずしもオシムも万能ではないし全てにおいてパーフェクトではない



もともとの発想の出発点が違う事からしても水と油

どうやったら点を取られないかを出発点にしている岡ちゃん
※その例に挙げられるのがフランスW杯

どうやったら点を取れるかを出発点にしているオシム


この二つに中間があるのか?



『妥協点』

どこかで妥協・対策を計った意味では、山瀬がキーポイントだったのか知れません。ただ前半5分 PA付近でダイレクトで繋がって山瀬がボールをミートできずに外したのが全てな気がします。

タラレバですが、あそこで決まっていれば上手く転がったかもしれません。ただそれほどまでにリスキーなことは散々分かっていたはず。

オシム時代にもこの1トップの形を試したけど、上手くフィットせずに最終的に2トップにした経緯があります。このデータが全く省みられずに、ココに来てテストという形で二度も三度も見せられるのはキツイ

後半も松井を山瀬の位置に置いたりと......ズレている

山瀬も扱い所の難しい選手......トップの後ろでセカンドトップのような形が上手い選手ではあるけど、周りに流されて肝心な時に前線に居ない......かといってサイドや後方では能力が半減......前線で待ち受けるようなFW寄りのプレーより、後方からスピードに乗って突っ込むプレーが得意なMFタイプだけど、繋ぎとしては......

いっその事、山瀬のチームを作ってみれば? 岡ちゃん

中途半端に合わせようとした所で土台無理な気がします。


『怖さ』

えらく新聞は俊輔を大絶賛して持ち上げているけど、その反面一人に頼る事の怖さを全く分かっていないし、また同じ事を繰り返している。

俊輔一人でここまでガラッと変わったと言う事は、ガラッと変わるほど下地が薄い・土台が無いに等しいと言う事。

そして海外組みと国内組みと分けて考えたがる風潮

どうしても海外組みにステータスを持たせたいマスコミ

せっかくオシムが作り上げてきた等しく見る目を尽く潰したいようです


マスコミにとってはサッカーが強かろうが弱かろうが関係ない

金が入って視聴率が取れて、分かり易いスターが必要なのでしょう

それに乗っかている解説者もどうかと思う


俊輔にしてもそうだけど、松井や遠藤など主力もベテランの域。

彼らが加地のように代表引退したらどうするんだろう?

それを払拭させるほどの土台があるとは思えません。

その意味での怖さを岡ちゃん並びに、協会幹部の皆さんは分かっていない気がします。もちろんマスコミは論外(苦笑)


何だか代表もJリーグも閉塞感に包まれている......



日本:Formation


            巻(12)
   
    遠藤(7)    山瀬(8)    俊輔(10)

         鈴木(13) 憲剛(14)

    長友(27)           阿部(6)
         闘莉王(4) 寺田(2)

            
            楢崎(18)

【得点】
ナシ

【交代】
後半00分 遠藤 ⇒ 松井(9)
後半18分  巻 ⇒ 高原(19)
後半18分 鈴木 ⇒ 長谷部(17)
後半24分 阿部 ⇒ 駒野(3)
後半32分 山瀬 ⇒ 大久保(16)
後半40分 憲剛 ⇒ 今野(5)

【警告】
大久保、松井

※( )内は背番号

強制的に長友は使われていた感じがする。

素直に大久保を最初から使っていれば良いと思うのは私だけ?

阿部の使われ方が報われていない......ただの使い捨てにしか思えない
よっぽどオシムに近い選手を潰したいとしか思えない(泣)


寺田の起用はちょっと意外。ただ謎なのはオシムが召集しなかった事が不思議。

高原に関してはパフォーマンスが上がるのを辛抱強く待つしかない。ただ代表に呼ぶ事が彼のためになるかは疑問。



パラグアイ:Formation

            ボハド(11)
 エスティガリビア(17)        マルティネス(18)

            ブリテス(6)
        アキノ(8)     E・ゴンサレス(16)

 ヌニェス(14)               カニサ(4)
        ベニテス(3)   ベロン(2)

            ゴメス(1)

【得点】
ナシ

【交代】
後半21分 ボハド ⇒ ロペス(7)
後半34分 E・ゴンサレス ⇒ V・カセレス(15)
後半35分 ブリテス ⇒ L・カセレス(10)
後半35分 マルティネス ⇒ エスコバル(9)
後半37分 ヌニェス ⇒ バルブエナ(5)
後半43分 アキノ ⇒ アギラル(19)

【警告】
ブリテス、エスティガリビア

※( )内は背番号

かなり実のある相手だった

前線からのしつこいプレスと、引くときはキッチリ守る等々中東の戦い方に似ている所は助かった。

前半25分過ぎ辺りから、日本に対応して長所を消しまくっていた。

ブラジル&アルゼンチンなどテクニックが比較にならない相手としのぎを削っている国だし......日本程度のテクニックならば脅威では無いのかもしれない


スポナビ 宇都宮徹壱さんのコラムに涙
奇しくも日本代表の現状の全てを物語っています。
ファンとサポーターと協会の思惑の違いがスタンドにくっきり
私も夢(日本代表の日本化)破れても、縋り付いているだけなのかもしれない......あの時の選択が全ての間違いだと非を認めることは協会にはないでしょう。その空気読めないっぷり(あえて金づるのスポンサーのために空気読んでないのかも)も、誰の目にも明らか。このまま静かにマイナースポーツの路線を踏んでいくのかな?
10年20年経って......あの時のサッカーは面白かったなんて、昔話をする日が来るのかもしれません(涙)
posted by Daft at 11:41 | Comment(0) | TrackBack(3) | 岡田J | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月25日

キリンカップ2008 日本 vs コートジボワール

2008 5/24 豊田スタジアム




こ、これがオレ流サッカーだったのか!



な、なんて、何て凄いんだ・・・・・・岡ちゃん最高!



これが世界を驚愕させるサッカーなのか!






と、冗談はさて置き

コートジボワールに勝ちました。

面白かったですか? スッキリしました?

残念ながら私にはナニがオレ流やらサッパリ(苦笑)


えらく古臭い?クラッシクなサッカーを見せられて、これが世界をどう驚かせるのかサッパリ・・・・・・所詮素人には理解できないのでしょうか?


『SBに固執する必要があるのか?』

特に今日の試合を観て疑問に思うのは、何のパワーポイントにもならないのにSBを置く必要性があるのか?

長友をえらく岡ちゃんは褒めていましたが、確かに時々見せるフィジカルの強さなど目を引く所もあったけど、攻撃において左サイドを駆け上がってサイドを抉った場面は数えるほど......守備においても最低限の事しか出来ていません。逆サイドの駒野の出来が酷かった分かなり大甘な評価だと思います。

※初代表という事情や諸々の事を評価したい気もしますが(苦笑)

この両SBの位置に攻撃に何の付加価値も付けられず、守備において寧ろマイナス要因しか付け加えられない物を置くならば、闘莉王を置いた方がよっぽどマシな動きが出来るんじゃないかと考えてしまいます(笑)

攻撃の足しにならないならば、守備の不安を消す為にCB系の選手を4人並べたほうがよっぽどマシ

特に駒野のフィジカルのぶつかりを怖がる有様や、不用意なパスミスなどSBを置く事に懐疑的になります。後半は確実にコートジボワールに狙い撃ちにあって散々な出来でした。ウィークポイントをさらけ出して何の意味があるのやら......タラレバですけどドログバが居たら確実にココを基点にされるのではないでしょうか?

世界を驚かせる前に、世界に驚く結果になるのでは?



『学習能力の無いペース配分』

前半序盤に飛ばしまくって何とか綺麗に先制点は手に入れたものの、前半終盤からガクッと運動量が減りズルズル......結局終わってみれば、後半丸ごと運動量は回復する間もなく見せ場も無くズルズル......

オシムと決別したからなのかどうか分かりませんが、散々ペース配分の学習をしたはずなのに、あっさり忘れる鳥並みの記憶力には......

相手は中一日でやっている事をお忘れなく

そんなにガチガチ走ってたかな?

そんなに攻撃してた?と言うのが正直な印象

雨だから体力が奪われたのか?

それともコートジボワールの運動量が異常なのかな?



『フィニッシュのアイデアの欠如』

数少ない貴重な攻めの時間

ダイレクトのパスワークで相手のPA内に進入したのは、記憶や印象に残っているだけで3回ほど、その内一回で得点を決めているから確率的には素晴らしいけど......相変わらずフィニッシュ&シュートの意識の欠如はどうしようもありません。

ゴールが見えてもドフリーでパスを出すのは日本のお家芸

Jが始まって以来、シュート意識はアマチュアや社会人レベルとは比べ物にもならない程上がったかもしれません。でもそれを押し上げているのはカズやゴンなど、ほんの一握りの選手だけで、W杯出場以降で代表歴のあるメンバーで名前が挙げられるのは高原ぐらい(大黒もかな)

フィニッシュそのものが頼りない状況を加味してか、確実に狙いたいという心理がフィニッシュそのものの数を下げているのかもしれません。


でもサッカーに確実なんて事が一つでも在った例があるでしょうか?


シュート数も問題だけど、そこに至るフィニッシュへの道筋へのアイデアの欠如は一向に解決される兆しは見えません。人そのものの影響を受けやすい事柄ですが、それだけの事で済まされる物ではありません。PA内に進入するコンビネーションや、サイドを深く抉るコンビネーションがどれだけあったか?
安易なアーリーに頼って跳ね返される場面の多い事......手詰りで仕方なく......つまり数的有利状態を全く作れなかったと言って良いでしょう。

逆にコートジボワールには後半、ピッチを広く使われ、左右に振られて日本がやりたい事をそのままやられていました。アップアップの状態で走っているのにその上走らされてミジメ......


『交代の意味があったのか?』

松井を下げてまで香川を使う意味が、代表デビューの客寄せ以外に試合に何の意味があったのか?

ボロボロの中底を助かる為にタフな選手を入れるか、ウィークのSBに助け舟を出して、全体を押し上げる事の方が大事だったのではないでしょうか?

結局コートジボワールの猛攻にアップアップで何の策も無いまま、されるがままで終了の笛を待つだけ



『言い訳』

テスト、テスト、まだオレ流は始まったばかり、急な監督交代で間もない......一体何時になったら正当な評価を下す試合を向かえることが出来るのでしょうか?

どこまで待てば良いのか?

少し甘やかしすぎじゃない?


これが日本のサッカーなのかな......5年10年経った時に、これが実になるのか甚だ疑問


日本:Formation

       玉田(11)   大久保(16)
  
   遠藤(7)              松井(9)

        今野(5)  長谷部(17)

   長友(27)              駒野(3)
        闘莉王(4) 中澤(22)
 
           
           楢崎(18)

【得点】
前半21分 

【交代】
後半30分 松井 ⇒ 香川(26)
後半30分 玉田 ⇒ 矢野(20)

【警告】
ナシ

※( )内は背番号

ど〜も中盤が軽く思えて仕方が無い。

俊輔が居ないならば、憲剛を使わないとダイナミックな攻撃は無理っぽいな......それにしてもココに俊輔を入れるとして外れるのは遠藤?

今、FWで軽量級の選手に求められるのは、テベスのような献身的な守備力と豊富な運動量。重量級でなくてもやれると言う事をマンUが示したのが大きいかもしれません。

何気に加地が代表引退を表明したのはショックでした。怪我もあるけどある意味岡田監督への起用とか諸々の批判の表明と言っても良いかもしれませんね。まぁあんな使われ方じゃ代表に残る意味も無いか


コートジボワール:Formation

          
            サノゴ(20)
    アカレ(2)            エブエ(21)
          
       ティエヌ(17)   ファエ(7)

            ゾコラ(5)

    ボカ(3)             ドメル(8)
      アブドゥラエ(12)  ゾロ(22)


            ゾグボ(16)


【得点】
ナシ

【交代】
後半22分 ドメル ⇒ ロロ(6)
後半30分 アカレ ⇒ K・トラオレ(9)
後半38分 ファエ ⇒ ドゥンビア(10)

【警告】
ゾコラ、アブドゥラエ

※( )内は背番号

くどいけどコートジボワールは中一日

コロ・トゥーレも居たけど使わず。

ドログバの居ないコートジボワールは全くの別物。ドイツW杯を見た方ならばご存知のはずですが、攻撃のプレッシャー・迫力・スピード全く別次元です。ただ今期のドログバは怪我で怖さ半減と言った所でしょうか



よく代表の話で合宿の日程が組めないとか、合わせる時間が少なかったとか言われるけど、オシムの時はこれ以上に時間が少なかったように記憶しています。ギリギリまでJの試合を優先して、選考も試合終了を待って集合とかザラだった気がします。

多分、今代表に欠けているのは緊張感なのでは無いでしょうか?

パフォーマンスを落とせないと言う緊張感や落選&代表召集という励みがJの選手全員にあった気がします。今選考対象なのはチームの中心かネームバリューのある人に限られているのが傍目から見てもヒシヒシと感じられます。
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2008年05月17日

雑感あれこれ 十六ノ巻

【日本代表メンバー~キリンカップサッカー2008~】

《GK》
川口 能活
楢崎 正剛
川島 永嗣

《DF》
寺田 周平
中澤 佑二
田中 マルクス闘莉王
駒野 友一
阿部 勇樹
井川 祐輔
長友 佑都
安田 理大
内田 篤人

《MF》
中村 俊輔
遠藤 保仁
中村 憲剛
松井 大輔
鈴木 啓太
山瀬 功治
今野 泰幸
長谷部 誠
香川 真司

《FW》
高原 直泰
玉田 圭司
巻 誠一郎
前田 遼一
大久保 嘉人
矢野 貴章


『オチはついている』

客寄せパンダの俊輔・松井・長谷部等を筆頭に、呼びに呼びまくり、若手からも引き抜いてとりあえず名前のある連中を呼んだ岡ちゃん。
正直、岡ちゃんがこのメンバーを使いこなせると誰が思うのか?
未だ骨格も出来ていない岡田japanの現状を、見ぬ振りをして肉付けにえらく御執心の様子。出来上がった代表は偉く不細工なゴーレムになりそうな予感。
結局、終わってみれば実にも骨にもならない状況に、呼んだ選手に責任を押し付けて『オシムとは決別する。私の思った通りにする』を連呼しつつ、あのフランスw杯の5バックを再現! そしてピッチでカテナチオ最高と叫ぶのが目に見えてくる(苦笑)

オシムを懐かしく思います......


『運の尽き』

例の窃盗戦士を代表に呼んだ辺りから、既に岡ちゃんの運は尽きていると思う私。


『決別』

上の私の悪態を見ても分かる通り、すでに代表には諦めモード全開です。早くW杯を敗退して岡ちゃん等々協会の大掃除を期待するところが大きいです。
元々嫌いな監督ではあったけど、オシムを継承するそぶりを見せたので持ち上げてみたものの、結局元の鞘に戻ったといった所でしょうか?
一体どのくらい酷いサッカーをするのか楽しみです!



【U-23日本代表メンバー~第36回トゥーロン国際大会~】

《GK》
山本 海人
西川 周作
林 彰洋

《DF》
中村 北斗
伊野波 雅彦
水本 裕貴
田中 裕介
青山 直晃
森重 真人
吉田 麻也

《MF》
本田 拓也
谷口 博之
水野 晃樹
梶山 陽平
青山 敏弘
上田 康太
細貝 萌
本田 圭佑
梅崎 司

《FW》
李 忠成
岡崎 慎司
森本 貴幸
エスクデロ セルヒオ


『大丈夫か?』

メッシが五輪ok?とか話が出てますが、それが本当ならば俄然見る価値が増す五輪サッカーですが、日本は大丈夫なのか?
ざっくりメンバーを見ても中盤の底と前線が全く芯が無い。
エクスデロとか森本とか面白いけど柱になるかは微妙......これほどFWに魅力が無い代表も珍しい気がする。


『今ここでそれを言うか......』

金子達仁氏のスポニチサッカーコラム『日本人FWよ形より数打て』を見て、今更?感がまんまん。当ブログでも散々シュート数を取り上げてきました。シーズン初めとか終わりに物申すなら分かるけど、中途半端にネタが無い?のか、突っ込みにくい所に突っ込まないでコレを取り上げるかな......それがジャーナリストといえるのか......

言っている内容はまともです(笑)

もうちょっと声を大にして言って欲しい。FWの責任もあるけど、沈黙のプレッシャーを掛けるFW以下の無責任さ、そしてシュートを打つ事を良しとしない風土と監督の指導力の無さが問題だと思います。

数打ちゃ当たる

なんだかネガティヴな言葉に聞こえるけど、実際問題、J創設以来得点を稼いできた選手がそれを数字として表しています。日本人でもカズ・ゴンなど、決めてきた得点も多いけど打ってきたシュートの数も莫大です。決定率なんて幻想を早く取り除いて欲しい。


『ヒデを五輪代表に!?』

あまりにも冗談がきつすぎる(苦笑)
日本の歴史に残る選手だし、人気があるのも分かるけど、これは代表にも現役の選手、ヒデ本人にも失礼な話。
五輪の試合なんて見て無い人が多いのかな......
正直、ヒデには協会やFIFA関係の方が向いている気がします。
現場には向いていない気がします(苦笑)
posted by Daft at 11:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 岡田J | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月27日

2010W杯【アジア3次予選】バーレーン vs 日本【away】

2008 3/26 マナマ


微妙に盛り上げに欠ける日本

Jリーグ春の珍事に集中力が見る方も欠如気味

テンションが上がるような試合を見せてくれ!



『。。。。。。』

試合中に気付いた事、感じた事をノートに書き留めながら試合を観るようになってから随分経つけど、こんなに前半書くことが無い試合も珍しい(笑)

・バーレーンは意識的にハイボールを蹴りこんでくる
(バウンドボールを狙ってくる)
・中盤で長くボールをキープすると両者共に潰しに来る

・思い切りの良いシュートが欲しい

たった三行しか書く事が無かった(苦笑)

欠伸の出る試合内容は、後半もこの展開が続くかと思うとウンザリ



『読みの甘さ』

そんなに引っ張っても、何も出ないので結果負けた事を前提で......

 一つは試合云々以前に、既にチームの士気が低下していた事。直前の高原離脱に代表されるように、フィジカルコンデション調整能力に疑問を感じずにはいられません。高原については、Jの試合でも飛び抜けてコンディションが良かった訳ではありません。どういう基準で代表選出を決断したのか......結局怪我の最悪一歩手前でクラブに返す始末。何の為に代表に出したか意味もへったくれも無い。
 もう一つは、代表召集の読みの甘さ。特にDF(CB)召集を渋った為に、水本の怪我での離脱で急ごしらえの守備の陣容を組む事になりました。確かに阿部にしても今野にしても、そこら辺のCBよりよっぽどクレバーで確かな仕事をしてくれる事は誰もが知ってはいますが、限界がある事は分かりきった事実。彼らの評価を無為に落とすだけの試合になってしまった事は残念で仕方がありません。チーム作りの段階での読みの甘さと過信に、岡田監督を始めとしたチームスタッフに憤りを感じます。直前での稲本の代表辞退一つをとっても、代替案とか次の一手を全く用意していなかった事が窺えます。本当にアマチャンな気がします(苦笑)

 
『オシム遺産』

 この試合改めて分かった事と言えば、憲剛一人じゃどうしようにも(ゲームを)動かしようが無い。遠藤と言う拠り所が在ってこそ、現日本代表は動ける集団になる。どちらか一人でも欠けると、前半のような欠伸の出るような凡試合をしてしまう(笑)
 そして、遠藤&憲剛が揃うと動きがガッと出た事から分かるように、オシム遺産を肌で知っている組とそうでない組とでは、動きの質から選手間の共有意識が全く違う。特に玉田投入でよりその異質さが際立って見えました(※別に玉田が悪いと言う事ではないのでアシカラズ)。
 つまり前半のアレが岡田監督の全てだと私は思います。無用に動かない&自らリスクを負うことを極端に嫌う、単発でカウンターを狙ってあわよくば得点できれば良し。まさしく『脱オシム』『オシムイズムを放棄』体現した全てです。コレを協会は望んだのでしょう。試合内容より結果が全てなのですから......。
 ただ、どうしようも試合が動かなくなって仕方なく『オシム遺産』を使ったものの使いこなせずに、諸刃の結果になってしまったのは皮肉出すけどね(苦笑)


『投げ掛けられている物』

岡田イズムの真骨頂......前半のような試合を望むか
オシムイズム......リスクは伴うけど自分の色を出すサッカーか

あなたはどちらが観たいですか?

どちらが日本のこれからのサッカーに必要だと感じますか?

これはサポーター&ファンに投げかけられた問いだと、今試合を観て改めて感じました。目先(2010W杯出場)の事を考えるならば、結局は岡田イズムを推し進める以外に方法は今の所無いでしょう。ただその結果、W杯出場を果たした所で、ドイツW杯と似たり寄ったりの結果と内容になることは、目に見えている気がします。
 オシムイズムを推し進めるにしても、健康な体の人からコレを指揮出来る人を私は見つけることが出来ません。

進むも地獄 戻るも地獄

代表離れを促進するのには一役買うか(悲愴)
 
首を切るのは簡単だけど、結局手札を全て捨てた状態......協会の読みの甘さも露呈。あの時、内部昇格で様子見をしてオシムの回復を待てば良かったのかもしれません。もし(オシム復帰できずor予選敗退の危機等々)駄目でも、より緊急事態という事で代表や日本全体が堅く結束できて、岡田体制への移行がよりスムーズに出来たかもしれません。少なくともここまで中途半端な感じにはならなかったはず。

もう一つ岡田監督に付け加えるならば、時間が無い/合宿時間が足りなかったと言うような言い訳は効きません。オシムの時はもっと時間も合宿期間も短かったのは周知の事実。ここからも質と言うか手腕の差が出ている気がします。

まぁ それ以前に、怪我人続出で使える選手が居なくなるような内部スカウティングや、チーム作りで躓くような愚の骨頂は犯さないと思いますが.......改めて思うのは試合前にほぼ決着がついていた考えれば少しは楽に!?なります。


『遠くになりにけり』

オシム時代から遠ざかるにつれて遺産を食い潰した感があります。これからが岡田監督の手腕の見せ所だと思うのですが、期待できる程の何かがあるとは到底思いません。あとはジリジリ首が締まるのを待つだけか......所謂、海外組みを呼び寄せて豪華絢爛に装ってジーコの道を辿るか......

一番恐れる事は、この試合の結果で国内組みは駄目だと言うお馬鹿な理論がまかり通る事。キッチリ国内外問わずにスカウティングをして、納得できる選考をして欲しいです。それは高原や俊輔でもキッチリ線引きをしていたオシムを見習って欲しいです。

名前だけで選ぶな!



やっぱり前途多難だな......(苦笑)



バーレーン:Formation


     イスマイル・ハサン(11)   A・フバイル(9)

              
             ファタディ(4)
 サルマン・イサ(14)               オマル(15)
        サルミーン(10)  アル・ワダエイ(7)


    モハメド・ハサン(2)       マルズーキ(3)
             フセイン(16)


          サイード・ジャファル(1)


【得点】
後半32分 A・フバイル

【交代】
後半32分  サルミーン ⇒ アル・アネジ(5)
後半36分  サルマン・イサ ⇒ アーイシュ(12)
後半42分  マルズーキ ⇒ アルダキール(13)

【警告】
ファタディ, アル・ワダエイ, アル・アネジ

※( )内は背番号

いつかは負けるかもと思っていたらココで負けちゃったか
確かに前線は抜け目が無いし、思ったよりフィジカルが強いけど、あくまでも型に嵌った時に強さが際立つぐらい。特に観るべきものは......



日本:Formation


         巻(12)   大久保(16)

            山瀬(10)
   安田(5)              駒野(3)
         鈴木(13)  憲剛(14)

      今野(15)  中澤(2)   阿部(6)

            川口(1)

【得点】
なし

【交代】
後半11分 山瀬 ⇒ 遠藤(7)
後半27分 安田 ⇒ 山岸(9)
後半37分 阿部 ⇒ 玉田(11)

【警告】
阿部

※( )内は背番号

スタメン手堅すぎない?
確かにACLなど遠藤の疲れを考慮しての、山瀬の起用だと思いたいけど、起用するほど山瀬が活躍できたかは疑問。余計に憲剛の負担が増えてゲームが回らなかったのは事実。

結局、遠藤&憲剛のコンビが際立つだけの試合

それにしても守備陣を見てコレを嘆かわしいと思わないディフェンダーは居ないでしょう。これで奮起できないならば、日本のディフェンダーは死んだも同然。
   
確かに玉田の切れはずば抜けていましたが、周りの共通意識とのズレは、異質なほど際立って見えました。これを修正するのは岡田監督には無理だと思うけど......これから先初召集される面々もこんな感じなのかな



タグ:バーレーン
posted by Daft at 10:27 | Comment(3) | TrackBack(12) | 岡田J | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年03月25日

メンバー発表【A代表&北京代表】

今週は一応、代表weekです。

メンバーをぷらぷら見て行きたいと思います。


【A代表】

《GK》
川口 能活
楢崎 正剛
川島 永嗣

《DF》
中澤 佑二
駒野 友一
水本 裕貴
安田 理大
内田 篤人

《MF》
羽生 直剛
遠藤 保仁
中村 憲剛
鈴木 啓太
阿部 勇樹
山瀬 功治
今野 泰幸
山岸  智

《FW》
高原 直泰
玉田 圭司
巻 誠一郎
田代 有三
大久保嘉人


『結局、問題点は改善されず』

 何故かマスコミはFWの得点不足を突っつくけど、別にそれは日本に限った症状ではありません。それを反映してか多種多様なFWを今回連れて来ていますが、それに反して本職のDF(CB)は何人居る事やら......。
 水本が怪我で出場が微妙な状態。結局今回も阿部と今野のどちらかをバックで使うスクランブル状態。確かに前代表監督のオシムも、阿部をCBで使ったり今野をSBで使いましたが、それはあくまでも急場しのぎで使ったに過ぎません。まぁ阿部に関してはほぼ本職と同等、闘莉王や中澤と同じ感覚で使ったりもしましたが、試合中のシステムの可変に対応させる為に組入れていた節もありますしね。まともに守れる選手が、DFには中澤のみと言う現状は、得点不足云々を論じる以前に問題視されなければならないでしょう。
 ちょっと水本の怪我癖というか、代表に呼ばれた途端に怪我をするのもどうにかして欲しい(苦笑)
 手っ取り早いのはJチームの守備陣ごと代表に取り入れるのがベターだけど......期待の浦和は怪我とゴタゴタでそれどころでは無いし、川崎も同様,ガンバもそれに続く感じで、いまいちピリッとしません。鹿島という手もあるけど......スーパーゼロックスでも見せた手の早さもあるし、あの程度でイエロー取られる事を考慮すると、W杯予選のそれもアウェーの試合で、数的不利になる状況を自ら作るのは愚の骨頂。
 DF陣に関しては、Jリーグが落ち着くまで待つか、北京が終わって若手が上がってくるのを待つしかないのかな......


『見えてこない核』

岡田監督に代表を預けて初のアウェー試合。
そういえば召集をしていた稲本に直前で怪我で振られる失態。ちょっと首を傾げるのは、どんな風に稲本を使うつもりだったのかが見えてこない事。ポジションの被る鈴木を外すとしても......両脇に遠藤・憲剛が控えてトップ下?に大久保か山瀬を使う4-4-2だったのか......それを考えると走る・汗をかく・水を運ぶ選手が少ないですね。前回のドイツW杯でも問題になった中盤の連動性の無さの轍をここでも踏むつもりだったのか......一体何をしたいのかが見えてこない......分かっているのは結果的に勝つということ(苦笑)
 正直な気持ちを吐露すると......(もう一度)日本は痛い目を見た方がいい気がします。ドイツW杯だけでは飽き足らず、未だに目先の勝利や利権に喰らいつく輩が、協会内部に蔓延っている現状を考えると岡田監督と共に一掃されるのも一考する価値はあるかなと......オシムに期待していたのは、そちらの側面の方が大きかったのは事実です。オシムにポストを与えるそうですが、実権なきただの名誉職ならば要りません!
 ちょっと話がずれましたが......誰が今回の代表の核なのかが見えてきません。多分、遠藤と憲剛が核だとは思うのですが......俊輔とか松井とかその辺が入ってきても核でありえるのか? その辺の順位付けが見えてこないから、漠然とした不安が選手にもファンにもあるから、どうも盛り上がりに欠けるのかもしれません。



【北京代表】

《GK》
西川 周作
佐藤 優也

《DF》
細貝  萌
青山 直晃
田中 裕介
伊野波雅彦
森重 真人
長友 佑都

《MF》
青山 敏弘
梅崎  司
梶山 陽平
香川 真司
上田 康太
中山 博貴

《FW》
豊田 陽平
岡崎 慎司
興梠 慎三
李  忠成


『平山が代表落ちだとか......』

ふ〜ん......今更、平山が代表落ちしたところで何の感想も......むしろ今まで引っ張っていた方が凄いんじゃ? 確かにそのデカさは魅力的ではあるけど、体をもてあましている節は元々ありました。周りが期待するポストプレーは誰が見ても不得意。むしろストライカーとしての方が評価されない......まぁ点を決めていないから評価も何もと言ったところでしょうか。FC東京の城福監督の下で波に乗れないなら......


『ジワジワ』

ジワジワと下の世代に侵食されつつある北京代表。特に中盤やSB(今回A代表召集の内田&安田)など、召集されなかった柏木など攻撃の担い手は揃った感があります。それに比べてFWの顔ぶれは......それは横に置くとして、一番興味深いのは二段階飛び級の香川。世代的には水沼&柿谷と同世代(一コ上らしい)らしいけど、飛び級でW杯ユースで柏木らと共に出場したぐらいの逸材。C大阪でもレギュラーポジションを確保しているらしいです。ジックリと見たことが無いのが残念ですけど、今回の顔ぶれを見ると、長く見れそうな気配。どのぐらいフィットしているのか気になる所。


『オーバーエイジ枠』

まぁ 誰がどう見てもコレで北京でメダル......いやそれ以前に勝てると思う人は居ないはず。たとえA代表召集組みを呼んだ所で大して変わりません。考えなければならないのは自ずとオーバーエイジ枠。チームが崩れるとか何とか言うけど、勝てなければ何の価値も無いのがオリンピックのサッカー競技。それはアテネで散々味わったはず(苦笑)
 まぁ がっちり強化するならば背骨を作るのがベターだけど

 (闘莉王/中澤)-(遠藤/阿部/鈴木/憲剛)-(高原/巻/大久保)

これがベターな気がします。
闘莉王を入れるとチームカラーが変わるとか言われていますが、それは誰を入れても変わるのは当然。勝つ事を前提とするならば誰を入れたところで、それが変わるのは当然と見るべきでしょう。監督の力量次第です。


どちらの代表も前途多難だな......(苦笑)

posted by Daft at 11:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | 岡田J | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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