2008年02月26日

覇権

東アジアサッカー選手権の意義を問われるとき

必ず出てくる言葉は【友好】そして【東アジアNo1を決める】

これにどれだけの意味があるのか?


如実に感情を露にしたホスト国の中国が全てを物語ります。

夏に北京オリンピックを控え、上から押さえつけてでもマナーの向上を図ったものの、結局はスタンドではなくピッチの中から悪感情が溢れ出しスタンドに波及する始末。どんなに上から押さえつけても管理できない事を露呈する始末。

協会上層部は中国に行って餃子を食べて【友好】で済むかもしれないけど、実際にピッチに立つ人間は、足を削られ時には選手生命・命の危機を賭してまでも【友好】を念仏の如く唱えなければならない。

そんな選手をピッチに送り出すクラブ関係者やファン・サポーター、そして家族は【友好】と言う甘い言葉には騙される訳には行きません。


説明が余りにも足り無すぎる......

そんな中で宇都宮徹壱さんのコラム

【初タイトルをもたらしたもの】(1,2)

2の後半の記事で今大会の総括が記されています。


確かに男子だけを取り上げれば、ラフプレーだけが際立って取り上げられ本来の切磋琢磨から程遠い内容だけど、女子に関しては世界のトップクラスが集まって研鑽できる良い場なのかもしれません。

そして何よりも、AFC(アジアサッカー連盟)内におけるEAFF(東アジアサッカー連盟)の地位と発言力の向上、そして将来のAFCの再編と分裂に関して興味深いものが記されています。


たしかに昨年オーストラリアがオセアニアから脱退しAFCに加盟した事によって、今まで危うい均衡を保っていたAFCに少なからず波紋を起こしました。アジア杯ではまだまだ水面下でのものだったけど、イラクが優勝した事も少なからず影響は出てきます。

もっともその波紋が激しくなるのはW杯の出場のパイでしょう。

現在AFCは4+1で出場権を確保しています。実力と言うより人口比率もしくはオイルマネーで確保していると言える状況です。

そして東(韓国&日本)と西(サウジ&イラン)で危うくもパイを分け合い均衡を辛うじて保っています。

が、オーストラリアの加盟・イラクの復興・カタールなどの中東新興国やタイなどの東南アジア新興国などの第三勢力の台頭......これらが複雑に絡み合い、今まで分け合っていたパイを食い荒らす状況が考えられます。

特にオーストラリアの加盟で重心が東に傾く(逆に西に傾く)可能性もあります。オイルマネーを背景とした権力か圧倒的な人口を背景とした経済圏の戦いに......まさしくサッカーとはかけ離れた政治の匂いがプンプン

日本サッカー協会はやはり明確な戦略を提示すべきでしょう。

相手に手の内を見せたくないという意図が見え隠れしますが

正直、宇都宮さんに指摘されるまで、そこまで突っ込んでこの大会をみんなが(私も含めて)見ていたか疑問

今、AFCの再編・分裂を口に出すのは日本にとって不利以外の何物でもないけど、【友好】や【東アジアNo1】という上辺だけの物に魅力も感じないし、きちんと説明責任を果たさなければ日本国内において日本サッカー協会の支持を失う可能性もあります。実際昨年のオシム後の監督人事においてまだまだ不満が燻っているのは言うまでもありません。

ましてやEAFF(東アジアサッカー連盟)に対しても言うべき事を言って、実行させなければ、この中でさえ発言力を失う可能性も大

どこまでクラブ関係者・サポーター・ファン・選手を納得させる説明が出来るかが鍵。

ただ今まで説明が十分になされていないことだけは確か......

あげればキリがない......
昨年のアジア杯の分析はどうした? 
オシム後の監督人事の経緯はきちんと説明されたか?
 
などなど......

AFCの再編/分裂は、何もW杯だけではなくCWC(クラブワールド杯)も関係してきます。代表だけの話では無い所がミソ



それにしても「オシムより弱い」は払拭された【金子達仁】は口アングリ(苦笑)

もちろん十人十色、見る人が違えば見解も違うのは常

それでも強くなったとはどうしても思えません(苦笑)

少なくともアジア杯では相手をゴール前に釘付けにするサッカーを展開していたけど、この大会一体それが何回できたのかと数えるほど。

「考えないで走るサッカー」(@デンジャラスHな日記)に膝をポンと打った所なので、余計に......

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2008年02月24日

東アジアサッカー選手権2008 日本 vs 韓国

2008 2/23 重慶


変わったものと変わらないもの

進化したのか退化したのか

靄に包まれたまま進むのみ



ここ最近、A代表では韓国と戦う事は稀。ましてや真剣な場で闘うとなるともっと少なくなります。両者共にシードされる立場となった事もあります。直近の韓国との試合となると昨年のアジア杯の試合か......


前半......

開始三分でシュートを放った韓国

日本は17分に憲剛がポスト直撃のミドルシュートを打つまで待たなければなりません。

タイトルの条件を整理すると、日本は韓国に勝つ以外優勝はなし。韓国は引き分けでも条件次第で優勝の可能性アリ。

前半14分

韓国のカウンターを一度ブロックし跳ね返すも、二次攻撃を仕掛けられて左サイドを突破されて中にクロスを上げられて失点。


この後、韓国はガンガン前から来る事は無く、引いて守る展開。

レギュラークラスが少ないとは言え、韓国クラスに引いて守られるとそうそう突き破る事は難しい......

だからといって手を拱いても良い訳ではない。

試合を動かす為にも、自分達からアクションを仕掛けなければならない展開です。

日本はどうしたか?

何もしなかった......

ちょこちょことショートを打つものの、相手を押し込んで二次三次攻撃を仕掛けるような怒涛の攻撃など臨むべくも無く......

じりじりと焦れる展開


後半......

日本が仕掛けたのは後半18分に安田を投入してからです。

安田がドリブルで仕掛けだして、やっと日本はお目覚めのご様子。

内田も感化されたのかより前線に絡むようになります。

後半23分

日本のCKからショートコーナーから遠藤→内田→山瀬と渡り、ビューティフルなミドルシュートを山瀬が決めて日本が同点に追いつきます。

今思えば、ここから約10分間が日本の山でした(苦笑)

激しく仕掛けるも勝負どころで韓国にブロックされます。

もう一段階ギアを上げたい所でしたが、残念ながら今の日本にその力はありませんでした。

試合は、日本が次々とFWを投入するも時既に遅し、試合は動きませんでした。


今試合の展開を見ても分かるとおり、韓国に主導権を握られて、日本はその都度修正を迫られる試合でした。


問われるのは考える力!


今更感もありますが、あえて岡田監督の下で安寧とする選手に私は問います。

相手が嫌がる攻撃をする事が基本だったはず。

今日の韓国は後ろを日本が1トップでも3枚に固定。それほどまでに中を固めてきました。それならばサイド裏は空くのは必然。それにもまして中盤は状況によっては数でも有利になるはず。そして実際中盤でボールをカットしたり1vs1で取れることも稀ではありませんでした。


では何がこの閉塞感を生んだのか?

一つは《前へ押す推進力の足りなさ》

中盤でボールを奪っても、展開する前にプレスを掛けられてタイミングを逸して韓国の守備が整った状態から仕掛けなければなりませんでした。よしんば仕掛けようと前を向いた時に、前に田代+1しか居ない状況が足を止めてしまいました。ましてや追い越して走り抜ける選手は皆無といって良いでしょう。

基本的な走力・走量......考えて走るは既に過去のものなのか?


二つ目は《サイドでの基点を作れない》

今日の韓国のシステムを考えても、サイドに基点を作るのは定石

ましてや日本のシステムを考えれば、それを基点にするのは分かりきった事......だけどサイドを基点にしたものがどれほどあったか?

なんの為に4バックなのか? 1トップにしてまでもサイドに人数をかけた意味が全く無くなってしまいました。

自分のテリトリーを守る事で精一杯で、次のアクションを仕掛けるリスクを極端に恐れた姿は無様です。

点を取るという事はリスクを犯すこと

ましてや勝たなければならない状況、1-0で負けている状況でリスクを恐れているのは滑稽です(苦笑)


三つ目は《ゴールへの渇望の欠如》

もっとも大事なものです。

サッカーは点を取るゲーム

点を取る為にリスクを犯して相手のゴール前に押しかけるゲーム

そしてそのリスクを昇華させる為にゴールを奪う

その手段としてシュートを打つのです。


シュートを打つ=フィニッシュで終わる

何故フィニッシュで終わる事が良しとされるのか? 

今更言われるまでも無く、崩れた守備隊形を整える時間を稼ぐ為にもこれは必要な事です。そして精神的にも勢いと自信を付けさせチーム全体に波及させる効果があります。


日本はシュートを打てたか?

ハッキリ言って打てる場面で打てたかは誰の目にも明らかです。

これこそ責任の放棄以外の何物でもありません。

一体どれほどの人がシュートを打てと思った事か......

それでも彼らは打たない

これは日本人の極端に失敗を恐れる、又は失敗を評価しない所以なのか

私が考えるに、もうシュートを打つ事を義務(ノルマ)にしたらどうかと思います(苦笑)

代表試合でもご覧の通り、これがJリーグならばもっと打ちませんよ(笑)

普段からシュートを打たない選手に、それを求めても駄目なのかもしれません。だってシュートテクニックも打たないのならば無いのは当然の結果なのかもしれません。


【昨年(2007)のJ1-得点とシュート数-】

《top5-得点/シュート数-》
1,ジュニーニョ【川崎フロンターレ】  25/125
2,バレー   【ガンバ大阪】     20/127
3,エジミウソン【アルビレックス新潟】 19/122
4,ウェズレイ 【サンフレッチェ広島】 17/150
5,ワシントン 【浦和レッズ】     16/94

《現代表-得点/シュート数-》
大久保 嘉人 【ヴィッセル神戸】   14/92
前田 遼一  【ジュビロ磐田】    12/50 ※試合数22
山瀬 功治  【横浜F・マリノス】  11/77
播戸 竜二  【ガンバ大阪】     9/50
遠藤 保仁  【ガンバ大阪】     8/65
矢野 貴章  【アルビレックス新潟】 7/56

※Jリーグ得点順位表はこちら


ちなみにこの得点順位表は30位までしか載ってません。


愕然としてください(苦笑)


分母(シュート数)の違いが一目瞭然で違います。


効率良く得点していると褒めてるのも良し(苦笑)


如何に普段からシュートを打てて居ないのか......日本のトップクラスがこの現状です。そもそもストライカーが生まれない状況を自ら作っているとしか考えられません。

普段からシュートを打っていない状況で、この試合で打てという方が酷なのか(苦笑)

所謂、外国人にシュートを打てるチャンスが、そもそも多いとは余り感じません。彼らは貪欲にゴールを狙います。だってそれが彼らが評価され生き残る全てですから。日本人はどうか? ゴールをする事は評価されるけど、その過程で生まれるシュートそのものを評価されないし、ボカスカ打ちまくると途端に干されます(苦笑)

本当にゴールを望むならば、そういう周りの環境から変えなければ日本は沈んで行くばかりではないでしょうか?

打たなければ点は入らないし、シュート技術の向上もナシ!

もう一度もとに戻るけど、シュート(フィニッシュで終わる事)は得点だけでなく守備隊形を整える時間的猶予を作り、チームに勢いと自信をつける。



結果は同点でタイトルを逃しました。

結果として負けなかった事は評価できるけど、試合内容は北朝鮮・韓国戦共に課題が残りました。

サブ主体でここまで出来た事は評価するけど、メイン組みが入った時に上手く組み合わさる事が出来るのか一抹の不安......



日本:Formation


            田代(12) 

            遠藤(7)
       山瀬(10)      橋本(24)

         鈴木(13) 憲剛(14)
    
    加地(21)            内田(25)
         今野(2)  中澤(22)


            川口(1)

【得点】
後半23分 山瀬

【交代】
後半18分 憲剛 ⇒ 安田(5)
後半34分 橋本 ⇒ 矢野(20)
後半42分 山瀬 ⇒ 播戸(11)

【警告】
なし

※( )内は背番号

橋本のウィングは無理があるよな......それと今大会左SBは完璧な失敗でした。変に4バックにこだわる必要があったか疑問。

孤軍奮闘の中澤でしたが、逆に私は一抹の不安。彼に代わる選手の顔を思い浮かべると闘莉王と阿部ぐらい......期待の水本は初戦だけの出場......

山瀬のミドルシュート力は評価したいところですが、それ以前にゲームから消えている時間が長すぎる......レギュラーを奪うには壁はまだまだ高いです(俊輔もいれば松井も大久保も)

田代も前線で体を張ってくれましたが、それだけならば巻にでも高原でも別にいい......前を向いてシュートを打てるかが課題        


韓国:Formation


       チョ・ジンス(9)   ヨム・ギフン(11)

            オ・ジャンウン(20)
 パク・ウォンジェ(13)            イ・ジョンミン(2)
          キム・ナミル(5)
                 チョ・ウォンヒ(3)

   カン・ミンス(14) チョ・ヨンヒョン(4) カク・テフィ(16)


            キム・ヨンデ(1)


【得点】
前半15分 ヨム・ギフン(11)

【交代】
後半13分 キム・ナミル ⇒ ク・ジャチョル(21)
後半22分 チョ・ジンス ⇒ イ・グンホ(7)

【警告】
前半40分 キム・ナミル


確かに球際で厳しさは見せるには見せるけど、もっと昔ならば敵対心剥き出しで苛烈に削りに来ていたけど、ちょっと垢抜けて線が細くなった感じ

アジア杯の時もだけど印象に残らない試合をするようになった

守備やゴール前では相変わらず苛烈だけど、海外組みが揃わないと迫力が無いのは日本と同じ?



【link】
前回の東アジアサッカー選手権 韓国戦はこちら

直近の韓国戦(アジア杯3位決定戦)はこちら 




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2008年02月21日

東アジアサッカー選手権2008 中国 vs 日本

2008 2/20 重慶


靄が立ち込むピッチ

気持ち悪いくらい日本に無関心を装う重慶

不条理がまかり通る重慶の地



まず驚きを隠せなかった事は

主審及び副審が北朝鮮そして韓国で構成された審判団だった事です。

この中国戦の後に行われる韓国vs北朝鮮の当該チームが、ジャッジを行う不条理さ......それにもましてあの北朝鮮の主審&副審と言う事自体、疑心暗鬼にならない方がおかしい(苦笑)

一応国歌斉唱で目立ったブーイングはナシ(ただし場内アナウンスで制止を呼びかけていたらしい)

気持ち悪いぐらい何事もなく試合開始......


単純なサッカーをしてくるかと思った中国

DFラインを上げて中盤でのプレスを仕掛ける今風?のサッカーを展開してきました。確かに中盤の真ん中は強力な印象があります。度々日本の中底の鈴木や憲剛などがボールを取られるような場面もあり、そこからカウンターを仕掛けられたりといった場面が何度かありました。

また攻撃も思わず唸るようなサイドチェンジを見せたりもしましたが、恐怖心を抱くような物は感じませんでした。尽く要所要所で日本に潰されて何時ものロングボールを多用するようになりました。

ただ攻撃がロングボールを多用するものに変わったのに対して、守備はDFラインを上げたままで修正できず、そのギャップを日本が上手く利用している感じでした。

中国の目指したいサッカーは分かる気がします。DFラインを上げて中盤~前線でのプレスを苛烈にして、そこからショートカウンターで一気にゴール前になだれ込む。ボールの展開も一直線ではなく左右にボールを振って1vs1の状況を作って有利に試合を進める.....が、正直このサッカーをしてくるならば日本にとっては戦い易い以外の何物でもありません。

同じ土俵で勝負してくれれば、組織力を生かしたテクニックと運動量を存分に発揮できる日本のほうが上になるのは誰も目にも明らかです。

それにもましてこの日の中国はBestメンバーなのかな?

強力なストライカーが居るわけでもないし、突出したドリブラーが居る訳でもなく、DFに至っては裏にスペースがある割りに足が遅かったり、挙句の果ては田代に空中戦で負ける(!?)始末

イメージするサッカーと現実のギャップが大きい気がします。

そして観客に煽られてハイペースでオーバーワーク気味


淡々と試合を進める日本

前半17分

中盤でボールをカットしてカウンターを仕掛けます。

遠藤がアタッキングエリアでボールをキープし、左サイドをオーバーラップしてきた駒野にパス。駒野がクロスを中に入れて田代が前で潰れて、こぼれたボールを山瀬が押し込んで先制ゴール!


この後は割りと中国に猪突気味な攻撃に防戦一方の印象も受けますが、恐怖心を抱かせるものがあったかは疑問。

まぁ相手にボールを振られてサイドチェンジで数的有利な状態を作られたりとか、ロングボールの処理の仕方とか、全体が前がかりになっている時に中底でプレスを仕掛けられてボールを取られたりとか、中盤での展開の遅さと周りの出足の遅さ、フィニッシュ一歩手前でのイージーミスや、シュートの少なさなど数え上げたらキリがない......日本

サブメンバー中心で良くやったと考えるか、単純なイージーミスが多すぎると批判するか......評価が分かれる気がします。

と、サッカーらしいサッカーは前半で終了(苦笑)


後半......

やっぱりと言うかガッカリと言うか、オーバーペースが響いた中国は、ガクッと運動量もキレも落ちました。

ロングボール一本やりになりつつある攻撃。中盤のスペースもダダ開き、DFの裏も広大なスペース。

後半10分

より自由に動けるようになった憲剛から裏へ抜ける完璧なラストパス!
それに感応した安田が抜け出してDFと競り合いながらも一歩前へ!
飛び出してきたGKと接触で蹲る安田。残念ながらゴールならず......

リプレイ画面が流れて映し出されたのは、跳び蹴りを脇に喰らう安田!


いや〜中国4000年の重みを肌で受けた安田(笑)


笑っちゃいけないけど、これが中国の全てです。

所詮はその程度のものでしかない中国サッカー。ボロボロと化けの皮が剥がれて、感情をコントロールできないままラフプレーに走る。

それに乗じて鳴りを潜めていた主審が目覚める(笑)

結局、安田の跳び蹴りしたGKはイエロー判定(苦笑)

この後も不可解なファウル判定。スローイン判定。CK判定......だけど私は驚きません! 

この程度のジャッジは初めから織り込み済み!


だって主審が北朝鮮なんだもん(笑)


いや、むしろこの程度で済んだ事の方が奇跡なんじゃ?


それにしても今考えると、北朝鮮の方がむしろサッカーらしいサッカーをしていた気が(笑)

ラフプレーと頭に血が上った中国。

非常に興味深かったのは、相手の挑発や審判のジャッジに惑わされる事無く冷静だった日本。安田の負傷退場でチームがグッと締まって、そして感情を良い形(サッカー)で放出できる大人なチームであった事。

代表経験が浅い選手が多い中、これは非常に評価に繋がるのではないでしょうか?


ロングボール一本槍でパワープレイを仕掛けて来た中国

流石にこれは体格差が物をいうプレーでもあり、ボールを明確にクリアしなければイレギュラーも在り得るだけに、細心の注意を払わなければなりません。まぁ、その分広大なスペースが中国側に裏に広がっているのでカウンターチャンスでもある訳ですが......

正直、3度ほど引導を渡せるシュートがあったものの、枠を外す辺りはまだまだだかな......

後半は波乱があったものの日本が勝利


予想外に日本にとって経験という得るものがありました。

特に若手にとっては、これから先を考えると、コレを経験できたのは大きかったです。


所詮は中国くおりてぃ〜

目指すサッカーも違うならば、目指す場所も違います。

あくまでもアジア(特亜)のサッカーに終止し、目先の事しか考えられない者と一緒のカテゴリーで捉えられたくはありません。


日本の目指すものは世界であり、志が違います!


ラフプレーの横行、そしてそれを助長させるジャッジと、これが続くならば、わざわざ怪我をさせる為にサッカーをさせる事に何の意味があるのか?

全く前回と何も変わっていません。

成長の跡は皆無。

この大会にどれほどの意義があるのか。もう一度議論をすべきだと思います。ただ友好という甘い言葉に惑わされて、餃子を食えとか言ってる場合じゃないですよ(苦笑)



今日の試合、遠藤・憲剛・山瀬が絡むと中々面白かったです。

何時もにもまして遠藤がチームを引っ張っていたもの垣間見えたし、憲剛が居ると遠藤の負担も減るしピッチを広く使える。山瀬が思ったより得点感覚がある事に興味を覚えました。

安田の負傷は残念ですが、改めてこのタイプの選手は有効だなと感じます。

緊迫した試合経験も学べたし、思わぬ収穫でした。


それにしても安田は大丈夫なのかな?




日本:Formation


            田代(12)

            遠藤(7)
      安田(5)         山瀬(10)
               憲剛(14)
           鈴木(13)

  駒野(3)   今野(2)    中澤(22)   内田(25)

            楢崎(18)


【得点】
前半17分 山瀬

【交代】
後半00分 駒野 ⇒ 加地(21)
後半14分 安田 ⇒ 羽生(8)
後半46分 山瀬 ⇒ 橋本(24)

【警告】
後半35分 中澤
後半39分 鈴木


前回の中国戦はこちら

時の流れを感じずにはいられません。                       




【リンク】
安田理大公式ブログ
↑どうやら異常が無かった様子で一安心!
安田の明るさが救い......それにしても十六文キックって(笑)

★【スポーツナビ】東アジアの危機~宇都宮徹壱~
何時もながら非常に興味を引くコラムです。
またメディア側に立つ方からの今大会や協会に対する忌憚の無い意見が見れます。
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2008年02月18日

東アジアサッカー選手権2008 日本 vs 北朝鮮

2008 2/17 重慶


これが中国くおりてぃ〜

この国に変わる事を期待するほうが酷(苦笑)

お決まりの国歌斉唱のブーイング等々

オリンピックを開催するには程遠い......


変な雰囲気に臆したのかギコチナイ日本

不安的中で相手CKからの流れを止められず、最後はチョン・テセにゴリゴリ押し込まれて先制点を謙譲

いやはや......

ビビリまくって、二の手三の手を相手に取られた後の失態だけに言葉を失う以外にありません。

何よりもビビるな!

ここから規定道理に、さっさと引いた北朝鮮に対して、ハーフウェイラインを越えられない日本

内田の冷静なテクニックで、北朝鮮のタックルを避けた辺りから、やっと目が覚めた日本

普通に戦えばなんて事はないはず......


それにしても今日のFWはパス要員?

そろいも揃って高原や巻の真似事をする余り、自分が何処に居るのか忘れたご様子。ボールをトラップ一つとっても前を向く事をせずに、味方に落とす事ばかり......シュートを打てるような位置でもパス・パス・パス.......

流石パスサッカー(笑)

前半の見所はビビッた日本と右サイドで魅せた内田とチョン・テセぐらい



後半が始まっても状況は変わらず

カウンターを仕掛けられて、水本がこの日2回ぐらいチョン・テセにやられてかなり際どいアタックを仕掛けられました。

これがワールドクラスならば失点を覚悟しなければならないでしょう

水本は何が何でも止める気力を見せて欲しい

この程度で燻っては困る。



たまにミドルシュートを打つものの枠に飛ぶものはなし。

PA内に入ってのショートすらない状況で......それ以前にPA内に入った攻撃があったか定かではありません。



交代で流れを変えようと前田と安田を投入

安田の左サイドの仕掛けと突破からクロスを上げて、GKが弾いたところを前田がキッチリ頭で押し込んで同点

流石にピッチ外から見て何が必要か分かっていた様で良い仕事をしてくれました。

流石にポストプレーは前田の方が一枚も二枚も上。やっとらしい日本の形になって、ようやく目が覚めた田代も前を向くプレーを見せ始めますが、肝心なところで横パスや際どいパスをカットされてカウンターを喰らう始末。

結局終わってみればグダグダの内容とドローと言う結果



やりたい事をやろうとしているのは分かります。

FWに楔のパスを入れて、近くの前を向いている選手にパスを預けてそこから展開。これを連続で繰り返してゴール前まで押し込む......

ワンパターーーーーン
一つでも躓くとパタッと足が止まるのはお約束

だって応用できないのがミソだもの(苦笑)

ずっとこれに拘っている割に、これで相手のアタッキングエリアに押し込んだ事って数えるほどしかないんじゃ?

オシムの頃はもっと単純にこれが出来たのにな~(懐)


絵に描いた餅ばかりを追い求めて周りが見えていない


同じところをグルグル回っている状況は飽きます。

ピッチ外で見てきたサブ組みがこの程度ならば、あまり期待する所はありません。


それにしても鹿島のFWはみんな同じプレーをするな〜っと

田代も某鈴木に見えてしまう(笑)



日本:Formation


         田代(12)  播戸(11)

     山岸(9)    羽生(8)   遠藤(7)

            鈴木(13)
                        内田(25)
 加地(21)   水本(15)  中澤(22)

            川島(1)

【得点】
後半24分 前田

【交代】
後半19分  播戸 ⇒ 前田(17)
後半19分  山岸 ⇒ 安田(5)
後半32分  内田 ⇒ 駒野(3)

【警告】
加地


左SBの加地は机上の空論

途中投入の駒野も流れを変えるほどの意味があったのか疑問

前回の大会も三都主で苦しんでたけど......(笑)

ついでに前回大会の北朝鮮戦(こちら)


赤絨毯をチョコチョコ見ていた人も多いんじゃ?(笑)

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2008年02月07日

2010W杯【アジア3次予選】 日本 vs タイ 【home】

2008 2/6

閑散としたスタンドを余所に
小雪の舞い散るピッチでは白い蒸気と息に包まれた選手が動き回る

見てても寒くなる光景です。
小雪でも体に付着すれば溶けるし、そして体温を奪う。
タイはもちろん日本にとっても、雪が降る中サッカーをするなんて早々ありませんしね。

こんな中で始まったワールドカップ予選

まぁ 日本がホームと言う事もあってか、日本が攻めてタイが守るパターンに落ち着きます。

想定内の事とはいえやっぱりゴール前を固められた時どうするかは、近年の日本の大きな課題

タイはゴール前中をシッカリ固めた上に、サイドで展開する(クロスを上げる)選手にも二人マークを付けるなど万全な体制でしたが、如何せんゴールライン間際での守備がルーズ(汗)

何を思ったか繋ごうとしたり、自らCKを日本に謙譲したりと、集中力の欠如? awayでの弱さを露呈してくれます。



それでも中々チャンスを得点に繋げられない日本。

一つはサイドでのクロスのタイミングでしょう。

またまた個人攻撃っぽくなるけど、駒野の執拗な切り替えしでタイミングを散々失った場面には、お先真っ暗です。

彼が左利きで無いが為に起こった事とは理解はするけど、もっと出来たはず。

ここ最近のプレミアリーグを参照してみて、単純なクロスを上げるのはパワープレーを仕掛ける時位でSBの選手は滅多らやったら上げません。もちろん4強+といった所ですが、ベターなクロスの選択よりベストなゴールライン際への切れ込みからのクロスの方がより確立が高い訳で......

そもそも単純なSBのクロス自体が主流でなくなりつつある現在。もちろん前提として強力なCBがゴール前に立ちはだかる世界基準を前提とした話です。

攻撃参加するSBの求められ物が急激に変わっている気がします。

クロスを上げれるパス精度をMFと同じレベルでショートパスを繋いでより深く相手の陣地を抉って、守備マークが薄い中をPA内で勝負できるほどの人材が求められているのかもしれません。

※その上に守備と何十回もピッチを往復できる体力(苦笑)

後半内田がちょこっとその片鱗を見せてはくれましたが、まだまだ決定的な攻撃のアクセントには程遠いかな?



かなり話がずれてきたけど

相手がゴール前を固めてきたら飛び道具も有効なわけで

前半21分の遠藤のFKは有効でした。

ただその後の失点はとても褒められるものではありません。

気の抜けた守備から、バイタルエリアを突かれて、ポッカリマークを空けてしまいタイのティーラテープに100%のシュートを打たれて同点

浮かれた足元をアッサリと掬われて笑うしかありません。

二度とこんな事は無いと願うばかりです。


後半9分 左サイドのゴールライン間際から山瀬が果敢にドリブル突破

最後はくだくだになったけどフォアチェックから跳ね返りに反応した大久保が追加点

ジーコ時代は散々だった大久保もあの呪縛は何だったの?と言うほどの得点ぶり(笑)

このあとタイの選手が二枚目のカードを貰って退場で10人に

その後はセットプレーでの得点を重ねて楽勝ムードに......


点を取れるときに取る事の難しさ

今日はセットプレーを中心に点を取る事が出来ました。

できれば流れの中での得点が欲しかった。

完璧に相手を崩してシュートの流れは数えるほど

その上で枠内に飛ばしたシュートはもっと数えるほど。

勝っても負けても悩みは尽きません


タイにしてもawayではこの程度だけどhomeでは別の顔を見せるし油断は禁物。


とりあえず結果を出して船出した岡田監督

まだまだ満足には程遠いし、人材的にも乏しい、戦術も未完成

結果が全ての監督にとってはまだまだ試練が続きそうな予感。


日本:Formation


        高原    大久保
           山瀬
     遠藤         憲剛
           鈴木
                  内田

   駒野   阿部    中澤

           川口

【得点】
前半21分 遠藤
後半09分 大久保
後半21分 高原
後半46分 巻

【交代】
後半23分 山瀬 ⇒ 巻
後半36分 高原 ⇒ 播戸
後半42分 大久保 ⇒ 羽生

【警告】
なし


気なったのは試合の行方決まった後、播戸&巻が投入後全体が極端に間延びした所です。前線はイケイケで突っかけるけど中盤以後は足が止まってここでボールを取られてカウンターを何本か仕掛けられました。ピッチ上の全員が共通の意識をもって今何をすべきかをもっと徹底して欲しいです。こんな隙を見せているようでは必ず足を掬われます。   
タグ:2010W杯
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2008年01月31日

キリンチャレンジカップ2008 日本 vs ボスニア・ヘルツェゴビナ

2008 1/30


ボスニア・ヘルツェゴビナ
記憶とブログを辿って見ると、出てくるのは2006W杯イヤーの親善試合の模様。アメリカ遠征を終えてその流れのまま、ブラジル戦の会場となるドイツ・ドルトムントでの仮想クロアチアを考慮した試合でした。

前後の流れから言うと

アメリカ戦で基本的な差を見せ付けられて惨敗。

乗り込んだドイツの地でボスニア・ヘルツェゴビナに2-2のドロー。出てくるのは課題と重い雰囲気だけ。

W杯直前の試合でドイツ相手に善戦。しかし今振り返ればピークがここだった(笑)

次のマルタ戦。完全に格下と思って勢いをつける試合でしょっぱい試合。

W杯で無様な惨敗

W杯後。ジーコ『日本人はフィジカルがないから勝てないんだよ』捨て台詞を吐いて代表監督退任(苦笑)


【リンク】※上記の試合の当ブログの記事です
アメリカ
ボスニア・ヘルツェゴビナ
ドイツ
マルタ


さて今回のボスニア・ヘルツェゴビナは、前回の対戦ほどプレッシャーも強くありませんでした。ただ高い壁状態でまったく無意味です。
確かにPA内での強さや粘りはキラリとするものはありましたが......

その中での3点は全くとは言いすぎですが、評価のしようがありません

もっとも課題だった事を置き去りにしたまま勝利に浮かれている姿は無様です。


オシム時代の最大の課題はゴール前&PA内での崩しでした。


今試合を見る限り現状は......

やっとオシム時代の課題前の状態に戻ったに過ぎません。

特に顕著に現れているのが後半20分前後の時間帯です。

パスを回し、ボールを拾ってゴール前まで押しかける事は出来るけど、PA内に入れない。入ったとしてもシュートを打てない。ボールを回すだけに終止してボスニア・ヘルツェゴビナの壁に跳ね返される。

結局、何本ものCKからやっと先制し、相手が攻めッ気を出してきたところをカウンターで得点

確かにセットプレーからでも相手を崩した事は評価は出来るけど、以前として課題はクリアせず。

いやむしろ課題以前にボールをゴール前に運ぶのでさえ苦労してやっとの雰囲気(泣)

憲剛の視野の広さで辛うじて救われているだけで、それがなかったらボロボロ



やっぱり圧倒的に少ないのは枠内シュートとドリブル

狭い地域でのパスに拘って自分で前を向く事をしない。

現在の岡田監督の肝であるFWのポストプレーが今日の試合は出来ていたけど、正直これから先の戦いで今日ほど容易に出来るとはトテモ思えません。

もっとも肝の部分でチリに散々潰された事を思えば、タイなど思いっきりこの戦法を取ってくる事は目に見えています。


その上でPA内での崩しは打開策はなし


いや......あるとすれば今試合の大久保(山瀬)のポジションからの積極的な飛び出し何だけど

正直、戦術の古臭さが気になります。

いやもっと気になるのは監督?と選手とのイメージの違いが古臭さを演出している気がします。

監督?としては2列目からの飛び出しはもちろんシャドーストライカーとしてポジションを頻繁に変えながらFWをサポートする

選手(大久保・山瀬)一寸前のトップ下気取り?MFの一部としてスルーパスなどでFWをサポート

特に大久保がスルーパス(前半の所で)を出したのには苦笑しちゃいました。ドリブルで突っかけても良さそうなところだったのに


う〜ん 正直選手の考えが、もしかしたら岡田監督の考えだとも考えられるし......どっちにしても古臭い感じがします。


結局、トップ下崩れを置く手法は、アジアでは何とか通じても、世界に出ると真ん中は何処のチームも強力で、よっぽど力の差が無い限り
崩せません。
だから現在サイドに強力なプレイヤーが集中しています。その例がメッシでありC・ロナウドであると考えられます。

すごくジレンマを感じるのは、日本が3トップで最初から出発すると最初のポジションに拘ったり守備をしなかったり結局何処まで行っても3トップのままで臨機応変に対処できないでしょう。

だから2+1の状態で出発したのではないかと推察します。(であって欲しい)

現在DF陣の4か3かは問題にすらなりません。

その意味でFW陣+MF陣の臨機応変のなさが気になります。

何故か妙に岡田監督を庇っている風の自分が気持ち悪い(笑)


ドリブルに関して、別に1vs1の状況で相手を抜けると思うほど能力の高い選手はザラにはいないと思いますし、抜ける事を期待もしません(笑)

ただ姿勢として自分で前を向く、仕掛けるだけは誰でも出来るはず、パスありきの姿勢では相手の守備を容易にするだけで全くプラスにもなにもなりません。

これはプレミアを見てシミジミ感じたました。

この姿勢そのものが海外と日本の差だと思います。

まだまだ課題解決には程遠いなぁ......



ちょっと個人評

内田は確かに良い選手

パスセンスや視野の広さなど今までの右SBには無い物を持っています。

まぁシュートを打てる場面でパスの選択には、柳沢か!と突っ込みを入れたくもなるけど概ね積極性は良い感じ

ただ守備に関しては思いっきり攻めた裏を突かれたりと課題は多い

悪い方向に向かうと左SB時代の三都主化する恐れもあるので注意深く見守って行きたい所です。


逆に左SBの駒野の存在価値があるのか右を見ると大いに疑問

守備もはそこそこ、攻撃は遠く及ばず......

むしろ三都主を置いた方が問題もあるけど可能性の分まだましだと感じるほど無駄に思えます。

または、内田の攻撃を生かすためにも左に阿部を置いて、3バックに対応できる様にして、内田の攻めた後ろをカバーする為にもう一人CBを置いても良いかもと思わせます。


チリに今日のような内容と結果だとまだ良かったのだけれど......


それにしても久しぶりのオシムは元気そうだったですね。

歩みはまだまだ病み上がりを感じさせるけど、試合の合間に軽食をバクバク食べている姿には笑っちゃいました。

小言も出たそうで、早く実のある協会のポジションに就いて助言をして欲しいところです。



日本:Formation


        高原     巻

           大久保
     遠藤           憲剛
                
           鈴木
   駒野               内田
        阿部     中澤

           楢崎


【得点】
後半23分 中澤
後半38分 山瀬
後半43分 山瀬

【交代】
前半34分  巻  ⇒ 山瀬(負傷交代)
後半33分  憲剛 ⇒ 今野
後半37分  高原 ⇒ 播戸(負傷交代?)
後半43分 大久保 ⇒ 羽生 

【警告】
前半27分 憲剛

試合は3-0で勝利

posted by Daft at 12:39 | Comment(2) | TrackBack(2) | 岡田J | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月27日

キリンチャレンジカップ2008 日本 vs チリ

2008 1/26 国立競技場


余りワクワクしない代表戦も珍しい

むしろ穴を探そうと必死な自分が愚かにも思えます。


システムは4-1-3-2

多分想像するに理想と現実の妥協の産物です。

それですらまともに機能しなかった。


試合が進むにつれて感じるのは、岡田監督を批判する以前に選手個々人の消化の遅さ(戦術・用兵・個人を含む)です

確かに監督は変わった

それに積み重ねてきた戦術も変わりました。

ただし戦術に関しては岡田監督の妥協もあり、別の方向もしくは翻訳を変えただけのアプローチの違いだけです。

『接近・展開・連続』なんて『考えて走る』に明確な方向性を示しただけでやろうとしている事は変わりありません。

一番失望するのは今まで積み重ねてきたものを捨てて盲目の羊に成り下がった事


これほど日本人が厄介だと感じたことはありません。

確かに我を出さず集団に尽くす、または指導者に尽くす非常に生真面目だとは思いますが、己を個人を出さない考える事をやめてしまう側面もあります。

何故愚直なまでに同じ失態を繰り返すのか?

相手に通じないと思う事を何故に即座に変えないのか?

できる事をしないで傍観するのは歯がゆい


一番腹立たしかったのはボールを奪取した後の展開

必ず後ろの前を向いている選手に預けてそこから展開させようと愚直なまでに続けていた事。
思いっきり相手にそれを読まれているにも拘らず馬鹿か?と思うほどに続けるさまは愚か

自分でキープできる状況でも相手に預けたがる......

そこで結局ボールを獲られる様は愚か

確かに個人の能力には自ずと限界がありどうしても日本人には集団に頼る傾向があります。現実に集団で何とかなってしまう所もありますが、集団でさえも状況に応じては不利な立場もあることを認識して見てはどうでしょうか?

集団と個人のバランスを取るのがサッカーの醍醐味な気がします。

それにしてもシチュエーションに応じて考える事を止めて型にはまった考え方しか出来ない選手はこれから先伸びる事はないでしょう。

オシムだろうが岡田監督だろうがバッサリ切る事でしょう。


岡田監督のやろうとしている事はあくまでもオシムのサッカーの上に成り立っています。あんな面白い(オシム)サッカーが出来るならば
やってやれない事はないと思って引き受けたんじゃないでしょうか?

今回の『接近・展開・連続』なんてまさにオシムサッカーのアプローチの違いだけです。

愚の骨頂と貶した上記の展開の部分も、考えている事は網の目(もしくは蜘蛛の目)上に散らしたパスコースを瞬時に判断して相手のゴールにたどり着きたいという翻訳の違いに他なりません。

ただ如何せん直線的な印象は感じるし柔軟性に欠けている印象は拭い切れませんけどね(苦笑)


それにしてもまさか元に戻る(ゼロになってしまう)とは想像も出来なかった。

本当に日本人って積み重ねを無視できるんだなぁ〜(笑)

一から作る事に何の疑問も持たないところが凄い

不器用だな......もうちょっと我を出す人が居ても良いのに(苦笑)

その意味では大久保が期待を裏切らず反骨精神で我を出してくれました(笑)


予測を超える&裏切ってくれる大久保

これほど頼もしいと感じたことはありません。

守備に関しては目を覆いたくなるけどその負けん気は買いです!

ちょっぴり大人にもなって手を出さなくなったし(苦笑)


あと気になったのは右SBの内田

確かに物足りなさを感じはしたけどもっとやれる可能性も感じました

加地がやってもあの程度でしょうし、能力が同じならば若い方を伸びる余地がある方を選ぶのは仕方がない


それに反して左SBの駒野は頭痛の種

確かにあくまでも本職は右の駒野にとってこの評価は頭にくるかもしれませんが、ピッチに出た以上右だろうが左だろうが基本やろうとする事は同じ

無為にバックパスしたりミスパスだったりと右でも左でもこの失策は同じ事

左SBは今後も日本の課題。特に左利き。

人材の早急な発掘・育成が何よりも急がれます。


それにしてもここ最近で顔の見えない中盤を経験したのは初めてです

海外の試合(プレミア等々)で見ることはあっても、まさか日本代表の試合でそれを経験するとは思っても見ないことでした。

面白みに欠ける・武器を持たない中盤

個を消して集団に徹するとこんなものかと思ってしまう。

正直、中田とか俊輔とかそれ以前の中盤の選手ならば、この程度の戦術や理論武装なんてぶっ飛ばすほどのバイタリティーや抑え切れない個性があったのに......

御しやすい事が逆に厄介だとは想いもしませんでした(苦笑)



日本:Formation


        高原  巻

   山岸     遠藤     憲剛

          鈴木
   
   駒野   阿部  中澤   内田

          川口


【得点】
なし

【交代】
後半12分 山岸 ⇒ 羽生
後半17分 高原 ⇒ 大久保
後半26分 内田 ⇒ 加地
後半35分 憲剛 ⇒ 山瀬
後半35分  巻 ⇒ 矢野

【警告】
後半42分 矢野

   
やろうとしている事は分かるけど

結局長所を生かせずまま短所を補うばかりで見せ場なし

むしろチリが上手く日本を守勢に回せるほど凄かったと言った方が良いか......






posted by Daft at 14:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | 岡田J | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月25日

キリンチャレンジカップ2008 メンバー発表

1/26のチリ戦
1/30のボスニア・ヘルツェゴビナ戦へ向けてメンバー発表が行われました。

【GK】
川口 能活
楢崎 正剛
川島 永嗣

【DF】
中澤 佑二
坪井 慶介
加地  亮
駒野 友一
岩政 大樹
水本 裕貴
内田 篤人

【MF】
橋本 英郎
羽生 直剛
遠藤 保仁
中村 憲剛
鈴木 啓太
阿部 勇樹
山瀬 功治
今野 泰幸
山岸  智

【FW】
高原 直泰
播戸 竜二
巻 誠一郎
前田 遼一
大久保嘉人
矢野 貴章


初選出で生き残ったのは岩政だけ
結局はオシム体制下で生き残った面々ばかりです。

一つ言えるのはオシムに直接指導を受けた面々とそうでない面々とでは(能力ではなく戦術面で)かなりの差があるということ。

極端にその岡田新体制の色を出そうとして大量投入すれば、崩壊は目に見えていて、オシム体制下と比べて歴然とした稚拙さが目立つはずです。

それをやらなかったのは賢いのか保身なのか......


ちなみに代表漏れの選手は

【GK】
西川 周作

【DF】
徳永 悠平
青山 直晃
安田 理大

【MF】
水野 晃樹
長谷部 誠
本田 圭佑
※長谷部・本田は海外移籍の為に代表合宿も辞退

【FW】
田代 有三

やっぱり違和感ありまくりなのは徳永
確かに数年前の徳永の聞こえてくる評判は凄いものがありましたが、FC東京での試合を見る限り凡庸以外の何物でもありません。

あと田代???

J1得点ランキングにも乗ってない選手が???

鹿島がここのところ調子がいいから選ばれたのかな?


結局選考で変わった所は見えませんでしたが、試合で見極めるしかありません。

協会の方針は結果のみです。

これは岡田監督の選考基準そのものですから、試合内容云々は問うのはお門違いです。
善戦とか惜敗とか表層マスコミの言葉に惑わされてはいけません。



今から考えても代表監督の選考をめぐる動きは不可解なものが多いです。

特に一番不可解なのはオシムが倒れたときに、協会に連絡が行くまで1時間以上時間を費やした事です。

脳梗塞は突発的なものだったとしても心臓発作の持病は協会内部でも知られた周知の事実。

それを分かった上で緊急連絡網が完備されていなかった事実は、協会内部のクーデターが会ったのでは?と邪推してしまいます。

オシムが倒れた後の急速な岡田新監督への移行もシナリオが予め練られた感じは否めません。

これに岡田さんが絡んでいたとは考えられないけど、小野さんの独断ともとれる新監督打診の自信に満ちた言動は不可解に映ります。

それに川淵キャプテンの涙の会見が、今となってはその流れがオシムが倒れた時点で、協会内部から突き上げがあったのではないかと考えてしまいます。

邪推に越した事はないのですが......


唯一救いは、オシムの急速な回復振りとらしいコメントの数々

ボスニア戦に観戦予定だとかで久しぶりに元気な姿を見れるのは何よりも嬉しい限りです。

何としても良い結果と良い内容を見せて欲しいところです。
posted by Daft at 18:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | 岡田J | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月28日

岡田武史氏 代表監督復帰に嫌悪感

正直、岡田武史氏の代表監督復帰の流れは余程の事がない限り止められないでしょう。


残念です。


この人選を行った協会に深い失望を表明します


確かに、オシム監督を更迭したわけではなく、病気による監督交代は代わって指揮を執る監督にとって非常にリスクを孕むものがあります

常に前任者と比較され、結果を問われます

その中で岡田武史氏に白羽の矢が立ったのだと思われます。

現状どこのクラブチームの指揮を執っていないフリーランスな立場も考慮されたのでしょう。

オシム監督の引き抜きに問題があっただけに......


それでも言います。


オシムイズムからの後退を暗に示した と

どんなに『日本サッカーの日本化』を標榜したところで、内容より結果を協会が選択したのだ と

散々ドイツW杯で恥を掻いたにも拘らず、本選での結果や内容より、何が何でもW杯に行く事を選んだのでしょう

結局はW杯出場に付随するがすべてなのか?

どんなにファンやサポーターが日本を強くしたいと願っても

その想いが全く協会に伝わっていない

何故にアジアカップで4強に甘んじて、誰もオシムを責めなかったのか考える事すらなかったのでしょうか?



フランスW杯から10年(アメリカW杯から14年)

何時までたっても何も変わらない協会

10年たっても人材ネットワークがこの程度なのかと嘆きたくなる



これとは別に個人的に岡田武史氏は好きにはなれません。

一つはフランスW杯でカズや北沢を外して散々な結果だった事
ベタベタに6バックで臨んであの結果です。

もう一つは、確かに横浜FマリノスはJを制覇しましたが、あれが日本のスタンダードに成り得るほどのものだったかは大いに疑問。
オシムと真逆で徹底的な守備偏重とカウンター主体。マリノス退任前の選手リストを見ればその育成手腕や起用法に疑問を呈せずにはいられません。(マリノスファンの方申し訳ありません)


何でこれほどまでに岡田信奉者が多いのか......理解に苦しみます。


ジョホールバルの歓喜.......

確かにあの頃は喜んだし、初のW杯出場に歓喜しました。

でも、もうそこから日本は一歩も二歩も進みました。

W杯出場だけでは誰も見向きもしません。

W杯本選でこそ結果と内容を問われている現状を理解しているのか


本当にあのドイツW杯の虚無感は何だったのだろう......



はたしてTV評論家やスポーツ新聞評論家様たちは、どんな反応をするのでしょうか?

流れに逆らう事をせず 当たり障りのないコメントを出すのかな?
posted by Daft at 18:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 岡田J | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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